福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

冷気

2019-10-16 06:41:44 | 日記
台風の後、一気に気温が低下。
寒い。
長袖も2枚重ね。
台風被害の各地も気温が低下しているのでしょうか。
心配。

会う人ごとに、13日の台風通過時の様子を口ぐちに語る。
高齢の地域は、狩野川台風、伊勢湾台風・・・と、かつて甚大な被害に見舞われた台風の時の記憶を語り合う。
幼少期の記憶。
今回は、数千人の死者こそ出なかったものの、それをはるかに上回る大型台風。
避難所がいっぱいになって、別の避難所に誘導・・というケースもあった様子。
この人口密集の団地で、いざ自然災害で避難所開設・・となった時、次々と学校跡地が転用されている現状で、収容できるのかなあ・・と、ふっと思う。
収容できたところで、設備、備蓄が、追いつくのかどうか。

天気予報では、また、南の海に台風が誕生した・・と。
火星にロケット・・の時代に、台風がコントロールできない。
人々を救うことができない。
災害対応に政府は、5000億円の予備費をあてる、それでも足りないのでは・・と補正予算を組むことになるだろうと、ニュースで。
台風のたびに・・で、なんだか、この国が心配になりますよね。
もろもろの懸念がいつその姿を私たちの前に現すことになるのか・・と。


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原状復帰

2019-10-15 06:54:56 | 日記
台風被害の惨状がTV画面にずっと。
19号の威力の分析も。
人の力を越える。

福祉亭は、台風通過前日、屋内退避したもろもろを外へ。
ごみ箱は、日曜日外へ。
そのごみを、月曜日にはごみステーションに運ぶ。
連休だあ・・と、の~~んびりばかりしていられない。
日曜日には、なんともなかった花鉢が一個月曜日に倒壊している。
どうも、台風の後の強風にやられた様子。

火曜日の食材の搬入も関戸から。
関戸の浸水は、なんとか免れた様子。
もう数十年前になる、狛江の氾濫があった多摩川。
浸水騒ぎの経験のない娘さんが小さな子どもさんがいることもあって、大慌てされた・・と。
幾分覚悟した停電もなく、やれやれ。

あれやこれややっていると、ボラさんが買いもの帰りに心配顔で覗きに来てくださる。
ありがたい。
こんな時の一言二言の会話で、励まされる。
一人じゃないぞ・・と。








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快晴

2019-10-14 06:57:20 | 日記
台風が、永山をなんとか被害なく通過した日曜日。
何事もなかったことを感謝。
隣のスタッフと、やれやれ・・と無事を喜ぶ。
花壇には、やや、立ち枯れ状態のものも。
陽射しが強く、ちょっと手入れできずじまい。

所用で、中央公園に。
久しぶり。
こちらも大きな被害はない様子。
樹木は、より大きく生い茂り、芝生エリアは、ところどころはがれている箇所もありながらも、きれいに整備されている。
大勢の市民が芝生広場で、それぞれの休暇を楽しんでおられる。
中央公園の池と、パルテ側の屋上池が、淀んでしまっていて、ちょっと、ザンネン。
その水で、以前と同じように幼児が水遊びの姿も。
水は、子どもの遊び相手。

お互いに忙しく、めったに会うこともない友人の娘さん親子に出会ったり、
帰りには、行政職員さんと出会ったり。
それぞれの連休。
永山に帰り着くと、行きには、気づかなかったのに、桜の木がずら~と、伐採されているのに気が付く。
普段バス通りを行き来するので、耳に入ってはいたのに、どこのハナシなのか、認識できていず。
あ~~・・ここのハナシか・・と。
なにか理由があってのこととは思うのですが、大きく育った樹木があたかもジャマモノのように扱われてしまう昨今。
苦情があれば、即、伐採・・では。
駅までの道筋、強い陽射しをよけることもできないのは、ちょっとクツウでしょう。








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隣人たち

2019-10-13 06:17:48 | 日記
雨台風で、なんとか19号が列島をぬけたようです。
どんな被害状況になっているのか。
永山は、時折激しくうちつけるような雨となりましたが、なんとか、やれやれ。

商店街は、秋祭り。
もちろん、中止。
でも、大量発注のサンマ1000匹をさばかないと・・で、前日から500匹ずつ販売。
3Hほどで、なんとか、終了。
コンロに炭を入れ、うちわであおいで火を立てたり、
立ちすぎると、噴霧器で水を補ったり。
きつね色においしそうに焼き上げていました。
たくさんのご関係のみなさんのお働きがありました。
商店街の若手は、もちろん、リーダー。
所属団体からも大勢の助っ人さんたち。
ざっと、70名あまり・・らしかったですよ。
包括もお手伝い。
福祉亭は、ワタシが、かろうじて一人。
福祉亭は、ボラさんたちが地域運動会だったり、ご高齢だったり・・で。

お顔見知りのかたとおしゃべりしたり、バックヤードの片づけしたり。
皿洗いを福祉亭でしたり。
バックヤードは、使われていない商店街の一角。
ガランとコンクリートのうちっぱなし。

バックヤードにいると、
福祉亭の構想が現実のものになるという時、行政と別のNPOの理事と3人で現在の場所を下見した時のことが、ふっと蘇りました。
考えてみれば、他にも力のあった市民はおられ、立ち会うのがワタシでなくても良かったのに。
不思議と言えば不思議な関わりのご縁。
しかも、空いていた店舗は、二つあり、どっちがいいと思う?と意見を求められたのです。
福祉亭誕生の頃の私自身の動機を時折、取材される。
ただ後をついて行っただけなんですが。
隣人たちが持つ考えとジブンの中の不確実な思考で。
現在は、新たな隣人たちに恵まれ、新たな課題で、今の福祉亭が形成されている・・ということになります。




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台風準備

2019-10-12 09:16:17 | 日記
順調にサンマ定食も完売できました。
商店街のほうも、土曜日分500尾は、完売・・の様子でした。
び~~っくり。
500尾を焼くみなさんをどれどれ・・と覗きに行くと、それぞれのお手伝い。
自治会事務局のお手伝いをされているかたも。
包括さんも、行列の整理。
普段商店街で、厚揚げや出汁巻き玉子を打っているみなさんも、み~~んな、昨日は、サンマ屋さん。

商店街アーケードは、サンマを焼く煙と臭いが充満。
サンマも大きく、おいしい焼きこげもついて、みるからに食欲をそそります。
商店街のおでん屋さんも、昨日は、おでんではなく、サンマ片手ののんぺいさんたちが、談笑。
どことない浮き浮き気分が、商店街いっぱい。
雨足もそれほではなく、焼きあがるのを待つ列は、5時過ぎまで。

福祉亭は、ボラさんたちが、植木鉢の片づけやら、風で飛ばないよう養生。
手際いいです。
片づけが終わった風景は、整然と気持ちよく、あらあらあら・・ありがとうございます。
引っ越し前の風景のよう。
日常の片づけが、どのくらいいい加減なところで、よし・・となっているかがわかります。
ガムテープがもうない・・というので、スーパーに買いに出かけると、カセットコンロの棚は、空っぽ。
ガムテープもなし。

夜になって、シャッターのロックをかけるように・・とご心配の電話。
ご指示は、わかるのですが、どうすれば、ロックした・・という状況になるのかが、わからない。
前回の台風15号の時、シャッターが風でまくれ上がってしまったようなんです。
そのせいか、近頃シャッターの開け閉めが重くて、苦労しています。

あれやこれや・・できる準備は、なんとか。





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台風

2019-10-11 07:08:16 | 日記
最大級・・から、少し小さくはなっているらしい台風19号。
さあて・・
予定されていた商店街の秋祭りは、発注している1000匹のサンマを、
金曜日午後から売り出す、その後、土曜日10時から・・と。
結局、それ以外は、全て中止に。

福祉亭も、土曜日を休業に。

お祭り対応の準備を福祉亭として、さしてしていなかったので、幸い。
カラオケの申し込み所として、参加協力していたので、申し込みされていたかたがたに、それぞれお断りを始めた。
土曜日のシフトのボラさんにも。

フライシートも巻き上げた。
深夜9時。
とにかく、なにごともないように、できることの備え。

今日は、1000匹のサンマのうち、ほんの25尾を購入させて頂いてサンマ定食。
お祭りでは、100円で売るのですが、今年は、不漁で、1000匹の手当が、難しかったらしい。
手当を近くのスーパーに依頼していたようです。
サンマの値段がとても100円では売れない値段・・のよう。
福祉亭も、本当は、1匹づけの定食にしたいのですが、原価を聞くと、限られた予算の中では、とても無理。
福祉亭は、原価で購入をお願いします・・と言われました。
むぐ・・ですが、
だから、すみません!!半身で。
でも、大きいそうですよ。
福祉亭の初サンマ定食。


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セーフ

2019-10-10 06:22:01 | 日記
朝9時近くなっても、厨房ボラさんが揃わない。
うん??
あわててシフト表を探す。
あれあれあれ・・
お一人のボラさんの横には、?マーク。
そうだ・・たぶん、ご都合があって、このシフトではダメだろう・・と思って?をつけていた。
それをすっかり、忘れて、シフトが完成しているとばかり思い込んで、うっかり。
さあて、時間は、もう9時を回ってしまった。
まず、?マークのボラさんに緊急SOSを発進。
でも、お出にならない。
う~~ん・・と、次、その次・・と、電話かけ。
出て頂いたボラさんは、今日は、用事があるの・・とお断りされる。
え~~い・・どうしよう!!と、幾分ヤケ気味な気持ちがモクモク。
と、ちょうどその時、?マークのボラさんが、裏の網戸越しに登場!!
キーボード片手に。
そう、午前中、教室があるのです。
そのためのご参加。
慣れたボラさんは、状況をすぐ把握。
でも、こちらにも、多少の遠慮。
迷う。
結局、?マークのボラさんがいいですよ・・と。
みんなで、にこッ!!

エプロンと三角巾をお貸しする。
や~~れやれ。
しかしなあ・・こんな綱渡りで乗り切るのも、ホントいいかげんにしないと。
大迷惑!!
緊急のシフトって、ボラさんのご病気の時にも発生しますから。
そんな本来の緊急朝・・のために、うっかりミスによるSOSは、ボクメツ・・しないとです。
ウッカリと大雑把とお友だちのワタシ。


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隣人たち

2019-10-09 06:49:51 | 日記
福祉亭にでない日。
自分自身のメンテナンスに使う。
帰りみち、ふっと、福祉亭近くの保育園から声が。
近寄ると園庭に保育園児が勢ぞろい。
全員・・って言っても、小さい姿、集団。
あらあらあら・・とフェンス越しに眺める。
年長さんから3歳児までが、体操着で整列。
2歳児は、保育士さんたちと、傍らで見学。
1歳児は、どうも、園舎の中。

やわらかい声で、園長先生が語りかける。
台風は、心配しないで・・
体育館でやりますから・・と。
その後は、それでは、賛美歌を歌いましょう。
保育園は、キリスト教会派。
みんなで、みんなで、歌いましょう♪♪と、園児たちが歌い始める。
あれ?こんな賛美歌があったかなあと思っていると、次に、短い賛美歌。
それから小さな手を合わせてお祈り。
天においでになる神様・・と。
聖書では、幼子に神は宿る・・と教えられる。
その姿そのままに。

朝、慌ただしく保育園に親子で向かう姿、夕方、三々五々帰る姿は、日々目にするけれど、
毎日毎日、お友だち、先生と、こんな風に一日を過ごしているのか・・と、口元が思わずほころぶ。
幼い命が失われる事故事件が、後を絶たないけれど、ここには、平安がある。
幼い隣人たちが、いつもいつも平安で、生命力あふれて過ごせて、すくすくと大きくなってくれるといいですね。

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指定事業所会議

2019-10-08 06:42:22 | 日記
よくよく考えてみれば、人材と言われる市民の多いこの街で、総合支援事業を進める協議体のメンバーに加えて頂いている幸運。
たまたまのようなご縁で、参加できている。
でも、上る山道は、険しく、霧の中。
全国には、好事例と言われる事例を排出でき、行政と一体となって、どんどん前に進んでいる街も生まれている。
悩みは、ないのだろうか。
とりかかる前は、多摩だって、それなりの備えは、ある・・なんとか楽勝組・・と思っていた。
しかし・・やっぱり、そう簡単ではない。
介護保険制度の大きな転換。
2000年に生まれた制度が、そのままに進むには、この国の高齢化という高い峰は、上ることさえ寄せ付かせない。

総合事業が生まれる前は、保険制度の推進に懸念材料・・財政負担が大きく立ちふさがると情報が流れると、周辺では、高齢の先輩たちの口から揶揄の言葉がもれていた。
「死んでくださいお国のために」と。
いや、そんなはずはない・・と、つい、力が入った。
長寿があたかも国にとって、悪・・では、あれほど、長寿を目指して多くの施策を構築してきたこの国が、救われない。
国を構成する国民が救われない。
社会保障制度の地道な構築が、頓挫しては。
ただ、数字を追えば、気持ちが沈む。
数字の先には、一人の老いたかたがおられる。
その日々をどうやって、社会が支えていくのか。

昨日の会議は、総合事業の中の訪問Bというサービスを担う事業所の集まり。
日々、市内では、顔を合わせるお仲間たち。
その奮闘ぶりを垣間見ることに。
老いた市民の支え。
ひとくくりにできないその暮らしぶり。
一つの方向性だけでは、前に進めかねる。
でも、前に進むことは、喫緊の課題。
現状でもヘルパーが足りていない・・市民に頼るしかないんです・・というバクダン発言。

会議の後、お顔見知りの参加者との立話でも、総合事業の難しさが語られる。
語られはするけれど、とにかく、その山道を上っていかないと。
とにかく、思考の基盤を変えていかないと。
老いて上るそれぞれの山道。
その奥にあるものに、目を凝らしていかないと。
不老不死は、存在しないんです。






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判断

2019-10-07 02:33:30 | 日記
時折、判断しがたいことに、判断を求められる。
3.11東北の支援。
日本全国、世界からもボランティァが、駆けつけた大災害。
その支援を継続するか、どうか・・と。
所属財団の支援。
財団としては、支援終了の判断をしながら、関わられたみなさんは、もう少し・・と。
支援には、結局のところ支援金が必要。
必要であれば、拠出できなくもない財政事情。
しかし・・
2年間延長という時限の先をつい、思ってしまう。

コミュニティの再生・・を標ぼうして、福祉亭も、もう15年。
再生の姿がみえたような、みえないような。
まだまだ。
そう簡単なものでもない。
毎日毎日、シャッターを開け、一日40~50人のかたのご利用を頂きながら、
日々起きる様々な「できごと」にも対処し、
なんとか一日を終える・・。
そんな活動をしつつ福祉亭と福祉亭がある地域を、なんとか暮らしやすい、温かな空気で満たす方策を探す。
支援は、ありがたい。
支援金も、ありがたい。
なければ、活動そのものも継続できない。
しかし・・語るは易く、行うは難し。
楽しくなければ・・と、ムクムクと膨れ上がる自我と我欲との葛藤が、目の前の現実。
福祉亭は、たまたまのように、人材に恵まれ、再生ばなしもみなさんと時にでき、継続ができている。
しかし・・過ぎた後、振り返ってみると、蟷螂の斧だったね・・と語り合うかもしれない。
そんな不確か、不確実・・な活動。

支援を2年延長するかどうか・・それは、当事者に聞いてよ・・って、本当は、言いたい。





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無力

2019-10-06 07:18:15 | 日記
ラグビーは、サモア戦に勝利し、陸上男子リレーは、銅メダル。
CS阪神は、奇跡の大量逆転・・とスポーツ界は、東京五輪前の充実したニュースを流している。
うっかり、そちらばかりに目をやりがち。
その陰で、高齢化する団地は、様々な課題を突き付ける。
なんだか、どこか、深さがわからない都会のジャングルのような・・気配。
これだけ人口が密集していて、これだけ様々な制度上の仕組みがあって、人が動き、日々日常に何事もないように・・という思いが醸成されている・・と、つい、思って過ごしているこの地域。

一つ目。
朝、ふっと〇丁目で孤独死が出た・・というつぶやきが耳に。
えッ?
どこですか?
思い当たるは、一昨日朝、緊急を知らせる救急車、消防車のサイレンが団地に鳴り響いた。
サイレンの音は大きく、ふっと、なにがあったのかなあ・・という気持ちに襲われる。
でも、そのまま、いつもの日常。
一日遅れで、届いた孤独死のニュース。
それで、男性ですか、女性ですか・・と問うと、女性・・だと。
数か月放置で、下の階にその体液が落ちてきた・・と。
言葉少なに語られる、その内容の激しさ。
衝撃と、ガクゼン。

二つ目。
午後、人を探しに静岡からみえたかたが、駐車場を探している・・と厨房からボラさん。
うん?
たまたま空いている駐車場が、土曜午後は、休診の内科医先生のところ。
たまたま、内科医先生が、遅い昼食をとりに福祉亭にみえておられた。
ご了解をえて、その駐車場に止めて頂く。
数時間がたち、ご訪問のかたが戻られてみえた。
チャイムを鳴らしても出てみえず、
ご近所づきあいもしていない様子・・と。
おじに当たるかたが、手紙を出しても、なんの反応もされないので、尋ねてみえた・・と。
30年ぶりに・・と。
50代。
たぶん、男性。
表札は出ていて、引っ越しはされておられず、カーテンが閉まっていた・・と。
メモをポストに入れて、おかれたら?などと、思いつくことをお話してみる。
手に持っておられた菓子折りを、福祉亭のお礼に・・と。
いえ、それを、ドアノブにかけておかれたら?・・と、再度。
首を振られる。
よほど住所とお名前を伺おうか・・と、心の中で逡巡。
でも・・と、控える。
音信不通で、30年間・・なんとかやっておられるのでしょうが・・。
50代は、まだ、それでも仕事もされ、健康状態も保たれていることでしょう。
でも、その後に、60代、70代・・と人生が続きます。

福祉亭運営の15年間は、地域力の大事さと共に、ご家族、ご親族との関係性の大事さを教えてくれました。
家族はともかく、親族との関係性を問われれば、ワタシだって、十分とは言いかねる。
地域力が、その力を発揮するのは、情報。
なんらかのシグナルが出て、初めて、地域は、それまで見ず知らずに過ごしてきた関係性の空白の時間を埋めようと動きだすのです。
でも、シグナルが何もでないこんな二事例のような場合には、ただ、無力さだけが露呈する。

地域力を認識できるような地域づくり・・の大事さを改めて思います。
個人情報で守られるもの・・も、あります。
でも、それによって、失うものにも、そろそろみんなが気づいていかないと。
その気づきがないと、地域は、ただの「ベットタウン」のまま。
このままで、人生100年時代と言われるそれぞれのみなさんの暮らしが守られるのかどうか。



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困った・・

2019-10-05 06:26:41 | 日記
お向かいの美容院さん。
福祉亭立ち上げの頃からのお付き合い。
スタッフお姉さんに呼ばれる。
うん?
お年寄りと一緒。
髪を切りにきたようなのに、お金が足りないみたい・・と。
小柄なもの静かなかた。
一度お目にかかっているような??
認知症ですかねえ??

足取りも覚束ない様子に、大急ぎで車椅子。
ゆっくり、おうちの住所は、どこですか?と尋ねる。
ちょっと考えている風情。
でも、お答えなし。
お名前は・・の問いには、〇〇と小さな声。
ハンカチに包んで持参されていた小銭を広げて、数えてみると、明らかに美容院では髪を切れない額。
こういう時は、包括。
包括に行きましょうか・・と言うと、意外なほどはっきり、それはダメ・・と。
しかたなく、ワタシが知らせに走ろうとすると、美容院のスタッフさんが、私がそっちをやる・・と包括へ。
職員がみえる間、もう一度お金を数えて欲しい風情。
ゆっくり数えて差し上げる。
やっぱり、1000円足りない。
訪問理美容なら、500円でできますよ・・などと会話する。
美容院のおお先生は、いないの?と。
おお先生は、もう数年前に亡くなられたんですよ・・と伝える。
そうこうしているうちに、包括から職員。
お名前も、住所も、わかっている様子に、ほッ。
お茶を飲みに包括に行きましょうと職員が声をかけて、結局、車椅子で、包括へ。

しかし!!
認知症になっても暮らせる街・・とは言うけれど・・・
永山の街は、そのとおりになっているとは、思うけれど・・
それにしてもねえ・・
四季折々変化していく街の風景の先に、老いていく一人ひとりの姿がある現実。
ちょうど、昨日は、東京都、内閣府・・とご訪問があった日。
社会全体の絵をもう一度描いてみる時ですよね・・と言ってみた日。








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語る

2019-10-04 06:39:01 | 日記
夜の飲み会。
夕方開始・・と思っていたら、ワタシの早とちり。
17時から。
途中、ボラさんたちが揃っている間に、駅前に出かけさせて頂いた。

駅前から戻ると飲み会のメンバーの自己紹介の最中。
なにげに耳に。
高齢期のみなさんがお元気!!
聞かせ頂いていると話題の中で、中国のお話がよく出てきていました。
仕事での中国とのお付き合いから、旅行話も。

シルクロードが、一帯一路政策で、タクラマカン砂漠の緑化に挑んでいる・・
全長47キロぐらいアスファルト道路ができていて、街路樹が道路沿いにどこまでも植栽されている・・と。
その距離って、東京から京都ぐらい・・だそうですよ。
想像してみると、びっくり。
それと、ラクダに乗って砂漠を行くと、砂あらしに出会って、前方がなにも見えなくなった。
その時、案内人は、どうしたかというと、スマホを取り出して方角を確認されていたそうですよ。
はあ~~・・と思いつつも、砂漠でもスマホが使える巨大国家の姿。
かつて、眠れる獅子・・と形容されていた国が、目覚めている今現在の様子が、語られていました。
NHKのシルクロードの映像の面影は、全くなくなっている・・そうです。

大学のリレートーク講座の受講生のみなさんで、10年ほどまえから始まったので、既に12万人受講されているらしいです。
経営トップのお話などが聴けるそうです。
昨夜は、ジェロントロジーの三回講座終了だったとか。
受講生の多彩さもなかなかのもの。おもしろい。

三宅島と調布飛行場をつないで、新鮮な魚を届ける事業をしておられるかたもおられました。
もうからない・・と。
亭主元気で留守がいい・・と思って、農地と家を借りて、田舎ぐらしをしていたら、奥さまが、介護状態になってしまって戻ってきた・・というかたも。
人生いろいろ。
どのかたも、人生100年時代の王道。
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経費アップ

2019-10-03 06:49:39 | 日記
10月に入っても暑い!
日中は、特に。
秋の透明感のある陽射しは、身体に突き刺さらんばかり。
地球温暖化は、春と秋の気温上昇・・とは、ムカシから言われてはいたけれど、正に現実。
ヨーロッパでは、氷河よ、さようなら・・の環境フェスティバルが行われた・・とニュースに。
やれやれ、ダイジョウブなんでしょうかね、地球は。

消費税アップの混乱状況が、毎日のようにニュースになっている。
福祉亭は、もともと税を乗せていないので今のところ影響はない??
ただ、昨日食材を調達に行ったら、用意したお金が足りな~~い!
びっくり!!
夕方飲み会を控えていて、ちょっと、食材を多めに調達しただけ・・??の感じで、レジに並んだのですが。
あらあらあら・・
ぼんやりレジの表示を見ていると、あっというまに、数字が1万を超えている!!
あ!!待って!!
数字が所持金の限界に。
あわてて所持金を確認。
やっぱり、足りない。
でも、どれも必要に思える食材。
仕方なく、レジを途中までにしてもらって、福祉亭に引き返す。
一回目の食材だけでも、チャリの荷台は、いっぱい。
待っていてくださったボラさんたちがびっくり。
でも、これは、いつもどおり。
荷卸しをお手伝いして頂いて、不足分の経費を持って、ワタシは、また、駅前に。
車だしましょうか・・と心配してくださった。
ありがたいけれど、それほどのこともないので、チャリで。

アタマの中は、日中の定食による売り上げ予想と、飲み会での予算の合計額がぐるぐる・・まわる。
たぶん、なんとか・・


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修理

2019-10-02 07:04:15 | 日記
先週コーヒーミルが故障。
コーヒーが、薄く出来上がってしまう。
さあ大変!!
ミルの構造に比較的強そうなボラさんが最近みえない。
メールを入れても反応しない。
四の五の言っていられないので、メーカーに電話。
修理に出向きますから・・とメーカーの営業さん。やれやれ。
次の日、何とか修理終了。
ミルの締めの部分のねじの緩みらしい。

修理は済んでやれやれなのに、どうも、ミルの調子が以前と違う。
ガイドブックの指示数字よりずっと上げないと濃過ぎる。
粉が細かすぎて、ドリップに時間がかかる。
日常の動作の中で、これでは、コーヒーを出すまでの時間がかかって、仕事にならない。
でも、指示数字をアメリカンのほうに上げれば、なんとかなる。
調整がうまくいってないんですね。
また、修理をお願いしてみます。

先週は、もう一つ故障個所。
住居部分のトイレ。
水が流れっぱなし。
レバーは、空回り。
上置きをはずしてみると、48年分の汚れと部品のサビが、目に飛び込んでくる。
ありゃ~~・・
手を入れて、浮きの位置を調整したり、ゴムボールをさわってみたり。
既に劣化しきっているので、手が真っ黒に。
これも昨日、管理事務所に連絡。
すると、午後には、修理にみえた・・と報告が。
よかった~~。
どんな修理になったか、夕方食材の搬入時覗きに。
全部の部品が新しく交換されていました。
ピカピカ。
ジツは、トイレも進化しているので、全とっかえになるんじゃないのかなあ・・と期待していたんです。
ちょっとザンネン。
でも、やれやれ。使えれば。
使えないトイレなんて、許されません。

設備装備は、不断なく手入れと更新をアタマに入れておきなさい・・「教訓その一」ですね。





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