日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ステレンボッシュが2歳女王にリベンジ!国枝栄厩舎は桜花賞3勝目!

2024年04月07日 | 競馬

2024年3歳クラシックの開幕戦・第84回桜花賞(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が7日、阪神競馬場で行われました。⑨アスコリピチェーノ、⑫ステレンボッシュ、⑧コラソンビートの阪神ジュベナイルフィリーズ上位3頭に加え、チューリップ賞を勝った⑦スウィープフィート、アルテミスステークス覇者⑱チェルヴィニア、クイーンカップ覇者②クイーンズウォーク、フィリーズレビューで波乱を起こした⑮エトヴプレ、フェアリーステークス優勝③イフェイオン、⑪ライトバックなどが参戦しました。


単勝の人気は、1番人気アスコリピチェーノ(3.5倍)、2番人気ステレンボッシュ(4.5倍)、3番人気クイーンズウォーク(5.7倍)、4番人気チェルヴィニア(6.1倍)、5番人気コラソンビート(7.7倍)までが10倍以下でした。


スタートは大きな出遅れはなく、外回り3コーナーに向かっての先行争いで、⑭ショウナンマヌエラが先手を奪い、2番手に④キャットファイト、コラソンビートが3番手につけ、外からエトヴプレが4番手で並ぶ。5番手集団にはクイーンズウォーク、イフェイオン、⑤シカゴスティング、⑩セキトバイーストの4頭が固まり、中団の外側9番手にチェルヴィニア、真ん中10番手にアスコリピチェーノが控える。11番手にステレンボッシュ、12番手⑯セシリエプラージュ、13番手①ワイドラトゥール、14番手⑬テウメッサ。離れた後方勢は、⑰マスクオールウィンと⑥ハワイアンティアレが並び、17番手ライトバック、最後方にスウィープフィートという展開。
外回り3,4コーナー中間点を過ぎ、マヌエラが先頭を走り、ヴプレ2番手、セキトバ3番手に上がり、キャット4番手、コラソン。チェルが6番手まで進出し、ウォーク・ボッシュ・アスコリはまだ中団待機。
4コーナーから最後の直線に入って、ショウナンマヌエラとエトヴプレが並び、後続からセキトバイーストとステレンボッシュが追いかけ、外からアスコリピチェーノも猛追。内側からクィーンズウォークもやってきて大混戦状態。残り200mでボッシュがヴプレをかわして先頭、ウォークが内ラチを突いて上昇。さらに大外からライトバックも脚を伸ばし、スウィープフィートも来ている。残り100mでボッシュが抜け出し、アスコリが2番手に上がるも、ステレンボッシュが先頭でゴールイン!ステレンボッシュが2歳女王を破り桜の女王に輝きました!



【桜花賞 全着順】
1着⑫ステレンボッシュ 
2着⑨アスコリピチェーノ
3着⑪ライトバック 
4着⑦スウィープフィート
5着⑮エトヴプレ 
6着①ワイドラトゥール 
7着⑩セキトバイースト 
8着②クイーンズウォーク
9着⑬テウメッサ 
10着⑥ハワイアンティアレ
11着③イフェイオン 
12着⑤シカゴスティング
13着⑱チェルヴィニア 
14着⑰マスクオールウィン
15着⑯セシリエプラージュ
16着⑧コラソンビート 
17着⑭ショウナンマヌエラ
18着④キャットファイト 

【払戻金】
単勝 ⑫ 430円
複勝 ⑫ 150円  ⑨ 140円  ⑪ 340円
枠連 5⃣-6⃣ 560円
馬連 ⑨-⑫ 620円
馬単 ⑫-⑨ 1,240円
ワイド ⑨-⑫ 280円  ⑪-⑫ 970円  ⑨-⑪ 940円
3連複 ⑨-⑪-⑫ 3,260円
3連単 ⑫-⑨-⑪ 11,470円


満開の桜の下で行われた桜花賞は、2番人気のステレンボッシュが、アスコリピチェーノらを抑えて優勝しました。デビューから3連勝中だったアスコリピチェーノは2着、3着には7番人気のラインバックが入りました。チューリップ賞を勝ったスウィープフィートは4着、3番人気のクィーンズウォークは8着。鞍上の川田将雅騎手は史上初の桜花賞3連覇はならず。4番人気のチェルヴィニアは13着、コラソンビートは16着という結果でした。
勝ったステレンボッシュは通算3勝目で、初めての重賞制覇をGⅠで飾りました。美浦・国枝栄厩舎に所属し、父はエピファネイア、母はブルークランズ。鞍上のジョアン・モレイラ騎手は日本のクラシック競走初勝利で、JRAのGⅠ勝利は2018年エリザベス女王杯のリスグラシュー以来、実に5年5か月ぶりとなります。モレイラ騎手はこの週末から短期免許で騎乗し、土曜日の阪神牝馬ステークスでマスクトディーヴァに乗って快勝、この日もボッシュを勝利に導き、2日連続で重賞勝ちを収めました。
国枝栄調教師は2010年のアパパネ、2018年のアーモンドアイに続き、このレース3勝目。アパパネとアーモンドアイは桜花賞を勝った後、三冠牝馬となっており、ボッシュも国枝厩舎の偉大なOGに続けるか楽しみです。
前走の阪神JFではアスコリピチェーノを捕まえきれず2着に敗戦。桜花賞でモレイラ騎手との新コンビで参戦し、道中はアスコリの内側に位置付けると、ラストの直線でアスコリより先に仕掛け、残り200mで先頭に浮上してそのままフィニッシュ。4か月前のリベンジを果たしました。ボッシュの勝利への執念もそうだけど、モレイラ騎手の手腕の凄さに感心させられました。次走のオークスは距離が延びるけど、東京コースで勝ったこともあるし、何よりもマジックマンが付いてるから大丈夫だと思うけど、どうかしら?







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