おてんきぷらぷら

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徳川ミュージアム

2013年09月07日 | Museum
9月7日、勤務先トラブルで昼から出社にて午前中に『徳川ミュージアム』を訪れました。
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会(2回戦)「FC東京vs横河武蔵野FC」観戦するため帰省予定の土日だったのですが、金曜日に緊急トラブル発生で急遽トホホの予定変更。ゲームは延長線のうえ「1≠O」の勝利の報に接しひと安心でしたが観戦かなわず残念。
さて、午後から出社にて午前中に『徳川ミュージアム』へ。冲方丁氏『光圀伝』を読み、にわか黄門さま知識をもっての拝観が大正解でした。光圀の鎧兜に家事羽織、藤井紋太夫を自ら殺めた脇差も展示されていました。もちろん光圀公所用の「黒地葵紋金蒔絵印籠」もあります。
徳川御三家「水戸徳川家」、初代:頼房公(家康11男鶴千代)、ニ代元祖黄門さま:光圀公、また混迷を極めた江戸後期に活躍する九代:斉昭公、斉昭公の7男で徳川十五代将軍:慶喜公にまつわる展示物は大変興味深く見入ってしまいました。光圀公の時代から明治まで続く水戸徳川家伝来の「大日本史」編纂は、光圀公以来脈々と受け継がれてきた“水戸学”の精神の賜物。斉昭公が設営した藩校「弘道館」や「偕楽園」は、全国的に有名な水戸の名所となっています。
急なスケジュール変更の合間の拝観も、水戸徳川家を知るに有意義な時間が持てました。