おせっかいな隣人

今夏予定しているエアコンの更新。
その見積もりが上がってきた。
それ以外にもジツは、更新を予定しなければいけない箇所もあって、ひっくるめて依頼。
予定した網戸は、やっぱり以前より周辺業者に言われていたように、現状と同程度のものはなく、アイパットでどんな形式のものに・・と確認をすることに。
あいにく、福祉亭内では、画面を動かすことができず、外テーブルへ。
つくづく時代が変化していることを実感。

外テーブルで説明を聞いていると、スーパーの店長さんが、声をかけてくださる。
○○さんの妹さんです・・と、連れのかたを紹介してくださる。
あらあら・・
つい先日、119となったかたのご親族。
都内からみえたと。
ご挨拶してみると、NTにもおられるような、ごく普通のかた。
地域みんなで見守っているというようなことを理解され、おもしろいところのようですね・・と。

それにしても、包括の指示で119は、早とちりだったんじゃないかなあ・・と、ジツは、思っていた。
でも、119によって、ご親族の存在も確認でき、こんな風においでくださるんだ・・と納得感。
ご親族が、関係を放棄さえなさらなければ、地域の見守りは、ず～～っと、楽。
福祉亭立ち上げた頃は、次第に欠けていくこんな人間関係の補いとしての福祉亭像を描いてみてはいた。
１５年の運営は、その考えの甘さを痛感させてくれた。
せいぜい、親切心を持つおせっかいな隣人・・程度でしかないと。
もともとが、それだったし、それでしかない。

結局、その域を越える何かは、持てなかった。
或いは、専門職の常駐・・・といったような要素があれば、福祉亭像も変化したかもしれない。
専門職の資格は、ボランティァ運営の中では、もとめようもなかった。
素人集団の温かさだけは、どこにも負けない・・と言った程度のものでの運営レベル。
でも、振り返ってみれば、それでよかったのかも。
目の前に広がる現実は、高く、険しい。
福祉亭は、福祉亭のままで、地域の笑顔だけを求めていけば。
福祉亭があることで喜んでくださる地域のみなさんが、おられるのですから。
消費税10％になってダイジョウブ？？と心配してくださるみなさんが、おられるのですから。