おてんきぷらぷら

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武者小路実篤記念館・実篤公園

2015年09月23日 | Museum
9月23日調布市『武者小路実篤記念館・実篤公園』へ自宅からウォーキングで。
シルバーウィークほとんどのんびり過ごしてしまいましたが、心地の良い気候に誘われ自宅からウォーキングにて調布市『武者小路実篤記念館・実篤公園』まで足を延ばしました。三鷹市は山本雄三や太宰治が住み作品想像の地ですが、お隣の調布市には武者小路実篤の晩年の邸宅があり現在は『武者小路実篤記念館・実篤公園』となっています。
詳しくは、以下、記念館のリーフレットより。
“武者小路実篤は、その生涯を通じて、文学はもとより、美術、演劇、思想と幅広い分野で活動し、語りつくせぬ業績を残しました。実篤の死後、数々の愛憎品、遺品、邸宅などが、ご遺族より調布市に寄贈され、これらを武者小路実篤記念館、実篤公園で保存・公開しています。武者小路実篤記念館は、晩年の20年間を過ごした邸宅(現:実篤公園)の隣接地に昭和60(1985)年に開館し、実篤の原稿や手紙、画や書、著作をはじめ、愛蔵の美術品や交友のあった人々の作品や資料などを収蔵しています。多彩な実篤の活動をご紹介するため、様々なテーマで展覧会を開催し、閲覧室では実篤の著作、雑誌『白樺』、近代文学や美術の本を読むことができます。また、知りたい情報、作品や資料を検索できる情報提供システムもあります。隣接する実篤公園は、約5,000平方メートルの園内に、旧実篤邸のほか、湧水を水源とした大小の池、コブシ、サクラ、ツバキなどの花木があり、武蔵野の野草が花咲き、秋には木々が鮮やかに紅葉して、四季折々の風情を感じることができます。”
武者小路実篤の作品に触れ、その温かさに感服。お気に入りの作品の絵葉書を買い求めました。残念ながら、近年有名になった『ヒカリゴケ』は見ることができませんでしたが、武蔵野の佇まいを感じる庭園は懐かしい感じ。昭和の時代を思うウォーキングとなりました。
(17,411歩 13.1km)

 【武者小路実篤】 明治18年(1885) ~ 昭和51年(1976)

 明治43(1910)年 志賀直哉らと雑誌『白樺』創刊
  代表作:「友情」「愛と死」「人生論」「真理先生」等
 
 大正7(1918)年 理想社会の実現に向けて『新しき村』創設
 
 昭和30年12月(70歳) 調布市入間町荻野(現:若葉町)に移住
  緑豊かな自然に囲まれ、後半生の自伝「一人の男」を始め
  随筆や詩を執筆、野菜や花などに短い言葉を添える独特
  の作風で多くの人から親しまれる書画を作製しました。