陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

初夏の彩 躑躅

2016年05月10日 | nonoka

はつ夏の街路を彩る花と云えば
まっ先に浮ぶ花。躑躅(つつじ)

もう誰もが知っているお馴染みの花。
庭園の躑躅も美しいが、山の斜面に
咲いている紫の山躑躅もまた美しい。

躑躅咲く道を選びし散歩かな
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初夏の彩 マーガレット

2016年05月09日 | nonoka

マーガレット。御影は郡家の
西村珈琲店の植込みに咲いていた。
カナリア諸島原産の花である。
和名は“木春菊”と云うとある。

風そよとマーガレットに囁ける
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幸せ昼ごはん 海鮮焼きそば

2016年05月08日 | slow gourmet

俳誌の発送作業と打ち合わせのため
この日は、兵庫区にある印刷所へ向かう。

一通り発送作業を終えて昼となった。
近くに美味しい中華屋があるというので
行ってみた。昔ながらの家族経営の店だ。
店内はそんなに広くはない。
雑然とはしているが汚いと言う感じではない。
まあ私は読まないが漫画でも見ながら食べる。
そんな感じがよく似合う下町の中華屋だ。
適度に古りて、壁には手書きの品書きが所狭しと並ぶ。
お薦めと書かれていた海鮮焼きそばを注文した。
店主が黙々とフライパンを振り、奥さんが表を仕切る。
若いのがひとり。息子さんかもしれない。

「硬いの?柔らかいの?」と聞かれた。
一現にはあまり愛想のいい店とは言えないが
通えばそれなりにいい店だろうと思う。

硬麺の海鮮焼きそばは、海老やホタテなど
具も盛りだくさんで確かに美味しかった。
また行ってみようと思う。

■龍園
神戸市兵庫区本町1-1-6
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初夏の彩 花水木

2016年05月07日 | nonoka

街を歩けば軒先やマンションの植込み
そして街路に花水木が咲いている。
白もあればピンクも斑も。
アメリカ生まれの山法師。
アメリカヤマボウシとも言う。
秋になると真っ赤な実をつける。

亜米利加の力を見し日花水木
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うまいもの選 きんつば

2016年05月06日 | slow gourmet

大阪西区のなにわ筋を歩いていたら
靭公園の北側に大きく“きんつば”
と書かれた青い幌が目に入った。
きんつばが名物の和菓子屋だ。

きんつばとあればそそられる私。
ふらふらと店内に惹き込まれてしまった。
しばし陳列を眺めていると、おばさんが
出てきた。箱積めは最低6個入りだった。
こんなに要らないなあと迷っていたら
「一個からでもお売りしますよ。」
良かった。「では五個下さい。」
応対はなかなか感じ良い店であった。

帰宅して「きんつば買ってきたよ。」
「あら、珍しいわねえ。」
「偶然目に入ったから買った。」
「このきんつば、重いね。あんこ詰まってそう。」
「表の皮も柔らし、某店より値段も安いわ。」

そう、とても美味しいきんつばでございました。

■御菓子司 香月堂
大阪市西区京町堀1-16-18

※十勝小豆の風味をいかすため
甘さとの調和に工夫をほどこしております。
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高々と鯉のぼり

2016年05月05日 | slow life

今年の端午の節句は快晴。
端午は五節句のひとつ。

都会では大きな鯉幟を
見かけることは少なくなった。
小子化と再開発でマンションが
増えたことも大きな要因かも。
田舎に行くとまだまだ太い竿に
繋がれた鯉幟を見かけるのだが。

鯉幟もこの頃ではオブジェ化して
川の上に沢山の鯉幟を吊るしたり。
でも本来の意味では、やはり
矢車が廻る高々とした鯉幟がいい。

逆風にこそ高々と鯉幟
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初夏の彩 小粉団の花

2016年05月04日 | nonoka

石屋川公園の山手幹線辺り
小手毬(こでまり)が満開であった。
六甲から吹く風にゆらゆらと揺れていた。

遠目には一見雪柳にも見えるらしい。
歳時記では“小粉団の花”とある。
別名、鈴懸(すずかけ)とも言う。
庭木でよく見かける花だ。

小でまりをふわりと揺らす六甲(むこ)の風
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うまいもの選 鯨のベーコン

2016年05月03日 | slow gourmet

会社の三十代の後輩と呑んだ。
美食好きの後輩である。
この日の品書きには鯨のベーコンとあった。
ところが後輩は初めて目にするという。
そうか。世代が違うのだ。しかし
同世代でもこれを知らない人もいる。
昔、鯨は庶民の食べ物であった。
だからこれを食べない家庭もあったのだ。

刻みネギと醤油、生姜または辛子で食す。
酒の肴としてはなかなかである。

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五月来ぬ

2016年05月01日 | cocoro

五月がやってきた。
万物は光り輝き風は薫る季だ。

“夢みたものは ひとつの幸福
 願ったものは ひとつの愛
 山なみのあちらにも しづかな村がある
 明るい日曜日の 青い空がある”

立原道造 “夢みたものは…” より
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