やあ、みんな元気?
おいら竜宮城に行ってきたんだぜ。
なんだって?
うらやましー太郎?
ちょっとイマイチだね。
そういう訳で御座いまして、噺を続けまする。
兄島に海中公園というのがございます。そこでなんとも幸運なことに、べんべんべん!MISS PAPAYAが座礁してくれたのであります!ですからごゆるりと海中を見られたご一行であった!そこへ現れたるは海上自衛隊の駆逐艦!!
いやいや座礁したら大変だった。駆逐されても大変だった。停泊して、そこからシュノーケリングってやつが出来る。正直言って大して期待してなかったが…
その前に、ウエットスーツの件
借りたウエットスーツ、あるいはマイ・ウエットスーツは船内でほとんど全員が着用している。季節柄風が寒いというのもあるが、ドルフィンが現れたとき、すぐ一緒に泳ぐためだ。ただし、着た後、上半身部分ははだけて、だらんと腰辺りにたらすというちょっと渋谷辺りのガキでも真似できない「腰履き」だ!
で、海中公園に到着。実際公園になってるのではなく、そういう名称なのだ。
すごいざます!
ほんまに竜宮城でおます!
船の上からでも膨大な数の魚、サンゴ礁がばっちり見える。
喜び勇んで、ゴーグル&管を着用し、いざ海中へ
いやいやすごかった。ダイビングじゃなくても、キレイでしたよー
田中さんが初めてここに来たとき、「ほんとに竜宮城かと思った」と言っていて、
んなわけないでしょ と小さく突っ込みを入れていたふるちん(仮名)だったが。ナポレオンフィッシュそっくりのでかい魚もいたし。一生食いきれないほどの魚だらけだ。しかも、船上からご飯つぶを撒くのでその近辺海域にはまさに芋を洗うがごとく魚だらけ。でも、誰かがご飯撒きすぎて、魚よりご飯だらけになっていたが。
残念ながら写真はない。水中に入れられるカメラではなかったので。海中遊泳を続ける俺、
しかし、
寒い 寒すぎる…
寒くて死にそうになった。立ち泳ぎもできないくせに、竜宮している鬼に寒くねえか?と聞いたら、「んにゃ!」だと。
確か50分ぐらい停泊してると言ってたので、もう45分ぐらい経っただろうと、海上から、たかちゃん(仮名のクルー)に「後、何分すか?」と聞いたら、船長に聞いてくれて
あと、30分は大丈夫!
と、人の気も知らないことを言われた。鬼だけではなく、他の婦女子もすいすいエンジョイ・シュノーケリングしているのを見ると、
ここで上がったら男がすたる
とやせ我慢。 負けるなふるちん ここにあり
ここはオホーツク海か!
しょうがないのでウエット・スーツの中でお○っこした。まさにウエットだ。暖かかった。パパヤのみなさん、ごめんなさい。
やっとそろそろ行きマース!と声がかかったので、オホーツクから開放された。水揚げされた蟹の気持ちになった。
船上に上がって、ふと下を見た
なぬ?なぬなぬなぬーー!?
足首のジッパー止めてない!( ̄ロ ̄lll)
んだよー
そういうことかよー。解けて見れば謎は実に簡単であった。金田一を呼ぶ手間が省けた。
そして、誰もその点を指摘してくれなかったという事実は日頃の行いが全て起点となっていることを自覚した。
でも、きれいだったし、楽しかったですよー。竜宮城でしたよー。
今日の教訓
足元を見れば
その人が分かる