おてんきぷらぷら

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群雄割拠砂かぶり

2006年06月17日 | NON
この前の日曜日(11日)に大相撲を見に行き大満足。
6月に大相撲?と思われるに違いないが、やっているのです。両国国技館で。日本テレビ主催、平成4年スタートの『大相撲勝抜優勝戦』。今年から『大相撲最強決定戦2006』となりました。
1日で幕内全力士のトーナメントで王者を決める大会。群雄割拠、優勝するには少なくとも4番は勝ち抜かねばならない。本割なら1番しか見れないから観客にとっては大変お得な大会。

私は平成16年から3年連続「たまり席(砂かぶり)」での観戦でした。
優勝は順当に”白鵬”。名古屋場所での綱とりも間違いないところでしょう。
白鵬は、平成16年の本大会(優勝は朝青龍)から目をつけていたお気に入り力士。当時の彼は19歳で夏場所新入幕12勝をあげ、朝青龍の初優勝をアシストした直後。体から勢いのオーラがはっきり見えていました。

今年の大会は、朝青龍は白露山に土、魁皇は朝赤龍に土の大番狂わせで少々がっかり。
勢いのオーラは見まがうことなく”稀勢の里”でした。準決勝で朝赤龍に立会いの変わりについていけずハタキコミにて敗退したものの、土俵を降りて一礼した後、「立会変化は卑怯」と言いたげに朝赤龍に20秒ほどガンとばしまくりでした。よかよかです。きっと2年以内には確実に久々の日本人’横綱’を確信した瞬間、体に電気が走りました。加えて把瑠都、いいですね。注目の彼氏ではなく力士です。

僕らの時代は”北の海”憎たらしいほど強かったのを覚えています。”北の海”を筆頭に「花のニッパチ」と呼ばれた”2代目若乃花(当時は若三杉)、麒麟児、栃光、大錦”が全盛。懐かしいなあ
といっても相撲ファンではなく、ただなんとなく見ていた日曜日の「さざえさん」。やっているなら見ましょうかと。

はじめての大相撲観戦は・・・平成14年秋場所、6場所連続休場のあとの久々の出場で12勝2敗で千秋楽を向かえた横綱”貴乃花”。惜しくも?あっさり敗戦し優勝を逃した日も国技館にいました。その後、彼は「九州場所全休」翌平成15年「初場所」途中で引退しましたから本割15番取った”貴乃花”の最後の勇士もこの目にて焼きついています。もっとも館内騒然ほとんど悲鳴に近い大声援のほうが印象に残っています。

力だけの世界で、’勢いのオーラ’や’晩年の葛藤’。悲喜こもごも。
だから格闘技はおもしろいのです。

勢いのオーラがあった自分は遠い昔。それでも現役をまだまだ貫きますか。
たまの大相撲観戦で勇気をもらいながら。