おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

小平日和

2013年05月06日 | FC TOKYO
5月5日、五月晴れのすがすがしい小平日和に誘われて行ってきました「小平グランド」へ。
実は前日の4日、なにげなく立ち寄ったヨドバシカメラ吉祥寺店で、前から気になっていたものの価格的に手の出なかった超望遠ズームレンズ「SIGMA APO150-500mm F5-6.3 DG OS HSM」が知る限り想定外の最安値に思わず衝動買い。すかさずこの手持ち超望遠ズームの試し撮りがしたくて小平グランド訪問と相成りました。この超望遠ズームの使用感は、思っていた以上に取りまわしが重く、動的被写体へのAFスピード感がイマイチでしたが、迫力は満点で、手持ち望遠では異次元のアプローチの可能性が感じられました。新たに野鳥や航空機が被写体へ加わり、また味スタでのそのャeンシャル発揮に楽しみが増えました。
グランドでは、明日6日(月祝)リーグ第10節ジェビロ磐田戦に備えての細かな実践的戦術確認に、汗をながすというよりも、頭を鍛えるトレーニング。選手の笑顔にチームとしての自信と余裕を感じられました。主力組は固定化されているのでしょうか。控え組では、草民が元気そうでしたし、ナオのゴールへの貪欲さが光っていました。
連戦が続く中、明日のジュビロ磐田戦が勝負どころ。現在17位に低迷するジュビロは、前節敗戦後、監督更迭し、長澤新監督の初陣となるため気合は十分でしょう。ここは取りこぼすわけにはいきません。是非とも4連勝といきましょう。
























佐々木マキ見本帖

2013年05月05日 | Museum
5月4日、吉祥寺で映画、買物の後、武蔵野市立吉祥寺美術館で企画展『佐々木マキ見本帖』を。
街歩きの中で、想定外の出会いは嬉しいもの。『佐々木マキ見本帖』はまさに私にとってのプレゼント。おてんきぷらぷらの醍醐味です。申し訳ありませんが、佐々木マキさんは存じ上げません。ですが、絶対に記憶にあるのに定かなには思い出せない、なつかしい作品群たち。佐々木マキさんのシュールでクールな不思議な世界がそこにはありました。楽しいひとときをありがとうございました。

【佐々木マキ】
1946年、神戸に生まれる。在学中より、雑誌『ガロ』『朝日ジャーナル』などにマンガ作品を発表。マンガに始まり、絵本、イラストレーションなど広く出版の領域で活動を続けている。主な作品に『ねむいねむいねずみ』(PHP研究所)、『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』(絵本館)、『やっぱりおおかみ』(福音館書店)、『なんぎな探検隊』(小学館)などがある。2004年には「アンデルセン生誕200年記念事業」のため、『絵のない絵本』(小学館)を出版。マンガ作品に「うみべのまち」(太田出版)などがある。
京都市在住。

本展は『佐々木マキ見本帖』と題して、約45年間の多岐にわたる創作活動を振り返る初めての展覧会で、マンガや絵本の原画のほか、挿絵や装丁画、版画、写真、陶製のフィギュアなど貴重な作品200点を前後期にわけて展示しています。また、本展覧会図録を兼ねた作品集『佐々木マキ見本帖』が2013年1月にメディアリンクス・ジャパンより刊行。


「ねむいねむいねずみ」



「また ぶたのたね」



「いとしのロベルタ」



「ムッシュムニエルをごしょうかいします」



「ぼくがとぶ」




リンカーン

2013年05月04日 | Movie
5月4日、スティーブン・スピルバーグ監督作品:映画『リンカーン』を、吉祥寺オデオンにて。
憲法記念日にてTV・マスコミは、憲法改正の話題でいっぱいの昨日今日。
“すべての人間は自由であるべきだ”と考える“エイブラハム・リンカーン”の信念と正義の合衆国憲法「改正」への闘いを描いた映画『リンカーン』を観賞しました。アメリカ南北戦争の最中、時の大統領リンカーンが宣言した‘奴隷解放’を現実のものとし、北軍勝利を確実なものとするために、「奴隷制度撤廃」を織り込んだ合衆国憲法修正第13条を、下院にて可決させる下院議員3分の2の多数派工作を行う表と裏。南北戦争をどうやって終結させるかの政治局面において、普遍的に人間の自由を確立しなければならないとの信念。戦地で命を賭す若者を送り込み続ける葛藤。人間リンカーンの孤独と葛藤。家庭人リンカーンの愛情物語。自らの信念にしたがって孤立や誤解を恐れずに戦い抜いた一人の男の姿。巨匠スティーブン・スピルバーグが伝説化されたリンカーンの実像に迫り、リンカーン暗殺直前の4ヶ月を感動的な人間ドラマとして表現しています。リンカーンと同化した主演ダニエル・デイ=ルイスは、アカデミー賞主演男優賞のオスカーを手中に。社会を大きく左右する決断を迫られたとき、未来を見据えた選択ができる真のリーダー、民主主義を守り抜いた男、エイブラハム・リンカーン。偉人の伝記ストーリーとしてでなく、ドラマチックヒーロー、リンカーンに、感動絶賛。
一方、世界に類を見ない平和憲法を有する日本。単に第9条論議を先送りして、憲法改正に議会の3分の2か、2分の1かの憲法改正手続きのための改憲論議している我国の現状。そこには主権者たる国民不在であり、普遍的正義のかけらもないように思えてしまいます。
映画『リンカーン』は、現代日本を生きるに自分を見つめなおすきっかけとなる映画でした。