おてんきぷらぷら

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相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断

2017年02月17日 | Movie
2月17日、映画『相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』
会社帰りに"TOHOシネマズ日本橋"にて。人気テレビドラマ「相棒」シリーズの劇場版第4作。4作目ということで4代目相棒:冠城亘(反町隆史)が劇場版に初登場です。3代目:甲斐享の成宮寛貴のマイナス話題に、公開前から必死のパッチで躍起となっている宣伝に乗っかっての鑑賞となりました。物語は、7年前の大使館員大量殺害事件に伴う少女誘拐事件。太平洋戦争末期の南洋の孤島。戦争、テロとの戦いに、切り捨てられる罪なき命。この国(日本)とは、国家のリーダーとは、根底に漂う切なくやるせない憤り。テロリストの犯行意図と、テロが狙う標的ターゲットは・・・、パズルのピースを埋めながら謎を解きつつ、現場優先で常に先頭で立ち向かう右京と冠城コンビ。劇場版ならではのオールキャストの勢ぞろいも、鼻につくことなく、小気味よい展開で次第に明らかになっていく真実。正直、真犯人はおおよそ想像がつきアッという驚きは無く、サスペンスとしての大どんでん返しがあるわけでは無いのですが、事件解決後に、犯人の心根の真実を解き明かす杉下右京という演出手法に、本シリーズの後味を良くするエッセンスを感じます。相棒ファンにとっては、安定した面白さ十分で、大いに楽しめる作品でした。