日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

小泉元首相が電撃引退!一体なぜ…?

2008年09月26日 | Weblog

24日に麻生太郎氏が内閣総理大臣に就任し、麻生内閣が発足。麻生JAPAN始動から一夜明けた25日、小泉純一郎元首相が政界引退を表明することがわかりました。

小泉氏は横須賀市内で開かれた自民党役員支部会で、次回の衆議院総選挙に出馬しないことを示唆。引退の理由については「国会議員を36年間やり、役割は済んだ」と会合内で語っていました。小泉氏の選挙区・神奈川11区の後継者には、次男の進次郎さんが自民党公認で出馬するとのことです。突然の政界引退については様々な声が出ており、「小泉チルドレン」からは「目標にしていた政治家だったので寂しい」。小泉氏の盟友だった山崎拓さんは「彼のような役者を失うのは残念」と落胆の声を上げた一方で、加藤紘一氏は「日中関係に大きな傷跡を残した」と批判しました。

小泉氏は1972年、30歳のときに衆院選に初当選を果たし、1983年に党の副幹事長に抜擢されました。88年に竹下内閣で厚生大臣として初入閣、宮沢喜一内閣では郵政大臣を務めました。1995年に自民党総裁選に初めて立候補しましたが、橋本龍太郎氏との一騎討ちに敗れました。橋本政権では厚生大臣を務めた後、2度目の総裁選に挑むも惨敗。その後森派(森喜朗)会長に就任。2001年の総裁選で遂に総裁の座を掴むとともに内閣総理大臣に就任します。
就任最初の年は、「小泉フィーバー」で参議院選挙を圧勝、8月には靖国神社を参拝。2002年になると、田中眞紀子氏の外務大臣更迭、相次ぐ「政治とカネ」の問題で支持率が急降下。9月には現職首相として初めて北朝鮮を訪問。金正日総書記と会談を行いました。拉致被害者問題については5人を帰国させました。イラク戦争が起こった2003年、小泉首相はイラク特措法、有事関連の法案を成立。2004年1月には自衛隊をイラクに派遣させました。2004年5月、北朝鮮に2度目の訪問をした時に拉致被害者の子供たちの帰国を実現。2005年、小泉政権にとって最も重要な年でした。郵政民営化関連法案で衆議院は可決したものの、参議院で否決され即解散。「郵政解散」での総選挙で、反対した議員を公認させないのに対し、刺客候補を相次いで投入。その結果、約300議席を獲得して圧勝。再提出された郵政法案を両院可決で成立させました。そして首相最後の年となった2006年、終戦記念日に靖国参拝を果たし、9月21日をもって小泉政権は幕を下ろしたのでした。
首相退任後、目立った動きは無いものの講演会では盛況していることで、小泉人気は全く変わらず。今年に入ってからは自民党総裁選挙で小池百合子氏を支持しました。

小泉さんが突然引退するということで、本当に驚きを隠せません。「役割は済んだ」と言ったけど、本当は総裁選で自ら支持していた小池百合子氏が惨敗したのが非常に悔しく、それにショックで尾を引いていたというのもあると思います。それに最近の自民党に不満を感じていたのかもしれません。総選挙モードに入っているだろう自民党にとっては、非常にショッキングで痛手を負うことになりました。この影響で小泉チルドレンの落選ラッシュが起き、大きく議席を落として過半数割れということもありそうだ。ニューヨークにいる麻生首相は、小泉さんの引退をどう感じているのでしょうか?



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2 コメント

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お初です。 (まっつん)
2008-09-26 18:23:55
TB有難うございました。

引き際も鼻が利くなぁ・・という印象です。

麻生氏の今後が「自分を完全に悪者」にするに違いないと思ったのでしょう。
小池氏にしか、民主に勝つ手段はないと思ったのでしょう。

残っていても、総選挙で自民惨敗、小泉チルドレン大量落選という「責任」まで問われちゃぁやってらんない!と決断したのではないかなぁっと勝手に推測しています。

どうぞ今後も宜しくお願い致します。
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まっつんさん (魔胃蹴)
2008-09-26 22:23:00
こちらこそはじめまして。
まっつんさんの意見が本当だと、後に「敵前逃亡」と批判の声が殺到するんじゃないですかね…。
小泉さんの次男坊(進次郎さん)は政治家として成功できますかねえ。
返信する

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