ソルトレイクシティで弁護士をするダニエルは別れた夫に未練たらたら、日々酒に溺れている。新しい依頼は、白人夫婦が養子にした黒人少年テディの件。精神障害にもかかわらず、コカインの売買に関わったとされている。納得できないのは、少年なのに少年裁判所ではなく地裁で裁こうとする検察と判事。テディが、車を運転できる友達に頼んで、コカインの売人の所に行って8キロのコカインを渡したところに、警官が襲いかかったとのこと。一緒にいた友人3人も売人も、彼が犯人だと証言してる。精神的に幼稚ではあるものの善良な、テディがこんな時間を起こせるはずがない。ダニエルの闘いの行方は。
面白かった。テーマは重いのに、ダニエルの言動でクスッとさせられたりして軽く仕上がり、読みやすくなっている。
引き締まった身体に黒髪を撫でつけたウィルは、ウォール街の銀行家にユーモアのセンスを足し、薬物依存を引いたようだと見るたびに思ってしまう。
極悪な検事との法廷対決は素晴らしい。ただ真相の半分(事件そのもの)は途中で分かってしまったのが惜しい。でももう半分(大掛かりな謀略とでも言うべき?)については背筋が凍った。
今日の一曲
やはり「関ジャム」で紹介された、メロディはキレイなのに、歌詞はゲスな、富田恵一feat.キリンジで「乳房の気配」
では、また。
やはり「関ジャム」で紹介された、メロディはキレイなのに、歌詞はゲスな、富田恵一feat.キリンジで「乳房の気配」
では、また。
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