芦屋市民センターにて俳句講座が開かれた。
これは芦屋川カレッジというシニア対象の
市民講座の一講座として開催されたものである。
今回初めて芦屋の虚子記念文学館とのコラボで
開催された講座である。約80名のシニアの方が
参加されて熱心に聴いておられた。質疑応答では
やはりあのテレビの俳句番組の話が出た。
テレビ媒体の力は絶大である。俳句界でも
あの番組には色々と意見があるようであるが
それはともかくとして、あの番組は俳句界にとっては
フォローの風には間違いない。面白かったのは
あのように格付するのですかという質問があったこと。
あれはバラエティ番組としての演出に過ぎないのだが
あの番組を見た方は、やはり実際でも
そのようにやっているのだと思うのだなあと。
それでも興味を持ってくれるのは嬉しいことである。
今回は時間の関係上講義だけしか出来なかったが…。
俳句振興のためにこのようなコラボ活動が実現したことは
ひとつの成果である。今後もこういったコラボ企画を
どんどん推進していこうと考えている。
コロナ禍が収束したなら、吟行体験俳句ツアーなどにも
トライしてみたいと思うのである。