陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

松江 慕情の雨

2007年07月03日 | slow journey

広島バスセンターから松江行きバスに乗る。
今日は初めての島根県・松江営業行脚。
中国山脈越え3時間ちょっとの行程である。
広島に赴任と決まって是非訪ねてみたいと
思っていた地のひとつが実はここ松江だった。

まずは訪問先の銀行へ行く。その本社は
レトロ風かなと勝手に想像していたのだが
まるで東京・大手町にあるような近代的な
高層ビルだった。松江で一番高いらしい。
最上階には展望台が設えてあったので登る。
雨空の中で鉛色になった宍道湖が見渡せた。

松江といえば世にも美しい宍道湖の夕日。
夕日好きの私。死ぬまでは眺めてみたい。
きっとえもいわれぬ絶景だろうなあ。
10月末から11月半ばにかけての夕日が
一番きれいだと守衛さんが教えてくれる。

銀行を後にして、次は県庁に出向く。
ここはレトロっぽい風情が随所に残っていた。
やっと認知的にほっとするような安堵を覚える。
ここは今ホットな話題で湧いている。
世界遺産に登録が決定した石見銀山遺跡。
諸事いろいろ用件はあるのだが、今回は
そのプロモーション情報の収集もお目当て。
聞けば、まだまだ観光資源としてのインフラが
十分整備されておらず、これからが課題らしい。
いきなり大勢の観光客が押し寄せれば
かえってイメージダウンにもなりかねない。
なかなかこれから大変だろうなあ…。

蛇足だが、松江は美人が多いと思う。
文化の香りが息づく街には、何故か
素朴な清楚さを感じる美人が多いような
贔屓の引き倒し、気のせいだろうか。
ついでに気立てもいいような…。是非
今度は夜の松江を覗いてみなくては。

慕情感じる初めて松江だった…。

 ■(写真)県庁前から
  雨に煙る松江城を望む

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