ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

みちのくおっさん3人旅10

2017年11月20日 21時25分16秒 | 最近の出来事

お風呂に入ってあったまった体で、
さあでは食事に行きましょう。

ここの宿は「石清水料理の宿」
という売り出し文句です。
楽しみやなあ。

食事は近所の開いてる部屋でいただきました。

まずはこんな感じで出てきます。



お品書きもいただけるのですが、
次から次に出てくる料理と
中身を合わせるのが大変。

途中からもうやめました。

この日は、最初からお酒も頼んだので、
アルコールは程よく入ってきます。



これが、松茸土瓶蒸しだあ、



これがつぶがい焼いたもの、



そしてこれが蔵王牛のステーキです。



昼間は米沢牛だったので
「食べ比べだあ」とか言いながら
「うまい、うまい」といただきました。

え~食レポは
「うまい」しかありません。
食べログは無理ですなあ。

結局まあ出された食事は
全部食べ切れず、
松茸ごはんなんかは
おにぎりにしてもらうことになりました。

あの親切だったお姉さんが、
言葉のはしばしに
ズーズー弁を入れつつ
料理の解説をしてくれましたねえ。

そんな中で明日の日程を言うと、
仙台行ったら今は

「はらこ飯」ですよ

と教えてくれました。
夜の牛タンと合わせて、
まあこれで昼食もすべて
名物をいただくことになりますねえ。
楽しみにしておきましょう。

食事を終えてから部屋にかえって
ビールの続きです。
まあこの日のアルコール
注入度は頃合いです。

ほんのり気持ちいいまま
いろんな話をしましたねえ。

その後は室内風呂でゆっくり入浴。

T本さんは再度外湯にも行かれました。

そして寝る前にテレビを
つけてみると台風が
近づいてきています。

明日金曜日の帰宅なら
何とか行けるかなという感じですな。

あと一日、ゆっくりそして
精力的に楽しみましょうと、
眠りについたのでした。

さて翌朝。

再度入浴したわれらは、
朝食へと向かいます。
電車とかバスだったら
迎え酒って感じですが、
運転が待っているので
そうはいきません。

こういう感じの朝食をいただきました。



すみません、鮭の身に
橋を入れたところで
写真撮影を忘れていました。

朝食時に宿に「オカマ」へつながる道は
今日も通行止めですか?
と調べてもらうと
「今のところは通行止めじゃないですよ」
とのこと。

仙台方面へと向かう道の途中なので、
こんな雨の天気やけど
行ってみようということになりました。

朝食を終えたらさあ出発の用意です。

ここでT本さんからひと言。
「玉子湯は温泉名物の湯で、
ここは料理名物やったなあ。
そしてここは親切やった。
最初に非常口の説明もしてたもんなあ」

確かに初日の最初の説明が
非常口でしたね。

ききながらT本さんと
目を合わせてしまいましたもんね。

二日ともやはりさすが
首Dさんお抱えの旅行社のおかげで、
いい宿でしたねえ。

降りしきる雨の中、
さあでは最終日の旅行に
doiron運転で出発です。

まず最初に目指すのは、
蔵王刈田岳周辺の火口湖、
通称「おかま」である。

仙台へと向かう
「蔵王エコーライン」から
有料道路の「蔵王ハイライン」へと
入っていくのですが、
ここが昨日は通行止め
だったんでしょうね。

きょうは、雨は降っていますが
凍結などもなく順調に登っていきます。

このまままっすぐ行くと
遠刈田の方へと行くのですが
左側にその道路の入り口が現れます。
もうこの辺りは森林限界も
こえているのか
低い木しか生えていません。

夏場はきっと高山植物なんかも
咲くんでしょうねえ。

道路の一番奥に大きな
駐車場があります。
バスの専用駐車場なんかも
あるようです。

蔵王観光の目玉やもんね。

ガラガラの駐車場に車を止めて
歩いていきましょう。

打ち付けるような雨風で
寒いこと寒いこと。
ストーブがありがたかったです。

展望台入り口のボードには、



気温4℃、風速1~3m、
みはらし悪しと書かれてありました。

続く


みちのくおっさん3人旅9

2017年11月19日 20時53分43秒 | 最近の出来事

いやあ、ちょっとした
道の判断ミスで宿に入ったのは
3時ころでした。

まあこれでもまだ温泉に入って
ゆっくりするには、
時間がたっぷりあります。

玄関先でストーブであったまりながら、
この後の計画を相談です。



そういえばこの宿の裏に
貯水池があって周辺散策できるぞ
と資料に書いてありました。



まあせっかくここまで来たんだから、
もう少し外で歩いてみるかと、
お二人を誘ったのですが
ちょっとここはNOでした。

だったら、
「僕はおなかでも減らしに
行ってくるわ」と後で
出かけようとしたら、
二人も「やっぱり行く」
とついてこられました。

「体冷やした方がお風呂が
あったかいやろなあ」
とか言いつつ、出かけましたよ。

ホテルの裏口から森の中を
2,3分歩くと見えてきました。



たぶんため池的に作られた
貯水池なんでしょう。



この池の周りをぐるりんと
歩いて回ることにしました。

池の周りの散歩道距離は
1周1.5キロと案内がありましたね。
ちょうど飯までの時間を
考えたらいい感じです。

高原のさわやかな風に
吹かれながら雨上がりの
森の中を散策。

いい感じですねえ。

ただねえ、唯一心配なのが、
先ほどから張られまくられていた
「クマ出没注意!」です。

もし二人とも行かなくて
doiron一人で回るには
若干不案なくらい森の中でしたね。



来てくれてよかったあ。

こうして三人でわいわい
言いながら歩いていたら、
クマも逃げていくでしょうよ。

若い女の子くらいしか
集まってこないはずです。

ああ、写真撮影は事務所を
通してね~とまあ
妄想はこれくらいにしときましょう。

案内を見てると、
春だったら水芭蕉の群生が
あったりするいい所でしたね。

あ、こんなマムシグサの実も。



静かな湖です。



途中こんな滝があったりする中を
進んでいきます。

そして対岸側に出ると
道もすっかり舗装されていますねえ。
お二人をこんな風に撮影しました。



ほぼ四分の三ほど
回り終わったところは
ちょっと公園風になっています。



こういう像があったり、
カエルのオブジェなんかも
ありましたよ。



で、これで湖一周は終わりです。
時間的にもよくなりましたし、
のんびりもしたので
宿に帰りましょう。



さあではお風呂です。

ここで案内をしてくれる女性は
いい人でしたねえ。

あの貯水池はため池?

ホテル横の畑はホテルのもので、
そこで出来たものを
我々が食べてるの?

なぜお風呂はあんな外に
あるように作ったの?

オカマの道路はいつも
こんな時期に通行止めになるの?

この辺はどれくらい雪が積もるの?

ほかにもいろいろ質問しても
答えてくれはりました。

帰り際に
「ふつういろんな人が
質問する話をすべて一人で
質問しはったねえ」
といわれてしまいましたわ。

では、まず案内してくれた
外のお風呂に行きましょう。

駐車場を超えて歩いていきます。



そこは「大吉の湯」と
紹介してくれたのですが、
なんと「代吉の湯」でした。

なぜ「大吉」じゃなくて
「代吉」なの?
とまた質問したくなりましたなあ。
(結局忘れたけど)

中に入ると、
おおやっぱりここも
おおざっぱな更衣室ですねえ。

東北の温泉はほんとに
のんびりしています。
浴槽はだいたい6,7人で
いっぱいになりそうなお風呂で、
結構湯音は高かったです。

doironは暑い風呂が好きなので、
ちょうどよかったですけどね。

弱酸性のかけ流しだそうです。
なので石鹸とかは
使えないくらいなので、
洗い場はありません。
温泉につかってあったまって
出ていくみたいな感じですね。
きれい好きはこのまま
室内風呂へと移動していくのが
いいでしょう。

それにしてもこの日は
雨なので景色はもう一歩でしたが、
小雪が舞う日なんかは
入浴しててもいいでしょうねえ。

続く


みちのくおっさん3人旅8

2017年11月18日 21時21分44秒 | 最近の出来事

米沢名物の昼飯をいただいた後は、
T本さん希望の名刀展に入りました。



中に入ると、もう最初に、
でっかい「槍」が据えられていましたね。

こんなでっかい鉄の塊を
振り回していたんですねえ。
それはとても驚きでした。

そしてそのあとも、
名刀といわれる刀がずらずらっと
並んでいます。



刀の様子なんかは備えの紙に
詳しく書かれています。

彫り物はどうなっているのか、
刀部分の名称はどうなっており、
この刀は前部分が大きい
などと細かく書かれています。

面白いのは刀の様子を
つらつらと書いた文章で、
鋳物の言葉なんかも入れて
特徴のある表現が使われていますね。

刀のそういう表現には、
何か決まった表現方法があるようですね。

「平肉がここちよくつき、
磨上ながら姿態に品格があり…」
など独特に表現されていました。

それにしてもどの刀も錆がなく、
手入れも大変なんでしょうねえ。
もし買うとしたら、
どんな金額になるんでしょうねえ。

で、その時に思ったのですが、
戦国時代の戦で武将は
こんな武器で戦っていたのでしょうが、
前線の足軽たちも
こんな武器を持ってたのでしょうか。

帰ってから調べてみたら、
鉄砲、弓などのほかは
たいていが長い槍だったそうです。

7m位の槍もあったそうで、
それで敵の武将を威嚇したり
下からついたりしたそうです。
中には刀を持っている
兵もいましたが、
それは武器としてはいまいちで、
やっつけた敵の首を
切り取ったりするように
使ったそうです。

なるほど、武将の武器を見つつ
足軽級のdoironは
そんな勉強をしたのでありました。

しかしこういう展示会に行くと
写真なんかが全く取れないのは
悲しいですね。

そうして米沢市でいろいろと
時間を過ごし、では
車は再度蔵王を目指して走って行きます。

こんな上山市もこえてから
山の方へと入っていきます。



この頃となりますと、
日本に迫りくる台風21号が
どんどんと北上してきています。

時折ザーッと降る雨なんかは
山の空気を冷やしてゆきます。

うう~寒いっという感じの気候です。

で、そのうちに蔵王温泉が
近づいてきました。

3本ほどかけられた
ロープウェイのり場も
人がまばらです。



それになんとこの日は
山の中にある「オカマ」という
火口湖に行く道が、
冷えて凍結個所も出てくるかもしれない
ということでもう通行止めです。

まあこんな状態で高いお金を出して
ロープウェイにのって
高い山の上まで行き、
キリや下手したら氷にまみれて
帰ってくるのは
残念ながら却下することにしましょう。

ちょっと早い時間ですが、
宿に行ってあったかい風呂に
入ってゆっくりしよう
ということになりました。

宿に向けてうんうんと
車を走らせていくと・・・

あれっ道はどんどん山の中へと
入っていきますよ。

宿なんかありそうではないです。

でもねえ、ナビはどんどん
前方を示していきます。

仕方ないなあ、紅葉でも
楽しんでいくか。

う~ん、それでもねえ、
狸の宿でもあるまいし
不満に思いながら進んでいくと、
なんかとんでもないところで
左に曲がれと案内が出ます。

え~こんなところから
宿に行くの?

これは変やなあと思っていると
車はぐるりんと道を曲がって、
またもとの道に出て
引き返すようになっているのです。

どうやら道を間違えていたようです。

でも古いナビですから、
山道を戻りなさい
なんて言いません。

ずっと下山したところの
Uターンできそうな道の
配置を見ていたようなんですね。

なるほど、山道や田舎道みたいだと
道を間違えたときは
とんでもない遠方まで行って
Uターンさせるんですね。

またもと来た道を守って、
先ほどのロープウェイ広場に
戻ってきました。



宿は違った道を山下へと
戻ったところにあったようでした。

続く


みちのくおっさん3人旅7

2017年11月17日 21時30分35秒 | 最近の出来事

日本の近代の火山災害としては
最大級だった磐梯山の方から、
こんな紅葉の景色なんかを



眺めながら車は降りてきました。



ここは都市名でいうと
「米沢」ですね。

ということは、ここは山形県ですね。
ここもまたdoironが
行ったことのない都道府県でした。
これで、日本国中でまだdoironが
行ったことのないのは、
秋田県のみとなりましたねえ。

で、その山形の「米沢」というと、
「米沢牛」「米沢ラーメン」
「上杉謙信」なんかでしょうか。

山形大学なんかを超えていくと
上杉神社の案内が出てきます。



そうそう今回は朱印帳を
持ってきていたので、
ここに寄ってもらいましょう。

それにその神社の近くにある
米沢市の博物館でやっている
「上杉家の名刀と三十五腰」、
T本さんはこれが見たい
とのことなのでそこの駐車場に停車。



朱印帳を手に持ち、
まずは上杉神社へと
向かったのでありました。

公園の中を抜けていきますと、
ここにはライオンズが建てた
「上杉謙信公」の碑と



伊達政宗生誕地の石が立っております。



これはそして上杉家十代、
上杉鷹山の碑で、
この鷹山公が家訓に示した歌は有名です。



「為せば成る なさねば成らぬ
 何事も 成らぬは人の 
なさぬなりけり」

昔の人は端的にいいことを
言いましたねえ。
こういう言葉を自分も持ちたいですねえ。

ここにあるのは「草木塔」で、
草木に感謝し、その成長を願って
建立されたと伝えられる石碑です。



全国で三十四基確認されているうちの
32基が山形県にあります。

大火事なんかで焼失した
草や木にも魂があるという
優しい気持ちが
この碑に込められているそうです。

ここにあるのは「松岬神社」で、



上杉を寄進しほかにも
過去の偉人を合祀して
6人が祭神となっている。



そしてここがかんじんの
上杉謙信が列せられている

「上杉神社」。



ああ、ではいよいよここで
朱印をいただいておきましょう。

朱印の右端には
「第一義」と書かれています。

圧倒的なカリスマ性で
越後をまとめた上杉謙信は
この言葉を掲げていました。

自分が信じる本当に
大切なことを信じ、
生きていたようです。

上杉神社の朱印には
それがきっちりと
刻まれていました。

それでは自分にとっての
「第一義」って何かなあ、
などと思いながら、
降ったりやんだりの雨の中
しっかりとお参りをしておきました。



さあ、では次は名刀展にと
思いましたが、
ちょっとおなかがすいています。
ここらで昼飯ですねえ。

米沢名物「米沢ラーメン」辺りが
いいでしょう。

公園近くの開いている
ラーメン屋さんに入りました。

メニューを見てみますと、
おお~なんとここの昼の定食に
「米沢牛丼と米沢ラーメンセット」
というのがあります。

迷わずこれにしましたね。
米沢牛ってどんなだろう、
米沢ラーメンの特徴は?
なんて思っていると、
店員さんが肉のパックを
持ってきました。
その中には霜降りのおいしそうな牛肉が・・。

「え~では今からこれを
焼きつつ丼にしていきますね」とのこと。

ああ、しっかりと主張してはりますねえ。

どんなだろうなあと
しばらく待っていると、
おお来ました。



これが定食です。
焼いた米沢牛がのったミニ丼と
ラーメンのセット。
ラーメンは細麺のちぢれ面のようです。
あとで調べてみたら、
まさにこれが米沢ラーメンです。

よかったですねえ。
旅行に来て、ちょうどそこの
名物が食べれて幸せです。

食べてみると、さすがに米沢牛。

ほかの牛肉と味が違います・・・
なあんてことはわかりません。
でもまあ霜降りだけあって
やわらかいソフトな牛肉でしたねえ。

そして細麺のちぢれ面は
ちょっとdoironの
好み麺ではありませんが、
まあこれも名物なんですから
しっかりいただいておきましょう。

続く


みちのくおっさん3人旅6

2017年11月16日 21時49分20秒 | 最近の出来事

玉子の湯の朝食はこれ。



まあまあ普通の朝食ですね。
この時T本さんはこうおっしゃってました。

「きのう宿に入った時に
いろいろ説明があったけど、
言葉でいう避難路の説明が
なかったよねえ。
だからさあ、ここは料理や
お泊りよりも“お湯自慢”の宿なんだよ」
とねえ。

確かにお湯に関しては満点でしたが、
ほかの点ではもう少し
至らない点もあったかなあという印象でした。
doironは、お酒を飲みすぎて
たっぷり寝たのであまりわからなかったけどね。

さて、では旅行も二日目。

今日の宿は蔵王温泉なので、
そこを目指して出発していきましょう。

山道を走って行きますと、
目の前に大きな湖が見えてきました。



磐梯山の噴火の際にできた大きな湖
「桧原湖」です。

小野川湖・秋元湖とともに
出来ています。
この辺りはその三湖が
見渡せれる場所ということで、
「三湖パラダイス」といわれています。



ほんとは明治21年に磐梯山が
噴火したときは、
300近い泉ができて、
500人近い死者が出るほどだったそうです。



この噴火で桧原村が消滅したそうで、
いまでも水位が下がると
水没以前にあった神社の鳥居や
参道わきの並木なんかが現れるそうです。



むかし北陸の山に行ったときに
廃村の中を歩いたことがありますが、
なんかとても怖くて
慌てて山を駆けていったことが
あるのを思い出しますねえ。

磐梯山にあった山一つが、
ぶわーと崩れてこの裏磐梯の地形を作りました。
なので磐梯山そのものを見ますと、
南側からは会津富士といわれる
きれいな山なんですが、
この北側の裏磐梯から見ると
大きく崩れた山の姿になっているそうです。

残念ながら今回の雨模様の
天候ではきれいに見ることが
できなかったのが残念です。

でもねえ130年くらい前に
崩れてできた地形が、
こんなに緑濃くなっているのは
不思議ですよねえ。

実はなんと地元のある方が
私財をなげうって植林したからなんだそうです。

山からおりていくと、
五色沼というところに出ます。



300近い泉の一つですね。

ここも結構な観光地になっていて
たくさんの人がいました。
年間500万人くらいの
観光者がいるそうです。

なぜ五色沼かと言いますと、
磐梯山から湧き出した水が強酸性で、
それを様々な地下水が薄めたり、
自然のアルカリ水で中和したりするそうです。
なので、赤い湖、青い湖、緑の湖など
様々な色の湖水をつくり出すんだそうです。

やってきた湖の周りを
散歩して歩けるようにも
なっているのですが、
もうこの時は結構な雨でしたので、
売店でコーヒーを買って飲みながら
景色を眺めていました。

売店のお姉さんに
「この辺ていつもこんなに寒いの?
いまは特別だよね」ときくと
「いやあ、だいたいこんなもんですよ」
といってはりました。

休憩所なんかにはストーブも
しっかりたかれていましたね。

もっとじっくりと磐梯山の作った
この景色を楽しみたかったのですが
残念です。

磐梯山は宝の山です。

ばんだ~い、ばんだ~いとさけびつつ、
先に進んでいきましょう。

桧原湖の周りには今は国道が通っています。
この辺り地名は「北塩原村」といいます。

こんな山の中で「塩」というのは
不思議な名前ですよねえ。

じつはこのあたり昔は
大規模な塩生産工場がありました。
なんと湧いて出てくる温泉に
たくさん潮が含まれていて、
すごい塩生産地だったそうです。

だったらあの玉子湯もペーハー値が
2.7と強酸性でしたから、
なめたら塩辛かったかもしれませんね。

この裏磐梯には初めて来たのですが
以前ブラタモリで放映してたから、



ちょっとずつ断片が頭に残っていて、
ぶらぶらしつつも何となく
懐かしいような感じがしたものです。

続く


みちのくおっさん3人旅5

2017年11月15日 20時46分48秒 | 最近の出来事

一泊目の宿は高湯温泉「玉子湯」。

源泉かけ流し温泉です。

温泉の呼び方とか
評価の仕方とか言うのは
いろんな場合があって
判断がむつかしいですねえ。

ここでいう「かけ流し」って
どういう意味でしょう。

調べてみますと、4つの条件があるようです。

1.新しい湯を常に浴槽に注いでいること。
2.注がれた分だけの湯が浴槽の
外にあふれていること。
3.あふれた湯は決して浴槽に戻さないこと。
4.湯量の不足を補うために、
浴槽内で循環ろ過させないこと。

だそうです。

じゃ、もう一つ。
「源泉」とは、
1.温泉法で定められた温泉であること。
2.所有する自家源泉、または
共同源泉からの引き湯を
使用していることとなります。
3.泉質を損なわない範囲での
最低限の加水・加温は認める。
4.湯量不足を補うための
水増し加水は認めない。

とまあこうなっているわけですねえ。
で、ここの温泉の表示を見てみますと、



お湯は源泉で一部引き湯を
持ちいてることそして
新湯を注ぎ込みあふれたお湯は
排水していることとなっています。

いやあなかなかの温泉です。

歴史は古く、明治の温泉番付でも
前頭4枚目にランクされていました。



この宿の風呂はそういう
屋外温泉の茅葺が3棟と
室内の温泉風大浴場が1つあります。

まずこの「玉子湯」と書かれた
大きな石の横にあるのが、
男女別々の室内風呂で、



真ん中が女子専用風呂。





そして一番奥が男女の露天風呂です。



僕らはまず食事の時間を指定し、
一番奥の露天風呂へと向かいました。



なんかこの辺りの脱衣所
というのもゆるゆるですねえ。
防犯活動がまったくないというか、
みんな好きなように
服を脱いでおいていきはります。

で、風呂はというと・・・

おお~真っ白です。
あの和歌山の花山温泉に
よく似てますねえ。

入ってみたら何となくおだやかな感じです。

若干冷え込んできた気温と合わせて、
いつまでも入っていられそうですねえ。

いろんなことを忘れて
のんびりしました。



こんな紅葉と立派な温泉に大満足、
ではあったまった体で
夜の食事へと参りましょう。

これが夜の食事で、



ここに煮物なんかもついてきます。



まずはビールで乾杯ですな。

くわんぱーい!

で、すぐに飲み物は
日本酒へと移っていきますが、
最初に頼んだ2本のビールが
残っています。

doironさん、運転ご苦労さん
としっかりつがれます。
むむむ~でも飲まなくちゃね。

そしてこんな御酒の冷やた熱燗も届いて、



うわーもう満杯です。
四国結願の思い出話や
T本さんの山話なんかも
いろいろ出てきましたが、
途中から酔っぱらって、
もう何を飲んだか食べたのか
わからなくなってしまいました。

いやあまあ楽しかったということですがね。

食った、飲んだあ
と言いつつ部屋に帰ったところで、
doironはバタンQでした。



今度はしばらくしてから、
室内大風呂に入って
帰ってきたお二人が、
さあ電気消して寝ようかあ
というころに目が覚めました。

そんな二人に合わせて、
仕方なく再度眠りへ。
まあ、こういう状況でも
眠りにつけるというのが
doironの特技なんですがね

おかげで午前4時ころに起きて、
室内風呂に行ったりしましたよ。

ほんとは近辺を散歩したかったのですが、
残念ながら台風の接近で、
その朝は大雨なのであきらめました。

う~ん、今日の蔵王方面への
ドライブはどうなるだろうかと考えながら、
朝のひと時を過ごしたのでした。

首Dさんの希望で、
今日はゆっくり出ようと考えていたので、
朝食もゆっくりにしました。

再度3人で風呂に行き、またゆったり。
おっさん3人はもうだらけ切っています。

ああ、こんな田舎の宿も
連泊できるほど安かったら
のんびりするのになあ
とかいいつつ温泉に
まみれたりしましたね。

で、この宿の最後の楽しみ、
朝食へと向かう三人だったのです。

続く


みちのくおっさん3人旅4

2017年11月14日 21時45分08秒 | 最近の出来事

さあ、ではロープウエイで
下っていきましょう。



この辺りはきれいでしたねえ。

ではここから遠くに磐梯山を
眺める自動車道に入っていきます。

みちは山道をくねくねと走って行きます。
標高も随分と上がって
きているようですねえ。

紅葉が目にも鮮やかです。

見晴らしのいいところで
車を止めてちょっと休憩。
遠くを眺めると山が
いっぱい見えていますが、
どうもこの辺の山はわかりにくい。

車を止めた場所と方角から、
遠くに見える大きな山が
「磐梯山」のようです。



その後も山に登っていき、
ピークを越えたところで
前方に大きな広場と
見晴らしのいい場所が見えてきました。

ここが浄土平ですねえ。
大きな駐車場もありますので
寄ってみましょう。

すると道の右側に階段の坂道が
ずっと上に向かってついており、
その先はガスの中に
包まれているではないですか。



そこにあるのは、
「吾妻小富士」のようです。



浄土平ビジターセンターに
入ってみた資料の写真がこれ。



いやあこれだったら
ガスがなければお鉢めぐり
できるのになあ。
こんな天気だったら
ガスの中をさまようようなものです。

そういえば、飛行機で
こちらに来るときに見えていた
富士山のようなお鉢巡りの山が
これだったかもしれませんね。

天気がよければ遊べたのになあ、
残念です。

センターでこんな生き物の
はく製を眺めたりします。





おおこんな生き物もいるんですねえ。



ん?このウサギ、
耳がやたら大きいなあ
とか言いながら眺めます。

そして、この辺りをゆっくりと
一日かけて歩き回れるような
こんな案内もありました。



いいやろなあ、
なんか気持ちが大きくなって。

でも遠いしなあ、
たぶんまたここへ来るなんてことは
ないでしょうねえ。
じっくりと味わっておきましょう。

ではまた車を走らせましょう。
浄土平を過ぎたら、
火山地帯のような斜面を下っていきます。



道端には「注意 火山性ガス」とか



「車は窓を閉めて走ってください」
みたいな案内がいくつも出ています。

窓を閉めてても車の中に
硫黄のようなにおいが
はいってくるもんね。

もちろん停車もできません。
止めて写真を撮りそうになったら
ヒンシュクですね

いやあ、すごいところです。
2,3分そのようなところを
走った後は、快適な
紅葉ドライブとなります。

快適に車を走らせていると、
大きな谷のところに車がさしかかります。
不動沢といいます。

ここにかかる大きな橋のところから
みた山の景色が、
今回の最高の紅葉でした。

ここを通りかかる車は
みんなスピードを落としていますが、
doironたちは先の駐車場に
車を止めて歩いていきました。

もうここは小さなカメラではなく
持参したニコンD80を持って
渾身撮影ですね。



これが上流側の景色。

満点の紅葉と旧道の橋台や



谷の途中にかかる滝の景色がすごいです。



そしてこれが下流側の景色。



途中の白い部分は山崩れかなあ。

それにしても自然の力はすごい。
あふれんばかりの山々の
緑を見事に色づけていますねえ。

橋の上だったので、
首Dさんは寒くて震えてましたねえ。



車に戻っても三人の興奮は
冷めやらず、
これで今回来た甲斐があったなあ
と喜んでいました。

さあではいよいよ宿へと向かいましょう。

温泉とおいしい料理が待っています。

車で走っていると
いくつか温泉街を抜けていきます。
ある温泉なんかは山の斜面に
宿をいっぱい作っており、
紅葉の山の斜面から
あちこちで温泉の湯気が立ち上る
というすごい景色。

さすがにあんな火山ガスが
湧き出る山の近くやから、
湧いてくる温泉の量は
ただもんじゃないねえという感じです。

そのあたりから比較的近いところに、
今日の宿「玉子屋」がありました。
なぜ「玉子屋」かというと、
ここにわく温泉が
卵のように白いからです。



続く


みちのくおっさん3人旅3

2017年11月13日 20時41分10秒 | 最近の出来事

お店に入ってわっぱめし付きの
定食を頼みました。



そうですねえ、旅行に来た時くらいは
飯類は贅沢にいきましょう。

で、ここからdoironが運転するので、
お二人はビールとか飲んでもいいですよ
と勧めたのですが、
晩飯の時にみんなで乾杯するからいいよ、とのこと。



う~ん恐れ入ります。
反対の立場だったらdoironは
すぐに飲んでたやろなあ。

でもここの飯はうまかった。

なかなかしょっぱなから
いい傾向です。

さあ、ではここからdoironの運転で、
山の中へと入っていきましょう。

途中でお土産屋さんに、
まだ買わないけど下見で入ってみたら
こんな柿の種が、



いやあ東北気分がわいてきますねえ。

猪苗代方向に向いて車を転がしていくと、
おお~ありました。

最初の目的地「安達太良山」です。

この山のことを書くときには、
必ず高村光太郎の
この詩が出てくる。

『智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。

-------- (中略)

智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あだたらやま)の
山の上に毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。』

愛する妻が脳の病気におかされていく中で、
愛する彼女の言葉を綴った詩だ。

光太郎はそんな愛する妻を歌った
「智恵子抄」の中に、
心の震える詩を溢れるように残している。

そんな智恵子が眺めた
安達太良の空を眺めに行くのです。

この道を右に曲がったら
安達太良山ロープウェイに行くよ
という道を、レンタカーは
うんうん言いながら走って行きます。

そして到着したのが、ここです。



ここまで静かな山道を登ってきたのに、
ここまで来たら超大量の車と人々です。

観光客もいますし、
いま山を下りてきたばかりのような
登山者もいましたね。

ここからだと安達太良山まで
一日で十分行ける距離だとのこと。



残念ながらこの日はわれらは観光です。
こんなロープウェイで



安達太良山までの途中となる
薬師岳へと登っていきましょう。



こんな森の中を抜けていき、



標高が高くなっていくと、
うわー見事な紅葉の景色です。



そしてそこに見える鈍い色の空。
でもこれはきっと智恵子が見たかった
空ではないでしょうねえ。

でもねえよかった。
こんな紅葉が見れていい時に来ましたねえ。

ロープウェイを降りて
薬師岳へと歩いていくと、
こんな木の棒が立っていました。



「この上の空がほんとの空です」だって。

二本松市さん、頑張っていいのを
作りましたね。

しかしそれにしても
二本松市なんて初めて知りましたねえ。
さすがに始めてきた福島県です。

ほかにも田村市、本宮市など
耳にするのも初めてのような市が
存在するんですねえ。

旅すると視野が広がりますねえ。

この薬師岳のそばにこんな社もありました。



お参りにも行きましょう。

それにしてもこのロープウェイは
こんな値段で運航してはります。



往復1700円。
何人くらい利用するのかなあ。
単に一日1000人としても、
年間で6億円ですよ。
すごいですねえ。

やしろに向かって歩いていると、
結構巨大な犬を連れている
男の人にあいました。

へえ~こんなところまで、
歩いてですかあ、
リフトですかあと聞くと
リフトとのこと。

さすがに犬まで料金とらんやろ
と聞いてみると、
「いやあ人間の子ども並みの
値段は取られますよ」とのこと。

すると、犬でも1300円ですかあ。
大変でしたねえ。
でももしかしたらファミリー券で
2600円だったりしてね。
父犬の愛も深いんでしょう。

ではここで写真撮影です。





こんな格好でも寒いくらいでしたよ。
T本さんは山頂にある金を
鳴らしてはりましたな。



ダケカンバが赤い実をつける



秋の標高1700mの
安達太良周辺散策でした。



続く


みちのくおっさん3人旅2

2017年11月12日 21時54分43秒 | 最近の出来事

ピーチで3人分の席をとるとき、
座席の指定はできませんから
三人分の席はバラバラになる
といわれました。



じゃあ、今日取った切符で
席はどうなっているだろう
と思っていたのです。

乗った飛行機は左右3人席の飛行機です。

切符を見てみると、
doironと首さんが19のA・B席で
T本さんが19のD席です。

間に一人入るので、
変わってもらおうと思ったのですが、
T本さんは「かめへんかめへん」と
指定通りに座ってゆきはります。

あとでその席に来た人は
杖を突く高齢ばあちゃんなので、
まあもうそっとしとこうと
みんなの意見は整いました。

ピーチの場合はこういうことも
あるんですねえ。

doironは窓側の席です。



この時はまだ雨も降っておらず
外の景色もよく見えます。

上空へ行けば行くほど
空は晴れ上がり、
北アルプスなんかも
よく見えましたよ。

ああ、あれは穂高やなあ
とかいいながら、
首Dさんと眺めてました。

若しかしたら向こうの窓からは
富士山が見えていたかも
しれませんね。

東北が近づいてくると、
山の景色もすごく変わります。

途中、富士山のてっぺんみたいに
お鉢めぐりができる山も
すぐ下に見えていました。


資料映像です。

そしていよいよ飛行機は、
地震と津波の被害を受けた
仙台空港に到着です。

気温は、大阪より少し寒い程度でしたね。

さあ、ではまずは抑えてくれている
オリックスレンタカーの窓口へと急ぎましょう。

送迎バスを順番で二回待って、
空港から1キロくらいの会社に到着です。



借りた車は、プレミオでした。

見た目は結構新しそうです。
今回の車もdoironが
運転やなと思っていたのですが、
今回はT本さんも運転してくれるそうだ。

さあ、では東北の町にGOです。
まずはT本さんの運転から
始まります。

津波後仙台空港の周りが
どんな状態だったか、
doironが以前来た時の取材を
思い出しながら説明しましたが、
ひん曲がった道路標識とかは
ほとんど直されていましたね。

あそこまで水が来たって
レンタカー社員は行ってたよとかね。

まだまだ急ごしらえのような
倉庫が並ぶようなところを
どんどん走り、そこから、
仙台南部道路に乗り、
東北自動車道へと回っていきます。

まず最初は安達太良山の方に
向かうことになっています。

地図を見ながら運転しているのですが、
これがなかなかねえ。
みんなこっちの地理に
あまり詳しくないから、
道路標識とか見てても
あまりなじみがないから、
思うようには進んでくれません。

それにナビもちょっと古いようですねえ。

新しい車かと思っていたら、
なんともう9万キロ以上走ってる車でした。
ここでT本さんからこんな指摘が。

「あのさあ、レンタカーなんて
携帯のメモリーに青葉城いれるとか
松島いれるとか、
メインの地点をいくつか入れといたら
こっちも設定が楽やのになあ」
って言ってはりましたね。

全くその通りですねえ。

景色を見ていると、
紅葉が始まってます。

沿道のカキの木なんかももう実が満開。
さあ、今日は山方面は
どんな紅葉が待っているでしょうねえ。
楽しみです。

福島西インターまで車で行き、
そこから県道を走って行きます。

そういえば、全国の都道府県で
doironが行ったことのないところは
後3か所ありますが、
福島県もそのうちの一つでした。

で、ぼちぼちお昼ですよ。

さあ、この辺りの食事って
何かなあとかいってたら、
二人ともこれまでいろいろ調べたけど
この辺りは「そば」が
いいんと違うという意見でした。

いいですねえ、
ではそんなお店を探しましょう。

で、見つけたのがこんなお店。



おそばと創作のわっぱめしなんかが
名物だそうです。
止まっている車を見ると、
けっこう遠距離のものもありますから、
有名店かもしれませんね。

続く


みちのくおっさん3人旅1

2017年11月11日 21時33分02秒 | 最近の出来事

四国のお遍路が終わるころに、
和歌山のT本さんから電話があり、
四国結願の旅行を3人で行こう
というお誘いであった。

以前から次の旅行は東北に行こう
という声はあったのだが、
doironと首Dさんが毎月四国に
行ってたのでT本さんは
遠慮してはったのだ。

なので四国結願も果たした
今となっては、もう東北に
行こう行こうという
ことになったのだった。

東北というと、首Dさんは全くの初めてで
T本さんは一度だけ
行ったことがあるという程度であった。

となると、doironは
こう見えて東北の経験は結構あるし、
レンタカーで走り回ったことが
あるのでまずは簡単な経路を考えて、
激安飛行機を抑えるという
役目を担うことになった。

あちこち回るのもいいけど、
この3人だったら自然が深く
紅葉の見れる頃がいいだろう
ということで、飛行機の
売り出しを見張っていた。

そしてある日、超激安の飛行機が
売りに出されたのだ。

仙台まで3000円台の便だ。
これはもう申し込まなくてはと、
日付とお二人の生年月日を
問い合わせたのだが、
むむ~返事がない。

こんなことならちゃんと
打ち合わせて置いたら
よかったなあと思いつつ
返事を待ったが、その日は
返事がなかった。

そして翌日に返事が届いたので、
よーし申し込むぞと思ったが
もう予約は満員で受けつけ
してもらえなかった。

なので再度日付を余裕をもっていただき、
その範囲内でいいのがあったら
申し込むよと打ち合わせて置いた。

だってピーチは予約取り消し
できないからねえ。

で、二日後くらいに前ほどの
激安ではないが、往復1万円ちょっと
という便があったので抑えたのが、
今回の旅行だったのだ。

飛行機が決まったので、
では宿とレンタカーは
首Dさんお抱えの旅行会に
お願いして取ってもらうことにした。

目的は、温泉と紅葉と料理の順で
頃合いを抑えてもらうことにしたのだ。

でもねえ、首Dさんはいつも
奥さんと豪華な旅をしているからなあ、
ちょっと金額的に心配な面はあるけどね。

そして2週間後くらいに
予約の内容が届けられた。

う~ん、なんかかなり豪華そうだし、
これだとdoironのレンタカー運転は
かなりハードなものになるなあ
と思っていたら、T本さんが
もっとゆっくり移動しつつ
田舎の紅葉を楽しもうよと提案してきた。

うんうんそうやね、
僕もエイで首Dさんに同様に言い、
再度旅行者に見直してもらう
ことにしたのだ。

そして出てきたのが、
今回の旅行の内容になった。

温泉で有名な田舎旅館と
蔵王の料理旅館の二泊だ。

かなり山道を進むので
1300ccのレンタカーも
同じ値段で1500ccのものに
かえてもらっている。

よしよしこれでいいだろう。

この宿のケースをもとに、
周辺の観光地をよく研究してみよう
ということで、名所と遊び、
そして料理の特徴なんかを
少しずつためていき、
ついに10月中頃過ぎに、
我ら3人は東北への旅へと
旅立ったのでありました。

関空まではdoironと首Dさんは
ミセスの車で送ってもらい、
T本さんは和歌山駅から
関空第二ターミナルまでつなぐ
リムジンバスでやってきた。

朝は8時10分の便であるから
7時半集合だ。

天気はというと、これがねえ
大変な気候になりそうだ。

この日はまだいい天気だったが
超大型の台風21号が
日本に向けて着々と南洋上を
進みつつある状態。

関西に来るのは日曜日くらいになる。

われらは金曜夜に大阪着となるので、
まあぎりぎりのところであるが、
残念ながら秋の抜けるような
青空とそこに輝く紅葉といった
シチュエーションには
かなり無理があるようだ。

まあ何とかなるだろうと、
我々3人はのんきなものである。

スマホに届いたメールで
切符を手に入れて、
ピーチ便へと向かって行くのでありました。



続く