おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

兵庫津散歩(兵庫七福神めぐり)

2011年12月17日 | Walking
12月17日。古くから良港として知られた兵庫津は兵庫県の県名の由来。来年のNHK大河ドラマ「平清盛」をしのぶ重要な史跡が点在しています。一方、FIFA2002ワールドカップが開催された「ホームズスタジアム神戸」があったり。平清盛の生きた平安時代から近代スタジアムが隣り合う兵庫津エリアを、兵庫七福神めぐりをかねて散歩してみました。
神戸市営地下鉄海岸線・和田岬駅を出発点に、兵庫七福神「和田神社(弁財天)」→「薬仙寺(寿老人)」→「真光寺(福禄寿)」→「能福寺(毘沙門天)」→「柳原天神社(布袋)」→「柳原蛭子神社(蛭子)」→「福海寺(大黒天)」をめぐりました。INAC神戸レオネッサの応援に何度と無く訪れた「ホームズスタジアム神戸」に立ち寄り、途中、兵庫運河にかかる「清盛橋」を渡り、平清盛の供養塔「清盛塚」をお参り、新川運河沿いの「キャナルプロムナード」では、かもめと戯れ、「清盛くん」の無愛想さにがっかりし、「能福寺」では「兵庫大仏」や清盛のお墓「平相国廟」などの史跡に触れ、JR兵庫駅までの散歩となりました。清盛ゆかりの兵庫津界隈は、間違いなく、来年の大河ドラマ「平清盛」で大ブームとなることでしょう。清盛ブームの嵐の前の静けさの中、寒さきびしい冬の陽射しのもと、のんびりと散策することができました。〔15,355歩 9,210m〕


 和田神社(和田宮)  
 弁財天
 蛭子大神が淡路島から和田岬に流れ着いたのが和田宮の始まりです。









 薬仙寺
 寿老人
 境内に「萱の御所跡(清盛の別邸)」の碑があります。









 真光寺
 福禄寿
 時宗の開祖、一遍上人が亡くなったところに建立されたお寺









 能福寺
 毘沙門天
 清盛が出家したお寺




兵庫大仏(日本三大大仏のひとつ)

平清盛のお墓「平相国廟」




 柳原天神社
 布袋










 柳原蛭子神社
 蛭子
 福の神として、“神戸柳原のえべっさん”として有名









 福海寺 
 大黒天
 この寺には清盛が好んだ「時雨の松」がありました。








「清盛塚」 県指定文化財:清盛塚石造十三重塔

平清盛像(柳原義達:作) 琵琶塚




清盛橋(兵庫運河)


キャナルプロムナード(明治8年に開通した日本最大級の新川運河に整備された遊歩道)




清盛くん


ホームズスタジアム神戸


神戸市電1103号車(1954年製)




ジェノサイド

2011年12月11日 | NON
『ジェノサイド』高野和明(角川書店/刊)。Jリーグのない週末は、寮の自室に篭もり読書の日に。
別冊宝島「このミステリーがすごい!」2012年版が12月10日に発表され、高野和明さんの『ジェノサイド』が1位を獲得。同作は12月1日発表の「週刊文春2011ミステリーベスト10」でも1位を獲得しています。
すでに「本の雑誌」2011年上半期ベスト1位、「日経おとなのOFF」2011年上半期ミステリベスト1位、さらに、第2回山田風太郎賞を受賞、第145回直木賞候補にもなり、これまでに30万部超を売り上げている2011年度のベストセラーです。
「このミス」1位・作品は、毎年満を持して、年末年始三が日にハードカバーで読むことにしていたのですが、我慢しきれずに購入し、いささか勇み足と思いつつ一気に読破してしまいました。
読後感ですが、この『ジェノサイド』は、ミステリーの域を超えたエンターテイメント小説としてまぎれもない傑作でしょう。日本で父の遺志を継ぎ与えられた使命に全力を尽くす研人、アフリカ・コンゴで息子のためにミッションを遂行するイエーガー、自己の正義をふりかざすアメリカ・ホワイトハウスの3つの舞台に繰り広げられるこの物語の壮大なスケールは超ド級。どこか「ゴルゴ13」ばりに、大国アメリカの傲慢・イラク戦争・アフリカ内紛内戦・先進国と途上国の関係やバミューダトライアングル至るまで世界情勢が散りばめられ、また、医学・薬学など緻密な描写のリアリティさは物語に引き込まれるに十分です。時節柄、人類滅亡と核の話はタイムリーですし、「人間とは」「人間の本性は善か悪か」の哲学的テーマ設定も考えさせられます。自分にとっては父と息子のストーリーとしても大いに楽しめました。





神戸ルミナリエ2011

2011年12月10日 | NON
12月9日会社帰りに『神戸ルミナリエ2011』へ寄り道、元町から三宮へ人波ウォーク。
1995.1.17 阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぐメモリアル行事として17回目を迎える“夢を灯す、光の彫刻、KOBE リミナリエ”。ことしは東日本大震災の被災地へエールを送るべくテーマは〝希望の光~Luci di Speranza~〟新しい制作ディレクターに、イタリア人工学博士にしてLatina International Co.CEOのダニエル・モンテベルデ氏。壮大なスケール、きらびやかながら厳かなムードにきらめく優しいイルミネーションが、異国情緒あふれる神戸旧外国人居留地を光の件pの坩堝と化す様は、神戸初心者にとって感動ものでした。

〔作者メッセージ〕
“さまざまな夢や願いを胸に会場を訪れた人々は、「希望の光」を探すための魂の旅を始めます。聖なる暗号を読み解き、祈りの泉に至るこの旅を経験することで、旅人たちは、困難をも勇気に変える希望の光を手にすることでしょう。”           制作ディレクター  ダニエル・モンテベルデ


『フロントーネ』〔作品タイトル“聖なる暗号の解読”〕




『ガレリア』〔作品タイトル“未来をみつめて”〕


『スパリエーラ』〔作品タイトル“不死鳥の中庭”〕

中央は、光の記念堂「カッサ・アルモニカ」




『ミニアトゥーレ』〔作品タイトル“精霊達の庭”〕










AEROSMITH JAPAN TOUR 2011 京セラドーム大阪

2011年12月09日 | Live Theater
12月6日『エアロスミス JAPAN TOUR 2011』京セラドーム大阪へ。
何事かと思うほどのサイレンで幕を開けたエアロスミス大阪ドーム公演。
ふりふりブラウスが似合うスティーヴン・タイラー(63歳)と、はだけた胸に黒革のジャケットのジョー・ペリー(60歳)。タイラーがスカーフを巻き付けたスタンドマイクを持ち、枯れることのない高音でシャウトすれば、ペリーがかき鳴らすギターは正直感動。二人がマイクにほほ寄せ歌う姿は超セクシーで、男の色気と危ない香りただよう、ちょい悪るおやじたちはカッコ良すぎ。
ドラムソロでは、貫禄たっぷりのジョーイ・クレイマー(61歳)が際限ないドラムを轟かすと、タイラーが加わりダブルドラムスになったり、ジョーイがスティックを捨てて素手でドラム叩きまくったり。確かなベースのトム・ハミルトン(59歳)に、職人技ギタリスト、ブラッド・ウィットフォード(59歳)。1曲目から最後までアリーナ席は総立ちに。アンコールでは、白いグランドピアノを弾き語るタイラーに、ピアノの上に立つベリー、この演出好きだなあ。カム・トゥゲザーは泣きました。胸熱く酔いしれた2時間半弱。エアロスミスに乾杯。







〔BAND PARTY〕
STEVEN TYLER (Vo)
JOE PERRY (G)
BRAD WHITFORD (G)
TOM HAMILTON (b)
JOEY KRAMER (ds)


〔SET LIST〕
Draw the Line
Love in an Elevator
Toys in the Attic
Jaded
Janie's Got A Gun
Falling in Love
Livin' on the Edge
Drum Solo
Rats In The Cellar
Movin' Out
Walkin' the Dog (Rufus Thomas cover)
What It Takes
Last Child
Stop Messing Around (Fleetwood Mac cover)
Boogie Man
Combination
No More No More
I Don't Want To Miss a Thing
Cryin'
Sweet Emotion
〔Encore〕
Dream On
Train Kept A-Rollin' (Tiny Bradshaw cover)
Come Together (The Beatles cover)
Walk This Way 


旭山動物園

2011年12月08日 | NON
12月3日『コンサドーレ札幌vsFC東京〔J.League Division2第37節〕』札幌ドーム遠征。
翌4日は『旭川市旭山動物園』へ。ここ数年、脚光をあびる動物園に興味を持って訪れました。積雪は十分だと思いますが、ペンギンの散歩は12月下旬からとのことで残念。しかしながら、旭山動物園を有名にした「行動展示」は味わうことができました。「行動展示」とは、野生動物が進化の過程で種として獲得した特徴的な行動を展示すること。すなわち、動物たちを動く物として、より格好よく野生の動きを見せようというもの。垂直に泳ぐゴマフアザラシ、プール飛び込むホッキョクグマ、雪上のペンギン、オラウータンの樹上生活、吊り橋を渡るレッサーパンダ、雪が似合うオオカミなど。動物の食事の仕方や習性が楽しめる「もぐもぐタイム」も見どころのひとつ。愛くるしい動きを見せてくれる動物たち。飼育員の方の北海道弁もいいんでないかい。粉雪舞う動物園は、大満足で忘れざる体験となりました。

もぐもぐタイム ゴマフアザラシ




ゴマフアザラシ マリンウェイ




キングペンギン






キタジェンツーペンギン




フンボルトペンギン


ミナミイワトビペンギン


ホッキョクグマ


シセンレッサーパンダ




シンリンオオカミ


アムールトラ


オラウータン


オオワシ


シロフクロウ


エゾフクロウ