日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

鷹の祭典in大阪!カチドキレッドパワーで西武に逆転勝ち!

2014年08月19日 | HAWKS

オリックスとの首位攻防戦を1勝2敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、18日から埼玉西武ライオンズとの3連戦を戦います。初戦の18日は、「鷹の祭典2014 in 大阪」と題して、オリックスの本拠地・京セラドーム大阪で行われました。今ではホークス=福岡のチームですが、南海ホークス時代は大阪を本拠地としていました。「南海最期の年」だった1988年以来、26年ぶりのホークス大阪主催試合は、8回にドラマが起こりました。



  ソフトバンク        埼玉西武
1(一)中村  晃      (中)秋山翔吾
2(二)金子圭輔      (遊)渡辺直人
3(左)内川聖一      (左)栗山  巧
4(指)李  大浩      (指)中村剛也
5(中)柳田悠岐      (一)メヒア
6(右)長谷川勇也     (三)浅村栄斗
7(三)明石健志      (右)森本稀哲
8(捕)細川  亨      (捕)炭谷銀仁朗
9(遊)今宮健太      (二)林  遼
 (投)帆足和幸      (投)牧田和久



ホークス・帆足VS西武・牧田の投げ合いで始まったこの試合、初回に帆足が西武2番・渡辺にセンター前ヒットを許すも、栗山を2塁ゴロ併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けます。その裏のホークスは、先頭の中村晃がライト前ヒットを放つと、金子が犠打で繋ぎ、内川のレフト前ヒットで1死1,3塁。一打先制のチャンスで、イデホが西武先発・牧田のストレートを打ち返し、詰まりながらもセンター前へのタイムリーヒット。3塁走者が生還し、ホークスが1点を先制します。
先制点を貰った帆足ですが、2回に1死からメヒアにレフト前ヒット、浅村には2塁打と連打で2,3塁のピンチを招くと、森本に低めのパームボールを打ち返され、センター前への2点タイムリーヒットを浴び、1-2と勝ち越される。さらに1死2塁で炭谷にもタイムリーヒットを許し、4連打で3点を失います。3回には渡辺にヒットと2塁への盗塁を許すと、1死3塁で中村剛のライト犠牲フライで4点目を与える。結局、帆足は3回まで4失点を喫し、先発の役目を果たせず降板。
5回、2番手の金無英(キム・ムヨン)が林崎に2塁打を打たれ、1死3塁で渡辺にセンター前タイムリーヒットを打たれる。これで1-5と4点ビハインド。
1点でも差を詰めたいホークスは、5回裏に今宮が死球、中村が四球で出塁すると、金子の犠打で2死2,3塁とし、内川が牧田の変化球を合わせ、センター前タイムリーで2点を返し、3-5と2点差。
8回、先頭の内川が2塁打を放つと、1死後に柳田が四球を選び、1死1,2塁で長谷川が牧田のストレートを狙い撃ち!打球は右中間を深々と破る2塁打!内川と柳田が生還し、5-5の同点に追いつきます!さらに明石にもヒットが生まれ、1死1,3塁と勝ち越しのチャンスの場面で松中信彦が代打で登場。西武2番手・岡本篤志が投じた2球目のときに、明石が二盗を決めて2,3塁。松中は3球目を叩いて1塁正面のゴロ→飛び出した3塁走者・長谷川が三本間で一旦ストップしてから3塁に戻る→1塁手・メヒアが3塁に投げるも、長谷川セーフ。打った松中もセーフで満塁となる。絶好の大チャンスに今宮が岡本の直球をセンターへ打ち上げて犠牲フライ。3塁走者がホームインし、ホークスが6-5と逆転成功!
そして9回、守護神・サファテが登板し、先頭の森友哉を3球三振に仕留めると、斉藤彰吾にはストレートで空振り三振を奪い、脇谷亮太も空振り三振に斬り、圧巻の3者連続三振締め!ホークスが大阪での西武戦を勝利で飾りました!


◇パ・リーグ ソフトバンク-西武 16回戦 2014年8月18日 (月)
(ソフトバンク11勝5敗、京セラドーム大阪、試合時間 3時間4分 / 観客数 32,093人)   
L 031 010 000  5
H 100 020 03×  6   
勝利投手 [ソ] 森 (4勝1敗)
敗戦投手 [西] 牧田 (5勝8敗)
セーブ  [ソ] サファテ (5勝1敗32S)
【バッテリー】
[西]牧田、岡本篤、武隈-炭谷
[ソ]帆足、金、柳瀬、星野、森、サファテ-細川、鶴岡、高谷


京セラドームで行われた西武との3連戦初戦は、初回に先制しながらも、2回に3点を奪われ、その後も追加点を許し、1-5と一時は4点もリードされました。このまま敗戦濃厚かと思われましたが、ホークスが徐々に首位の意地を見せ付けます。5回に2点を返し、8回には長谷川選手の同点打&今宮選手の犠牲フライでついに逆転。4点差を跳ね返して見事な逆転勝利をおさめたホークス、17日のオリックス戦に続いての連勝。VS西武戦は5連勝となりました。ホークスに勝利をもたらすカチドキレッドのパワー、大阪でも存分に発揮しましたね。
まず投手陣は、先発の帆足投手が3回4失点で降板。初回は無失点に抑えましたが、2回に4連打で3点を失いました。古巣・西武に勝てば史上4人目の13球団勝利だったんですが、お預けとなりました。中継ぎ陣では、7回に4番手で登板した星野大地投手が、今季初登板で3者凡退の快投。5番手の森唯斗投手は、先頭打者を出しながらも、メヒアと浅村選手を連続三振に仕留めて追加点を許さず。その裏に味方が勝ち越し、森投手に白星がつきました。16日には2回2失点でプロ初黒星を喫しましたが、その2日後に今季4勝目をマーク。ラッキーですな。
打線の方はチーム全体で9安打。初回に先制打を打ったイデホ選手と、5回に反撃の一打を放った内川選手がともに3安打の猛打賞をマーク。ヒーローに選ばれた今宮選手は、ここ5試合で1安打という事から、2番から9番に降格。それに発奮したのかどうかわかりませんが、8回1死満塁の場面で逆転の犠牲フライを放ち、チームを勝利に導きました。前日の試合でも6回に先制の犠牲フライを打っており、2試合連続で決勝点を挙げたことになります。
大阪遠征を終えたホークスは、19日と20日は福岡ヤフオクドームで「福岡クラシック2014」と題して、初代・福岡ダイエーホークスの復刻ユニフォーム&ガッチャマンヘルメットを着用して試合に臨みます。西武も80年代後半~90年代前半の「ライオンズブルー」のユニフォームを着ます。西武が黄金時代真っ只中の頃、福岡に移転したばかりで平和台球場が本拠地だったダイエーは、Bクラスの常連でしたねえ。当時子供だった私も、まだホークスに全く興味がありませんでしたよ。
19日の予告先発は、ソフトバンク・スタンリッジVS西武・菊池雄星となっています。後半戦4連勝中のスタンリッジ投手が、「ガッチャマンの呪い」を払り払う快投を期待しましょう。



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