頭の中は魑魅魍魎

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2018秋ドラマちょいとレビューその2

2018-10-18 | film, drama and TV
「黄昏流星群」・・・銀行で出世していた佐々木蔵之介は左遷された。妻は中山美穂。旅行先で出会い好きになるのは黒木瞳。この二人の「美人」女優に全く萌えない。ミポリンよりも友人の八木亜希子の方がキレイに見える私の目が腐ってるのだろうか。今期ワースト2位。

「大恋愛〜僕を忘れる君を」・・・戸田恵梨香は医者。今はワシントンにいる松岡昌宏との結婚が決まっている。結婚式も決まり、新居への引っ越しをしている最中、引っ越し屋のムロツヨシに出会い惚れてしまった。実は戸田がずっと愛読している小説はムロが昔書いたものだった。そして戸田は若年性アルツハイマーにかかり・・・戸田恵梨香がいい。積極的にムロに向かっていく様がかわいいと思う。(女性から共感を得られるキャラかどうかサッパリ分からないけれど、個人的にはとても好きだ。)こんな風に真っ直ぐに人を好きになれるということは尊いことだと思う。永遠に生きられるわけじゃないんだから。今期ベストか。

「昭和元禄落語心中」・・・昭和52年頃、弟子を取らない名人有楽亭八雲=岡田将生がムショ帰りの弟子=竜星涼をとることにした。八雲は死んだ親友有楽亭助六=山崎雪三郎の娘=成海璃子を育てたが、彼女からは親の仇だと嫌われている。岡田が老けたメイクで何とか名人風に見せているけどやっぱり不自然。もっと歳のいった役者さんになぜやらせないのか、と思ったけど、次週から若い時を演じるらしい。落語家の半生ドラマといったところか。

「僕とシッポと神楽坂」・・・神楽坂のイッセー尾形の経営する動物病院に就職したはずの獣医は相葉雅紀。しかし院長の姿がないので、そのままやって来る患者を手当てする。広末涼子は動物看護師。別の近代的な動物病院に就職するの予定だったが、丁寧な仕事をするこっちに就職することにした。まあまあな感じ。

「忘却のサチコ」・・・前作を観てなかったので、先日の総集編を観てから望む。雑誌編集者の高畑充希は、結婚式当日に新郎に逃げられた。彼女を癒してくれるのは食事、という話。初回途中で離脱。

「今日から俺は!」・・・29歳賀来賢人が、高校生役。転校するので、髪を金髪パーマに変えてツッパリデビューする。同じ日に同じく今日からデビューした奴と、本物のツッパリたちを蹴散らす。担任が金八先生そっくりのムロツヨシ、父親は吉田剛太郎、他校のスケバンが橋本環奈、もうすぐ乃木坂46から卒業する若月佑美。昭和感満載の、くだらないとしかいいようのない話。しかし妙にハマる。面白い。(賀来賢人は「わにとかげぎす」のチャラい役が妙にうまかった)

「下町ロケット」・・・ほぼ原作通りで、期待している通りの出来。イモトアヤコの役は原作ではクールビューティなイメージだったのでどうかと思っていたけれど、涙をポロポロ流すキャラへと変更されていた。ありだと思う。徳重聡演じる佃製作所のやな感じの技術者軽部は、原作より遥かにやな感じになっていてちょっとやり過ぎ感あり。しかしやはり面白い。

「ハラスメントゲーム」・・・スーパーマーケットで、異物混入事件。富山店に7年も飛ばされていた唐沢寿明がコンプライアンス室にやって来て、室長として事件を解決する。同じコンプライアンス室に広瀬アリス。丁寧に作られてる感じがした。ストーリーに強引さがないような。唐沢が演じると、爽やかな風が吹くようだ。面白かった。


今日の一曲

REO Speedwagonで、"Can't Fight This Feeling"



では、また。
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