福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

困った・・

2019-10-05 06:26:41 | 日記
お向かいの美容院さん。
福祉亭立ち上げの頃からのお付き合い。
スタッフお姉さんに呼ばれる。
うん?
お年寄りと一緒。
髪を切りにきたようなのに、お金が足りないみたい・・と。
小柄なもの静かなかた。
一度お目にかかっているような??
認知症ですかねえ??

足取りも覚束ない様子に、大急ぎで車椅子。
ゆっくり、おうちの住所は、どこですか?と尋ねる。
ちょっと考えている風情。
でも、お答えなし。
お名前は・・の問いには、〇〇と小さな声。
ハンカチに包んで持参されていた小銭を広げて、数えてみると、明らかに美容院では髪を切れない額。
こういう時は、包括。
包括に行きましょうか・・と言うと、意外なほどはっきり、それはダメ・・と。
しかたなく、ワタシが知らせに走ろうとすると、美容院のスタッフさんが、私がそっちをやる・・と包括へ。
職員がみえる間、もう一度お金を数えて欲しい風情。
ゆっくり数えて差し上げる。
やっぱり、1000円足りない。
訪問理美容なら、500円でできますよ・・などと会話する。
美容院のおお先生は、いないの?と。
おお先生は、もう数年前に亡くなられたんですよ・・と伝える。
そうこうしているうちに、包括から職員。
お名前も、住所も、わかっている様子に、ほッ。
お茶を飲みに包括に行きましょうと職員が声をかけて、結局、車椅子で、包括へ。

しかし!!
認知症になっても暮らせる街・・とは言うけれど・・・
永山の街は、そのとおりになっているとは、思うけれど・・
それにしてもねえ・・
四季折々変化していく街の風景の先に、老いていく一人ひとりの姿がある現実。
ちょうど、昨日は、東京都、内閣府・・とご訪問があった日。
社会全体の絵をもう一度描いてみる時ですよね・・と言ってみた日。








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