久しぶりに吟行に参加。
神戸郊外のしあわせの村へ。
梅雨雲の重たそうな空であったが
晴れ間も見えて、もう梅雨明けも近い。
そんな感じの日和であった。
この日詠んだ季題は以下の通り。
蓮の花、山梔子の花、鬼百合、青葡萄、
半夏生、木槿、梅雨茸、あめんぼう
糸蜻蛉、目高。
詠まなかったけれど目に留まった季題
夏萩、女郎花、撫子、桔梗、溝萩
百日紅、梨の実、蟬、青芝。
これほどたくさんの句材がありました。
特に蓮の花が極楽の花らしく、美しくて
しばしにそこに佇み見入っていた。
句帖に記した句を数えると二十九句。
そのうちのほとんどは駄句であるが
まあ数はあったほうがいいとは思うものの
そこから五句を選ばなくてはいけない。
しかし自選に満足したことはほとんどない。
俳句はそれほど迷うもの。そして
思うようにならないもの。今日は
迷わず出すと決めた句はほとんど評価されず。
又、自分では出来たと思った句は互選NO評価。
これは駄目なのかと思ったら先生の特選に。
俳句はなかなか難しいものである。しかし
だから俳句は楽しいのかもしれない。
プロセスも又俳句の楽しさである。
天上の色を貰つて花はちす