今朝、雨が降っていましたが、
近所の公園に散歩に行きました。
ていうか、毎朝そこを散歩していますから
散歩は日課のようなものです。
いつもは大勢の歩く人でにぎわっており、
顔見知りもできたのですが、
さすがに雨ともなると
歩いている人の姿はまったくなくさびしい景色でした。
毎朝せっせと歩いている人は
きっとこんな日には家で悶々としているんでしょうねえ。
公園もただ歩くだけではなく、
あちこちキョロキョロしながら歩いています。
「泣く子はいねが~」
ではなく
「ネタは落ちてないか~」
ていう感じです。
そのキョロの対象のひとつが、
この公園に植えられている
山桜の開花宣言をいつ出すか、
ということでした。
ある一本をdoiron開花宣言の標本木と決めて
事情が許す限り毎日チェックをしていたところ、
昨日までつぼみのみだった標本木に
花が咲いていることに気がつきました。
それも一気に14輪。
昨日がとても暖かかったからでしょうねえ。
ブログは出来事を綴る日記でもありますので
とりあえず本日雨の中泉O津に
ヤマザクラの開花宣言を発令したことを書いておきます。
さてそれでは昨日の続き、「七坂、こんな坂」を再開です。
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天王寺七坂巡りは、
街道歩きと違ってあまり距離は歩きません。
せいぜい7~8キロぐらいです。
時間的にもさほど要しませんので、
昼前に家を出て外で昼食をとってから歩くことにしました。
七坂は北から順にめぐります。
まず最初は一番北の真言坂。
でもここは以前、生國魂神社を訪ねた時に
上から下から横から、
眺めまくってきましたので省きました。
その時の写真を再掲しておきましょう。
これは坂の上からみたところ。
そしてこれは坂の下から見上げた真言坂です。
七坂では一番短く、
唯一南北に通っている坂です。
今回実際に歩き出したのは、
そこから生國魂神社を隔てて
東西に横たわる「源聖寺坂」からでした。
難波から日本橋を横切って
松屋町筋に出たところにあります。
これ。
石畳が続く、結構長い坂です。
歩いていると・・・おお~こんなモダンなお寺が・・・
違いました。
ラブホの飾りでした。
この景観の真っ只中に、
よくこんなものが作れたものです。
坂の上から見下ろすとこんな感じ。
雪が積もればまるでスキーのジャンプ台のように見えるかもしれません。
坂道をテクテク上ると
そのあたりにはお寺がずらっと並んでいます。
おや?みると本堂の前に何やら奇妙な形をした石が・・・
と気になります。
このあたりのお寺は拝観料をとらないので、
入ってみてみたいところですが、
お寺の数からいっていちいちひっかかっていてはキリがありません。
一日あっても回りきらないでしょうから、
スルーして先を急ぎます。
坂を登りきってしばらく行くと、
車がどんどん走っている谷町筋に出ます。
開業したばかりのアベノハルカスも正面にそびえています。
そのうちリポートしなくてはと思っています。
また、道の向こうにもいろんなお寺が見られますが、
ない後ろ髪をひかれながら
次の坂に向かって歩道を南下します。
今回回るのは「天王寺七坂」と名前がついていますが、
坂道の数はもっとあります。
例えば次の夕陽丘学園の南側の坂は
「学園坂」
と呼ばれています。
この坂を入れて天王寺八坂といわれる場合もありますので、
通ってみました。
これ。
なかなか急な坂で、車も通りますが、
横に自転車も走れる歩道がついてます。
折しも学生が立ち漕ぎで登坂していたのでパチリ。
漕げよ!若者。
そしてそのまま再び松屋町筋に出ていきます。
次は七坂の中で最も風情があると言われている
口縄坂です。
ここは以前訪れた坂ですが、
下から登るのは初めてです。
これが登り口。
ここも途中でこんな石碑の経っているところもあったのですが、
長居はせず坂道歩きに専念しました。
それにしても海中出現地蔵尊は気になりますね~
また途中にはこんな夕陽丘高等女学校趾の碑もありました。
チラ見で通り過ぎます。
そうして登りきったところに
坂の案内板や
織田作之助の碑などがあります。
歩いたのがちょうど彼岸だったので、
この界隈には墓参りなどで訪れている人も多く、
とりわけ有名なこの坂のところには
一段と多くの人が訪れていたようです。
再び谷町筋に出て、選挙の掲示板を見ながら、
その日が大阪市長選挙の投票日だったことを思い出しました。
さすがに今回は大阪市民の目も冷めていましたね。
谷町筋を歩いているとやがて「愛染さん」の立て看板が目に入りました。
ここを曲がると愛染坂なのですが、
その坂の横に、今回の見どころのひとつ
「大江神社」の鳥居が見えてきました。
ここがタイガースファン必詣の神社なんです。
その理由は?・・・次回に続きます。