フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

心に残る「あさが来た」総集編/新緑燃える井の頭公園/チリワイン

2016-05-08 09:12:51 | 日記

   大型の飛び石連休となったゴールデンウィークが今日終わる。5日の前号で載せ切れなかった記事を遅ればせながら。その朝、家内がいつものバドミントンの練習に出かけた後、気が付けばテレビで「あさが来た」をやっていた。番組表を見ると総集編とのこと。家内は毎朝テレビにかじりつくようにしてこの朝ドラを観ていたが、私はたまに”もらい観”をする程度であった。時間もあったのでこれを(初めの7,8分は見落としたが)最後まで見終えた。
   半年間、日曜を除く毎日放送されたものをたった1時間35分くらいに編集されたもので、ストーリーが大幅に端折られているのは仕方ないが、目が離せない展開であった。 時代が大きく変わった明治期に実業家へと羽ばたいた女性の物語を「びっくりぽん」で味付けしたドラマ・・・と漠然と思っていたのだが、観終わって夫婦、姉妹、親子など家族の情愛を濃密に描いたドラマなのだと気付かされた。心に残る総集編だった。

   昨日は新緑の井の頭公園をまわった。燃えるような新緑というか、青葉が目に染みるというか、公園中が若葉に包まれていた。ここで以前からの疑問をひとつ。
   なぜ日本では木々の葉を「緑」と言ったり「青」と言ったりするのだろうか。さらに言えば海の色も青、空の色も青で括ってしまう。自然に親しみ繊細な言葉遣い得意とする国民にしては色彩表現がお粗末過ぎる気がする。私が日本語教師として滞在した中国では、青島(チンタオ)市の風光明美さを「紅瓦・緑樹・碧海・藍天」と言って樹と海と空の「青」をきれいに区別している。
   それはともかくとして、玉川上水沿いの散策道は柔らかい新緑の木々に包まれており(写真①)、そばの西園グランドの広場では思い思いにのんびり運動などを楽しんでいた(写真②)。また野鳥観察会があったのか、バードウォッチャーの一群が双眼鏡や望遠カメラを樹上に向けている姿があった(写真③)。井之頭池周りの散歩道では土日祭日限定のアートマーケッツの小店が並び始めたところで、客はまだまばらであった(写真④)。池の名物のボートも初夏の日差しを受けて、中には日傘を差しているご婦人も見られた(写真⑤)。池の水は冬場に実施した”かいぼり”の効果がはっきり現れ、随分と澄んでいて底がよく見える。そんな池の一番奥にたたずむ井之頭弁財天も緑の中に溶け込むようであった(写真⑥)。 

   
  ①新緑に包まれた散策道 ②公園グランドでのびのびと ③バードウォッチャーの一群
      
  ④アートマーケッツの小店 ⑤傘を差したボートのご婦人 ⑥緑に溶け込む井之頭弁財天

   今朝の新聞に『家飲みワインをどう選ぶ』という特集で、ソムリエが薦めるワインの選び方が載っていた。その中にチリ産のワインが昨年の輸入量トップになったと書いてあった。チリワインが日本でも人気が出始めたころにチリに行ったことがある。もう25年も前のことで、私の会社が同国から輸入していた原料の産地視察が名目だが会社トップ同行の大名旅行のようなものだった。出かける前に「チリの自慢は3W」と聞いていた。「Wine、Weather、Woman」つまり「ワインが美味しく、気候がよく、女性が美しい」という訳だ。現地でワイン売り場を2、3軒覗いてみたが、一般的な銘柄は当時の日本円で4、5百円。日本で買う時の半値以下だったように記憶している。今やチリワインがフランス産を凌いで輸入量のトップになるとは・・・。

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