男は男らしく、女は女らしくあった方が良い、とは思う。種の多様性(あるいは同じ種の内部の多様性)が種の保存を担保しているという側面はあるだろう。しかしむつかしいことは置いておいて、私の感情は、「男も女も違うから、いいじゃん。それでいいじゃん」と言っている。それでいいんだろうなー。
お願い!ランキングという番組をご存知だろうか?テレビ朝日系列で深夜にやっている。ちょい足しとかベストカップUSAとか面白い企画が多くてついテレビの電源が入ってるとつそのチャンネルになっている事が多い。
美食アカデミーなるプロの料理家たちが、サイゼリアとか大手の外食チェーンの料理を点数化するというコーナーがある。コーナーそのものはすごくいいのだ。しかし気になる事がある。青山という女性(どこかのお店のオーナーらしき人)が、やたらと「女性には美味しいと思いますよ」とか「女性にはちょっと油っこいですね」とか「女性はこういうの大好きなんですよね」と言うのだ。なぜゆえに彼女が女性代表の発言を何度となく繰り返すのか、いつもしつこいと思って聴いておるんだす。
自分は女性である=だから女性の味覚が分かる=だからあなたたちには分からない女性の味覚を教えてあげるわ 的な言い方はあまり私は好きじゃないんですわよね。特に昨今は男性が女性っぽく女性が男性っぽく、ライフスタイルや考えが混淆化している。がゆえに、女性が、とか男性がと言う事がやや薄っぺらくなっているように思う。男はこうある<べき>であるという言葉ならいいけど、男はこうで<ある>は時として間違っていると言うか・・・およ?冒頭に言った事と矛盾してる?
ああいいや。ない頭を捻るのはやめよう。もう一つ件の女性について気になるのは、点数のフリップを皆でカメラに向けた時に必ず彼女は隣の川越達也シェフの点数を見る。これもなーと思う。
彼女は単に一つの例に過ぎないというか、「女性ってこう」「日本人てこう」「ゲイの人はこう」と決め付ける人が最近周囲に多く、内心あまりいい感じがしないのさ。それと自分に自信がないのか、自分の意見をパーんと出せる人が少なくて、必ず誰かが先に意見を出した後に自分に意見を出そうとする。後出しじゃんけんな人。これもあまりいい感じはしないんだよね。ね?ね?ねー?根?寝?
と言っている私自身が一番感じの悪い奴だった。
そうでしたか。同じ事を思う人はいないのかなーと
思っていましたので、なんだか安心致しました。
安心するという事は私自身が自分に自信がないからなんだろうとまた思います。