ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

運転免許更新余話

2014年03月19日 21時58分25秒 | 最近の出来事

免許の更新時の話をもう少し。

手続きにあたっての力のいれどころは2場面あった。

ひとつは視力検査。

すでに眼鏡等の条件が付いている人はいいとして、
これまで一度もそういうことを言われたことのないdoironなどは、
年齢を重ねるに連れ
視力の衰えは致し方なく、
いつ眼鏡等の条件が付いても不思議ではないところである。
人によっては年と共に眼球も小さくなっていったりするそうだし、
飛蚊症もいくらかあるうえに、
乱視にいたっては目が疲れていると
月が3つくらい見えたりするから、
この更新が近づくにつれ
ドキドキしていたのだ。

以前の職場では、
毎年の健診で視力1.0以上を確保していたのだが、
最近はかなり自信を無くしている。

仕事でパソコンに向かっている時や
絵を描いている時などは
眼鏡をかけたりしているものの、
まだ運転時にはさほど不自由は感じておらず、
逆に眼鏡等の条件が付いた方が
不自由だったりするかもしれないと思うからだ。

ランドルト環の視力検査は、
やる気である程度カバーできる。

定期健診などどうでもいいわ
と思っていると、
ちょっとあやふやだと
「わかりましぇ~ん」で済ますけど、
こんな時にはあやふやでも
グググッと目に力と気合を込めると
不思議と見えてくるものである。

今回も見事に乗り切った時には、
小さくガッツポーズをしてしまいました。

58歳ですが、目だけはいいのです。

次に力を入れたのが写真撮影。

よく、捕まった犯人の顔写真なんかが
ニュースに流れると

「あ~なるほど。悪そうな顔をしてるな」

とお茶の間で話題になったりする。
きっと5千万人はそう思っただろう、
なんて思ったりしてね。
そんな場合、
たまに免許証の写真らしい画像が
出てきたりしているんじゃないかと思うのだ。

警察はこの免許証で入手した顔写真データは
きっと犯罪捜査にも使っていると思う。

現に、doironが以前の職場で
ある事件の証人として
2日間警察の本部に通い詰めたことがあるが、
その時に、犯人を特定するために、
20人くらいの顔写真を並べられて、
あなたが知ってる犯人はどれですか?
と聞かれたことがある。

いわゆる運転免許証の写真による首実検であった。

そんな形で活用をしていたりするのだろう。
ずいぶん前やから今は知らんけどね。

でもやはり、顔と名前が一致する免許証のデータは
重要な資料なんだろうと思う。

そういうことを考えていると、
顔写真撮影が近づくにつれ
だんだん緊張してきたりする。

普通の警察署で更新手続きをするときは、
自分で写真を選んで持って行ったりするから、
かっこよくとまでは無理な注文だが
普通に写っているのを持っていけばいい。
しかし、試験場での更新手続きとなると
機械の前に座って一発勝負なのである。

部屋に入ると女性は髪を整えたり、
コンパクトを見ながら顔のチェックをしたりしている。
おっさんとしては、
鏡など持っているはずもなく、
窓ガラスにうす~く写っている
自分の姿で確認するくらいしか手がない。
スマホでチェックもできるのだろうが、
それもおっさんのすることではない。

ちゃんと分はわきまえているっしょ。

結局、自分の年よりは
老けて写らなければそれでいいや、
と開き直る他はないのである。

撮影した写真の顔は、
講習が終わって新しい免許証をみるまで確認しようがない。

公布された時には真っ先に写真を見てしまいました。

よしよし、まあそんなに悪人には見えないし、
若ぶって着ていったボーダーのシャツで
2歳は稼いでいたかな。

とにかくこれから5年間付き合う免許証だし、
何かで顔写真が報道されるとも限らないから、
めんどくさくないように、
そしてみっともなくないように、
視力検査、写真撮影の2点に
頑張って力を注いだ免許更新の半日でした。