A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

塚口サンサン劇場「サバービコン 仮面をかぶった街」&「BLAME! 東亜重音7.1ch重低音ウーハー上映」観てきました!

2018-07-07 23:50:24 | 映画感想

 最初はBLAME!のみ見る予定だったんですが、今日はサンサン劇場生誕65周年ということで通常上映が1000円だったので、急遽ちょっと気になってた「サバービコン」も観ることに。
 なので朝10時から夜8時まで塚口にいることに。
 さてまず「サバービコン」の感想ですが、ブラックコメディとのことでしたが中身はほぼサスペンス。
 理想的な街、サバービコンに黒人の一家が引っ越してきたことがきっかけで一連の騒動が起こるわけですが、印象的だったのはこの黒人の一家が特に何をしたわけでもないこと。
 つまりなにかするまでもなく、「黒人である」ということがサバービコンという白人至上主義者たちの街ではなによりの災厄の種となるというのが、僕ら日本人には、少なくとも僕にはほんとうの意味ではその恐ろしさが理解できない「人種差別」というものがどういうことかを顕著に物語っていたと思います。
 そしてその黒人一家の隣りに住んでいたロッジ家に強盗が。しかしそれは保険金詐欺目的の茶番だった。
 保険金詐欺を巡るもろもろはサスペンスとしてよくできてはいたものの、結局上記の黒人差別問題とそれがうまくからんでおらず、交わらないストーリーが同時進行してた感じ。
 個人的にはロッジ家の子供のニッキーが両親という最大の味方であるはずの存在に裏切られて窮地に立たされるところや、前半ではろくでなしだったおじさんが助けに来てくれるところなんかは好きでしたが、全体のまとまりとしてはちょっと、と言った感じ。
 さてサバービコンを見終わったのが11時45分。
 次のBLAME!の時間は17時45分。
 以前はさんさんタウン3番館にあったブックオフでどれだけでも時間を潰せたんですが今は改装中。
 なので近くのマックで持ってきた本を延々と読みます。
 しかし冷房がけっこう強めだったのでしばらくしたらかなり寒くなってきて退散。
 そこからは未来屋書店などをさまよい歩きつつ時間まで待ちます。
 まあ持っていったもろもろの本は読み終えることができたのでよし。
 そしていよいよBLAME!の上映開始!
 本作はこれで通算4回目となります。
 サンサン劇場で見るのは3回目。
 そしてやはり言及しなくてはいけないのが音響ですよ。
 もう冒頭の建設者が来たときの轟音たるや。
 もう周囲の空気がビリビリ震えて、全身に音が叩きつけて来る感じ。
 重力子放射線射出装置発車シーンでは首筋の髪の毛がゾワゾワするし、シートの背もたれがビリビリ震えてるしでもう大変。
 あとシボさんはやはりクールビューティでステキ。
 あの「……っふふ」って笑い方がすごく好きです。
 あと本作で一番気になるのは、櫻井さんの台本はどれだけ薄かったんだろうということです。
 さて次はフロリダ・プロジェクトかなあ……。

 

コメント
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