ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 槇尾山施福寺1

2017年11月09日 21時11分28秒 | ウォーキング

四国の八十八箇所も終え、
今はというと熊野古道の残りもあるが、
主に西国三十三所について
朱印帳を持って回ったりを
していることが多い。

でもねえこれらの三十三所の
お寺にはこれまでも何回か
行っていることが多いんだよね。

だから新鮮味ということでは
若干かける部分も多い。

そう、何度か行ってるものの
実際に朱印を打ってもらうのは
初めてとなる寺が多いのだ。

今回いった槇尾山などは、
多分これまでの人生の中で
一番多くの回数行ったお寺だろう。

実際に家から走って行ったことも
限りなくあるし、
車で遊びに行ったことも多い。

走るのを引退してからも、
和泉の山の方にできた道の駅から
てくてくと歩いていったことも
よくあるというなじみ深い山だ。

だけれども朱印をいただくのは、
今回が初めてだ。
急激な登りの始まる登り口から
ブログをかき始めよう。

そもそもこの槇尾山は役行者が、
あちこちにお経を埋め尽くしていって、
ここには最後のお経(巻の尾)を
埋め尽くしたところから
巻尾山と言われそこから
この山の名前が来ているという
由緒の古い山だ。

そんな修験者の道場に
行満上人が弥勒菩薩を安置したのが
始まりというお寺が、
西国三十三所4番札所の槇尾山施福寺。



この寺は難所の一つといわれている。

入り口の売店から急激な坂が始まるのだ。



結構急な坂で、足腰の悪い人には
参れないようなところである。

ここまで朱印を集めてきて、
この山に来てあきらめた人も
きっといるに違いないやろねえ。

昔母親つれて家族で来た時も
しんどそうに歩いていたな。

でも考えたら今のdoironより
若い母親だったけどね。

山の入り口あたりには、
いろんな看板が立てられている。







ああお寺参拝や山の良さを
伝えようとしているのだが、
それにしてもここはやたら看板が多い。

始めてくる参拝者は、
これに励まされて
がんばって上がっていくのかなあ。

大阪緑の百選の石なんかを



眺めながら、急な坂道を
頑張って登っていくと、
山門のところに出てくる。



ここの仁王さんは結構迫力があるよ。

息子が超小さい頃は
この仁王さんがこわくて
泣いていたことをいつも
思い出すなあ。

その仁王さんの周りには
小さな草鞋の願掛けが
ぶら下がっている。

ばあちゃんのあしが悪くなったときに、
知り合いがここに願を
かけてくれたのも思い出す。

まあ何度も来たところだから、
いろんなことで人生の部分部分に
関連しているところなんだな。

今の季節はアキチョウジが咲いているな。



花の形が「丁」の字の形に
なるところからこの名前になってるよ。
で、山門のあたりには、



山頂あたりまであと6丁と
これはまあうまくできている。

丁というのは長さの単位で、
今では1丁=360尺、
約109m位を表している。

数は一つずつ減っていくので、
体力消耗度の目安になっていきますね。
ということはここから
650mは離れていることになる。

そして次は残り5丁。



この辺りからはさらに階段が
急になっていきますねえ。

前方に高齢者のおばあさんが
はあはあ言いながら
歩いてはりましたねえ。

無理したらあきませんよ。
下手したら山頂につく前に、
弘法大師さんに出会いますからね。
ゆっくり、ゆっくり登ってくださいね。

4丁まで行きますと、
いろんな建物も少しずつ現れます。
ここは空海姿見の井戸ですねえ。



そう、なにせここはあの四国でお世話になった
空海さんが得度した場所、
すなわち髪を剃り坊主になった場所
だといわれています。

この先には、愛染堂があり、
どうやら彼はここで剃髪をされたそうです。

剃髪場所かあ、
薄毛にはありがたいんだか
どうなんだか。

続く