というわけで「戦争のリアル」を読んでるわけですが。
押井監督ほんとにマジモンのミリオタだなあ。
でも内容は対談形式になってるせいかかなり分かりやすい。
日本が戦争を真正面から語ることを忌避してるっていうのはすごくよく分かるし、特に「敗者であることにみんなして涙してるだけ」っていうのは全く持って同意。
被害者ヅラしてる方がそりゃあ楽だもんな。
日本文化っていうのは基本的に判官びいきって言うか、勝ってる側よりも負けてる側に肩入れする、喜劇よりも悲劇を好むって民族性があると思うんだけど、それがマイナス方向に働いてしまってる気がする。
毎年の終戦記念日に放映される特番なんかも、「戦争に負けた日本かわいそう」って意識を刷り込み直すための自己暗示みたいに思うんだよな。
確かに戦争では多くの人が亡くなった悲劇的な出来事だけど、日本じゃそれ以外の視点で戦争を語ることが極端に忌避されてるよな、明らかに。
「戦争を知らない世代」なんて言葉があるけど、戦争を体験していない世代だからこそ感情論抜きの客観的な視点で戦争を語ることが出来るんじゃないかとも思ったり。
前に読んだ「夜と霧」も、日本でよくあるような、いわゆる「かわいそう論」じゃなく、実際の収容所の生活がどういうものかを実際にそこにいた人が克明に描いた本で、(こういう言い方をすると語弊があるけど)すごく面白かった。
……と、まあなーんかえらそうなこと書いてるなガラにも無く。
この辺のことはも少し教養を深めてからまた書こう。「戦争論」もまだ読んでないしな。
押井監督ほんとにマジモンのミリオタだなあ。
でも内容は対談形式になってるせいかかなり分かりやすい。
日本が戦争を真正面から語ることを忌避してるっていうのはすごくよく分かるし、特に「敗者であることにみんなして涙してるだけ」っていうのは全く持って同意。
被害者ヅラしてる方がそりゃあ楽だもんな。
日本文化っていうのは基本的に判官びいきって言うか、勝ってる側よりも負けてる側に肩入れする、喜劇よりも悲劇を好むって民族性があると思うんだけど、それがマイナス方向に働いてしまってる気がする。
毎年の終戦記念日に放映される特番なんかも、「戦争に負けた日本かわいそう」って意識を刷り込み直すための自己暗示みたいに思うんだよな。
確かに戦争では多くの人が亡くなった悲劇的な出来事だけど、日本じゃそれ以外の視点で戦争を語ることが極端に忌避されてるよな、明らかに。
「戦争を知らない世代」なんて言葉があるけど、戦争を体験していない世代だからこそ感情論抜きの客観的な視点で戦争を語ることが出来るんじゃないかとも思ったり。
前に読んだ「夜と霧」も、日本でよくあるような、いわゆる「かわいそう論」じゃなく、実際の収容所の生活がどういうものかを実際にそこにいた人が克明に描いた本で、(こういう言い方をすると語弊があるけど)すごく面白かった。
……と、まあなーんかえらそうなこと書いてるなガラにも無く。
この辺のことはも少し教養を深めてからまた書こう。「戦争論」もまだ読んでないしな。
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