福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

あせる

2019-04-21 06:06:58 | 日記
良いお日和に誘われたのか、メニューがヒットしたのか、定食がどんどん出る。
食材が、もうあと少しとなって、メニュー表を外して頂く。
外すのは、もう、定食は売り切れのサイン。
でも、やっぱり、いつものように、いつものご利用者さんたちが、みえる。
いつもご利用頂いている手前、すげなく断りにくい。
結局、午後の飲み会予約分の食材も冷蔵庫から出していく。
メニュー表を外してから、5人ほど。
飲み会のご予約も5人ですから、つまり、食材は、もうない・・というところに。
そこに、お弁当が欲しいかたから、電話して予約したかたまで・・が目の前に。
ごめんなさい・・を言ったり、あまりのことに、言葉を失ったり。
だって、厨房に伝わっていなかった予約ですから。
ただ、ふっと見ると、厨房に伝票が張ってあって、2時に定食・・と予約表がある。
あらあらあら・・
ご予約でないかたにはお断りできても、お受けしているのなら、なんとかしないと。
パパパ・・と食材を確認して、なんとか整える。
大根の煮物なのに、大根がないまま。
それでも、なんとか。

フロントも不在のまま、午後の飲み会の準備。
でも、こういう火事場の底力・・のような場面だと、人は、持っている能力を全開するもののよう。
終い作業のかたに、煮なおした大根の味見をお願いしたり、朝からのボラさんに、じゃがいもの皮をむいてもらったり。
ワタシは、昼食をとらずにいては、不機嫌になったり、物を割ったり・・・と、みなさんにご迷惑をおかけすることになるので、大急ぎで、混ぜご飯をラップに包んで、おむすびにして頂く。
おむすびを食べながら、突然入ってくるトーストの準備をしたり・・なあんとまあサーカス状態。
とにかく、時間までに、テーブルに並ぶものを用意するのが、予約。
それができていなければ、せっかく楽しい気分でみえたみなさんが、がっかりされる。
ものも言わず、準備。
新たな作り直しは、ただ、あせる。
でも、なんとかしあげて、ふ~~~~・・・

大ダイ失敗もありました。
そういうどでかい失敗をしでかすのは、ワタシ。
混ぜご飯の煮汁を、うっかり捨ててしまったんです。
洗米に、さあ入れましょう・・という時、シンクで煮汁の鍋をさますために、食器洗い用の大ボールに水をはって煮汁の鍋ごとさましてあったのです。
シェフさんが、え~~~~・・って、言葉を失って、力も抜けて、しゃがみこんでしまわれました。
ごめんなさい・・とお詫びしても、戻るものでもありません。
シェフさんの底力で、なんとか、カバーして頂き、混ぜご飯も、上出来でしたが。
すみません!!



コメント
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