今日は木曜日。
首Dさんが病気で入院をしたので
今日のエイは一人だと思っていたけど
木曜夜は身体が覚えているので
やっぱり行くことにしていた。
そりゃそうだ、人生の3分の一以上の木曜日の夜は
エイで過ごしているのだ。
すっぱりやめられるはずもない。
20年以上前に
大人数で通い始めたエイも
退職や家庭の事情で
一人こなくなり、二人来なくなり
ついに今夜、期間限定とはいえ
一人でエイを過ごす夜を
迎えるに至った。
これまで1000回以上行ってるから
時間でいうと1500時間以上
ここで過ごしている。
下世話ではありますが、お金でいうと
一回2500円として250万円。
車が一台買えるお金をここに費やしてきた。
とはいえ、金額の問題ではない。
木曜日夜のひとときはプライスレス。
お金に換算できないくらい
大切な時間を大切な友達と過ごしてきたんだ。
そうして育んだ絆は何よりも固い。
雨の中、傘を差しつつもぼとぼとになってチャリで
店に行くと、仁Oさん夫妻がいた。
近頃はこのお二人に
とてもありがたくしてもらっている。
今日も一人で過ごす時間を
楽しい時間にしていただいた。
やっぱり持つべきものは友達やねえ。
僕自身も身体のことで
エイに行けなくなる危機を乗り越えてきたけど
仁Oさんも僕よりもはるかに
困難を乗り越えて今に至っているお人だから
人の痛みをよく知る人でもあり
話していても心が安まるというものだ。
エイで過ごした20年以上は
doironの人生でも特筆ものの
貴重な時間でもある。
フルマラソンでサブスリーを目指しているときも
ウルトラでサブ10を目指しているときも
初のロングトライアスロンに挑むときも
250キロという超ロングウルトラマラソンに挑むときも
木曜夜だけは
練習を控えたものだ。
doironのアルコール原点は
間違いなくここにある。
だから木曜日夜のTVドラマは見たことがないし
金曜日の朝はいつも顔がむくんでいた。
なので、今さら一人であるからといって
おいそれと、じゃ明日から行かないでおこう
というわけにはいかないのである。
こりかたまったリズムを崩すのは
体調を崩すのにもつながっていくような気もするしね。
来週もきっと行くだろう。
そのときは、プレートを作っていこうと思っている。
エイのママさんにも、もし来られたら
仁Oさんにもそれを持ってもらって
写真を撮ろうと思っている。
プレートにかく言葉は
「首Dさん、エイで待ってるよ~」だ。
そしてその写真を首Dさんに
届けてお見舞いにしようと思っているのだ。
入院期間は1ヵ月半。
今年は花見は出来ないけれど
退院してきたら
思いっきり楽しい時間を過ごしましょうね~