ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

みちのくおっさん3人旅3

2017年11月13日 20時41分10秒 | 最近の出来事

お店に入ってわっぱめし付きの
定食を頼みました。



そうですねえ、旅行に来た時くらいは
飯類は贅沢にいきましょう。

で、ここからdoironが運転するので、
お二人はビールとか飲んでもいいですよ
と勧めたのですが、
晩飯の時にみんなで乾杯するからいいよ、とのこと。



う~ん恐れ入ります。
反対の立場だったらdoironは
すぐに飲んでたやろなあ。

でもここの飯はうまかった。

なかなかしょっぱなから
いい傾向です。

さあ、ではここからdoironの運転で、
山の中へと入っていきましょう。

途中でお土産屋さんに、
まだ買わないけど下見で入ってみたら
こんな柿の種が、



いやあ東北気分がわいてきますねえ。

猪苗代方向に向いて車を転がしていくと、
おお~ありました。

最初の目的地「安達太良山」です。

この山のことを書くときには、
必ず高村光太郎の
この詩が出てくる。

『智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。

-------- (中略)

智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あだたらやま)の
山の上に毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。』

愛する妻が脳の病気におかされていく中で、
愛する彼女の言葉を綴った詩だ。

光太郎はそんな愛する妻を歌った
「智恵子抄」の中に、
心の震える詩を溢れるように残している。

そんな智恵子が眺めた
安達太良の空を眺めに行くのです。

この道を右に曲がったら
安達太良山ロープウェイに行くよ
という道を、レンタカーは
うんうん言いながら走って行きます。

そして到着したのが、ここです。



ここまで静かな山道を登ってきたのに、
ここまで来たら超大量の車と人々です。

観光客もいますし、
いま山を下りてきたばかりのような
登山者もいましたね。

ここからだと安達太良山まで
一日で十分行ける距離だとのこと。



残念ながらこの日はわれらは観光です。
こんなロープウェイで



安達太良山までの途中となる
薬師岳へと登っていきましょう。



こんな森の中を抜けていき、



標高が高くなっていくと、
うわー見事な紅葉の景色です。



そしてそこに見える鈍い色の空。
でもこれはきっと智恵子が見たかった
空ではないでしょうねえ。

でもねえよかった。
こんな紅葉が見れていい時に来ましたねえ。

ロープウェイを降りて
薬師岳へと歩いていくと、
こんな木の棒が立っていました。



「この上の空がほんとの空です」だって。

二本松市さん、頑張っていいのを
作りましたね。

しかしそれにしても
二本松市なんて初めて知りましたねえ。
さすがに始めてきた福島県です。

ほかにも田村市、本宮市など
耳にするのも初めてのような市が
存在するんですねえ。

旅すると視野が広がりますねえ。

この薬師岳のそばにこんな社もありました。



お参りにも行きましょう。

それにしてもこのロープウェイは
こんな値段で運航してはります。



往復1700円。
何人くらい利用するのかなあ。
単に一日1000人としても、
年間で6億円ですよ。
すごいですねえ。

やしろに向かって歩いていると、
結構巨大な犬を連れている
男の人にあいました。

へえ~こんなところまで、
歩いてですかあ、
リフトですかあと聞くと
リフトとのこと。

さすがに犬まで料金とらんやろ
と聞いてみると、
「いやあ人間の子ども並みの
値段は取られますよ」とのこと。

すると、犬でも1300円ですかあ。
大変でしたねえ。
でももしかしたらファミリー券で
2600円だったりしてね。
父犬の愛も深いんでしょう。

ではここで写真撮影です。





こんな格好でも寒いくらいでしたよ。
T本さんは山頂にある金を
鳴らしてはりましたな。



ダケカンバが赤い実をつける



秋の標高1700mの
安達太良周辺散策でした。



続く


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