A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

危険だよなこれは……でもなあ……

2010-06-29 23:47:42 | 小説の書き方
というわけで夏コミ原稿のことなんですが、かなり危険な手段を使う事にしました。
すなわちオリキャラ使用。
今回の作品が本編の後日譚ということで使えるキャラが限られてくるというのがその理由なんですが、これが危険な方法であるということは重々承知しています。
キャラ自体はそんなに重要なポジションにいるわけでもない、むしろその立場が重要なキャラなのでどちらかというとキャラというよりはアイテムに近い感じです。
ん? そういや前の本でも施設の職員とか収容されてる子供とかオリキャラは出したよな……。
思い起こせばオリキャラ出すのはこれが初めてじゃないんだな。覚えとけよ俺。
ちなみにわたくし人形使いが二次創作に出すオリキャラは基本的に「ある特定の役割属性を持ったキャラが必要だから」という理由で出してます。
それは「特別な力を持たない一般人」だとか「原作では出てこないけど必ずいるはずの人間」だったりというもので、話を構築するために必要なパーツなんですね。いわゆる「その他大勢」のポジション。
ですが今回のは、やり方次第ではかなり重要な位置に来てしまいそうでちょっと不安。
そもそも二次創作でオリキャラが嫌われるのは、往々にして無根拠な最強設定で原作のキャラや設定を踏み台にしてしまうケースが見られるからだと理解しています。いわゆる原作レイプってヤツですね。
詳しくは「U-1」、「メアリー・スー」なんかでぐぐるといいかも。
特にバロックみたいに原作の設定が(意図的に)ゆるく、解釈の幅が広いと書いてる方もつい羽目を外してしまいがちになってしまいます。
解釈は十人十色でまったくけっこう、しかし原作に対するリスペクトは二次創作者が持つべき最低限のマナーだと思います。
なので、オリキャラを前面に出すことにはかなりの危険を感じるわけです。
でもまあ、今の段階ではまだ探り探り書いてる感じなので、上手い具合に作中に溶け込ませることができるかもしれません。
今回の作業工程はどうも「書きながら自分が書きたいことを探る」というえらく回りくどい形になっているようなので、なーんかイマイチまとまりがよくないんですよねえ。
コメント
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