宙は産みの母親(花野)と離れ、叔母一家と暮らしていた。しかし叔母達がシンガポールに引っ越す時、花野と暮らすように言われた。大きなボロ屋敷で一人暮らしの花野は有名な画家だが、料理は作らず、娘のことを顧みることがない。しかし花野の後輩男性のやっちゃんが宙を助け、料理も作ってくれる。宙の成長、産みと育ての母の葛藤、恋・・・
いや〜素晴らしかった。ティーン向けかと侮っていたら、意外なほど重厚で先の読めない小説だった。
人を恨むことや、ネガティブな部分とポジティブな部分それぞれに上手にスポットライトをあてる、そんな感じ。
今日の一曲
Creamで、"Toad"
では、また。
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