大道具・小道具

珍しく午前の厨房で手が空いた・・かな？？で、
天気予報の夕方から雨を気にして、食材探しに出させて頂く。
でも、もう雨がぱらつき始めていた。
どのくらいの降り方になるか心配しながら、そのまま駅前に。

戻ると、お弁当をいれる袋がない・・から発して、なにやらプチ騒動。
月曜日にそれは、発注していたので、安心していた。
慌てて買ってきてもらった様子の袋が、いつもよりずっと大きい。
あらあら・・交換してきますと言うと、だめだめ、だって、もう一つ出してしまったから・・の声と、
大きいのなら間に合う・・という声。
でも、お弁当用にしては、どうも、可愛げがない、大きすぎは・・とつい、思ってしまう。
そうこうしているうちに、注文したお弁当袋が届く。
他の物もついでの発注をかけているので、大きな段ボール3個。
順々に開けていくと、お弁当袋も出てくる。
よかった～～・・は、一瞬。
すぐ、大きすぎ！！と分かる。
あ～～あ～～返品だ～～・・と、言葉にはせず別扱いに。

その別扱いを聞いていないスタッフが、注文品の荷物出しのお手伝い。
だからワタシが知らないうちに、返品予定のお弁当袋が、待ち構えている厨房のボラさんの手元に渡ってしまう。
それに気が付いて思わず、きゃあ～ダメダメ・・と大きな声。
フロントから何が起きたのか、みなさんがびっくりされている・・とご注意がきてしまう。

結局、その場面のリスク、気づき・・は、
午前の厨房から抜け出したワタシ。
発注ミスのワタシ。
二つともワタシが原因。
まさにヒューマンエラーそのもの・・・がっくりです。

普段から、ワタシは、大道具係・・
福祉亭という舞台で、演じる役者さんたちが何事もなく、演技に集中できるようにするのが、務め・・と自覚していたつもり。
その自覚に、どうも、脇の甘さ。
大道具だけでなく、小道具も担っている・・という自覚が不十分。
現場を離れる時の注意の甘さもありましたね。