5月19日、映画『蜷川幸雄シアター“ジュリアス・シーザー”』新宿バルト9にて鑑賞。
言わずもがな演出家"世界のニナガワ"蜷川幸雄氏、一周忌追悼企画。厳選された名舞台をスクリーンで上映する「蜷川幸雄シアター」の第1弾は、『ジュリアス・シザー』。シェイクスピアの戯曲「ジュリアスシーザー」といえば、「ブルータス、お前もか?」。高潔なローマ人ブルータスが、友人でありローマの礎を築いた英雄シーザーを殺害するまでの苦悩とその後の彼の運命を描いた人気のローマ悲劇。主人公、市民からの信望が厚いブルータスを阿部寛。ャ塔yイを破った英雄シーザーに横田栄司、シーザーの権力強大化に恐れをなすキャシアスに吉田綱太郎、シーザーの腹心アントニーは蜷川劇場常連、藤原竜也という豪華な俳優陣。セリフを大声ではやしたてまくる芝居は若干聞き取り難くいものの、汗がほとばしるほどの熱演は感動もの。印象的だったのは、ブルータス阿部寛氏とキャシアス国セ郎氏の口論から始まっての和解の一連の芝居は流石。アントニー藤原竜也氏は、まんま藤原竜也。出演者の白を基調としたローマの衣装もいいんだな。舞台上の白い大階段のセット使いのうまさ、加えて通路も舞台化してしまう演出は、迫力あり、奥行と臨場感を醸し出していました。舞台演劇を映画としての鑑賞は充実の175分でした。
言わずもがな演出家"世界のニナガワ"蜷川幸雄氏、一周忌追悼企画。厳選された名舞台をスクリーンで上映する「蜷川幸雄シアター」の第1弾は、『ジュリアス・シザー』。シェイクスピアの戯曲「ジュリアスシーザー」といえば、「ブルータス、お前もか?」。高潔なローマ人ブルータスが、友人でありローマの礎を築いた英雄シーザーを殺害するまでの苦悩とその後の彼の運命を描いた人気のローマ悲劇。主人公、市民からの信望が厚いブルータスを阿部寛。ャ塔yイを破った英雄シーザーに横田栄司、シーザーの権力強大化に恐れをなすキャシアスに吉田綱太郎、シーザーの腹心アントニーは蜷川劇場常連、藤原竜也という豪華な俳優陣。セリフを大声ではやしたてまくる芝居は若干聞き取り難くいものの、汗がほとばしるほどの熱演は感動もの。印象的だったのは、ブルータス阿部寛氏とキャシアス国セ郎氏の口論から始まっての和解の一連の芝居は流石。アントニー藤原竜也氏は、まんま藤原竜也。出演者の白を基調としたローマの衣装もいいんだな。舞台上の白い大階段のセット使いのうまさ、加えて通路も舞台化してしまう演出は、迫力あり、奥行と臨場感を醸し出していました。舞台演劇を映画としての鑑賞は充実の175分でした。