フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

白鵬の凄い記録/ひまわり畑

2014-07-21 11:57:10 | 日記

   横綱2人を連破して大相撲名古屋場所の台風(嵐)の目になっていたエジプト出身の大砂嵐、中日の昨日は白鵬と対戦して熱戦を繰り広げたが3つ目の金星獲得はならなかった。一方白鵬の方は8連勝で中日勝ち越しを決めた。9場所連続通算34回目、横綱になって28回目の記録である。私はかねがね白鵬の安定した強さをこの「中日勝ち越し数」で評価している。特に横綱の中日勝ち越し(初日より8連勝)は下位に対しての取りこぼしがないことを意味する。下位の力士が横綱に土をつけることも相撲の醍醐味ではあるけれど、横綱がバタバタ負けていたのでは土俵に締まりがなくなり興ざめになる。
   白鵬が今場所優勝すれば30回目になり、史上1位の大鵬の32回、第2位の千代の富士31回に迫る大記録となるので、場所前の朝日新聞にはその3人の記録を比較した記事が載った。その中に金星を与えた数も載っていたが大鵬が横綱在位58場所で28個、千代の富士が59場所で29個に対し、白鵬は(先場所まで)41場所でわずか8個である。場所数には休場の場所も含まれており、それを含めても大鵬と千代の富士が2場所に1個の金星を与えているのに对して、白鵬は5場所で1つという抜群の安定性を示している。白鵬はもうピークを過ぎているのでこれから取りこぼしが増えるかもしれないけれど、それにしても大した記録だと思うのである。優勝回数については「ライバル不在」とかの状況もあるかもしれないが、どっしりして下位に取りこぼさない横綱の安定感が本場所の土俵を救っていると言ってよいのではないか。   


   今朝新聞のマレーシア航空機墜落現場のルポ記事を読んでいたら、そこは一面のひまわり畑の中だと書いてあった。旧ソ連であったウクライナのひまわり畑・・・これを読んで映画「ひまわり」を思い出した。市の文化会館の洋画名作シリーズの中の1本で、つい半年前に見たものである。
   第二次大戦後間もなく、ソフィア・ローレン演じる主人公がソ連戦線で消息を絶った夫(マストロヤンニ)の痕跡を訪ねてソ連に行き、広大なひまわり畑の中を探し回る光景が印象的で映画のタイトルにもなっている。実際にはスペインで撮影したものとプログラムには書いてあったが、そのウクライナのひまわり畑の光景を想像した。切ないストーリーの映画であったが、今回の舞台もやるせない。

 

[今日の花]

    
    初夏から初秋までと開花期の長いアベリア 可愛い小さな花だ                ヒルガオ(昼顔)          

    
    花ではないがガマ(蒲)の穂       チダケサシ(乳蕈刺)     ヤナギバタムラソウ(柳葉田村草) 

 

 

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