フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

富士山が世界遺産に

2013-05-02 21:51:43 | 時事トピックス

   五月に入った。ゴールデンウィークも後半戦に。
    
   富士山が世界遺産に登録されるようである。正式決定は6月とのことだが、登録されるのは自然遺産ではなく文化遺産としてである。
   世界遺産に登録されると地元では観光資源としての”ハク”が付き、国内外から観光客が増えるとソロバンを弾く。世界遺産は素晴らしさを認めることではなく、保存することが目的である。しかし、今ではどうもソロバン勘定の方が先に立っているような気がする。
   その点富士山は日本の象徴的な存在であり、今さらハクがつくものでもあるまい。今回は「宗教的伝統と芸術的伝統の融合」が評価のポイントであったと報じられている。ちょっと小難しい評価内容だが、「日本の象徴だが、その影響は日本をはるかに越えて及んでいる」と存在の大きさが評価されている。日本人にとっては何かほっとした世界遺産登録である。
   一方、富士山とセットで推薦をされていた「三保松原」は除外することが条件とされ、「武家の古都・鎌倉」は不登録の勧告が下された。私個人も「三保松原」には無理があると思う。富士山とセットにするなら、忍野や風穴を含めた「富士五湖」の方がまだ利がある。また「古都」としては既に京都や奈良、平泉などが登録されており、それに比べると「鎌倉」はアピールに乏しい気がする。遺産を審査するイコス(国際記念物遺跡会議)の目もまんざら節穴ではなさそうだ。

 

[今日の花]  

      
          ハハコグサ母子草:キク科)       オオイヌノフグリ大犬の陰嚢:オオバコ科)   

     
         シラン紫蘭:ラン科)           スズメノエンドウ雀野豌豆:マメ科)
 

     
         キランソウ金瘡小草:シソ科)            コバンソウ小判草:イネ科)

コメント
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