令和2年12月21日
元日配達の締め切り日は12月25日ですが今までにない速さで書き上げ、今日投函しました。
例年なら150枚くらい出していましたが今回は100枚と抑え込みました。
年を取ると年賀状を出すのも辞退するとの方もおられます。忙しい年末に年賀状を書くのはかなりの労力と時間を要しますから理解できます。
私もいつまで出すことができるか不安になります。
私の年賀状はいつも通りの形式で、新年を寿ぐ万葉詩歌と山行の足跡報告それに自筆で添書きをしています。
味気ないので今回は背景にピンク色で「丑」の文字を入れ、アクセントを付けました。
今年の出来事は新型コロナウイルス感染につきます。4月に予定していた古鷹山例会山行も中止となり、登山も不要不急な外出とみなされ自粛要請されました。
『三密」対策をとり徐々に行動が許されるようになり、神島一周、瓶ヶ森訓練山行を経て念願の「焼岳から奥穂高岳縦走」を実施しました。登山者はいつもの1割程度でしたが山小屋ではアクリル板、自動水栓設置、夜具もインナーシート使用等『三密」対策が多額の費用をかけて実施されていました。我々の宿泊費は大した金額にはなりませんが行ってあげて少しは助けになりよかったと思います。
利尻岳登山も世帯持ちの方は感染防止でキャンセルされ、単独登山となりましたが思い出に残る山行となりました。
もう一つは介護のことです。祖母は101歳ですが自分で食事がとれ、まだ会話もできます。80歳の娘の親身な介護を受け、友人にも囲まれ,ゲームの相手をしていただいたりして日本一幸せな老後を送っています。しかし介護する者は大変です。昼夜問わず24時間の超老々介護に疲れ果て体調もよくないようです。自宅で介護するにはもう無理なように思います。年をとれば今まで出来たこともできなくなる。老化体力低下は避けて通れません。頑張るにも限度があります。年明けには施設への入居も考えなくてはなりません。本人は自宅での介護を望んでいるのでしょうがこのままでは介護者の方が先に倒れてしまいます。姥捨て山の心境です。このような結論になり本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。「おばあちゃん、ごめんね、すみません」。
自分の老後はいかにすべきか。考えさせられます。
仕事のこと。新型コロナの影響も段々と厳しくなってきました。持続化給付金の支給基準は売上額が前年度の50%以下とか家賃補助制度も3か月連続で70%以下、300万円の支給適用を受けるにはちょっと厳しい条件で対象になれません。今まで17年間、正直な申告と納税で税務署の信頼を獲得してきました。それは裏切れません。不要な車両は売却、役員給与も削減し経費削減に努めています。お客様の信頼にお応えするため、従業員の雇用確保のため、そして私の生甲斐、生活を守るためには辛抱して頑張るしかありません。
登山と同様,登頂の喜びの前には苦しい登りがある
いま頑張っていればきっと良い時が来ることを信じています。
追記
持続化給付金申請について「このご時世、簡単に認められるから申請しないのはもったいない」との話も聞く。
後ろめたい気持ちがあれば言うべきことも言えない。
正直、誠心誠意が我社のポリシー、申請しなくてよかったという時代が必ず来ると信じています。
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