1月5日、今年の映画初めは、映画『永遠の0』シネプレックス水戸にて。
零戦搭乗員の悲劇と愛情を描いた百田尚樹氏原作の『永遠の0』、待望の映画化ということで、号泣の準備万端で鑑賞に及びましたが、評判とおりの秀作であるものの、お涙頂戴的な泣き場はほとんど無く少々意外でした。
特攻に死した男の生き様が、ミステリー的要素ある展開の中に描かれ、やがてすべてが明らかとなった時・・・。わざとらしい造り込みの涙腺攻撃がありませんが、全編をとおして、戦中当時を生きていた日本人の生き方や思考回路を考えされられ、心深くじっわ~と感じ入る作品でした。
主人公、特攻隊員役の岡田准一さん、現代に生きる孫に三浦春馬さん、井上真央さんに夏八木勲さんら多彩な俳優陣の演技は見ごたえありです。CGを駆使した空中戦の戦闘場面は、好き嫌いでしょうが、もう少しスピード感や迫力があってもよかったか。エンディングロールのサザンオールスターズ、桑田佳祐氏、書き下ろしの“蛍”はさすが、余韻を味あわせてくれます。
期待が大きかったからか、映画『永遠の0』は、生と死を描く奥深い物語の原作を越えるには至っていないかもしれないなあ。ファミリー向けの戦争映画としては秀逸です。
零戦搭乗員の悲劇と愛情を描いた百田尚樹氏原作の『永遠の0』、待望の映画化ということで、号泣の準備万端で鑑賞に及びましたが、評判とおりの秀作であるものの、お涙頂戴的な泣き場はほとんど無く少々意外でした。
特攻に死した男の生き様が、ミステリー的要素ある展開の中に描かれ、やがてすべてが明らかとなった時・・・。わざとらしい造り込みの涙腺攻撃がありませんが、全編をとおして、戦中当時を生きていた日本人の生き方や思考回路を考えされられ、心深くじっわ~と感じ入る作品でした。
主人公、特攻隊員役の岡田准一さん、現代に生きる孫に三浦春馬さん、井上真央さんに夏八木勲さんら多彩な俳優陣の演技は見ごたえありです。CGを駆使した空中戦の戦闘場面は、好き嫌いでしょうが、もう少しスピード感や迫力があってもよかったか。エンディングロールのサザンオールスターズ、桑田佳祐氏、書き下ろしの“蛍”はさすが、余韻を味あわせてくれます。
期待が大きかったからか、映画『永遠の0』は、生と死を描く奥深い物語の原作を越えるには至っていないかもしれないなあ。ファミリー向けの戦争映画としては秀逸です。