日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

逆転のホークスだ!延長10回サヨナラ勝ちで楽天に3連戦勝ち越し!

2014年08月15日 | HAWKS

東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を戦っている福岡ソフトバンクホークスですが、13日の試合は終盤の追い上げも空しく、4-7で敗れて連勝が9でストップすると共に、楽天ルーキー・松井裕樹投手の先発初勝利を謙譲。仕切り直しの一戦となった14日の試合は、金曜日からのオリックスとの首位攻防戦を前に連敗は許されません。



スタメンはこちら
  福岡ソフトバンク     東北楽天
1 (左)中村  晃     (遊)松井稼頭央
2 (遊)今宮健太     (二)藤田一也
3 (指)内川聖一     (右)岡島豪郎
4 (一)李  大浩     (指)ジョーンズ
5 (中)柳田悠岐     (三)銀次
6 (右)長谷川勇也    (一)ボウカー
7 (三)吉村裕基     (左)牧田明久
8 (捕)鶴岡慎也     (捕)小関翔太
9 (二)金子圭輔     (中)島内宏明
  (投)岩嵜  翔      (投)塩見貴洋



ソフトバンク・岩嵜VS楽天・塩見の先発で始まったこの試合、1回と2回は両チーム共に無得点に終わります。
試合は3回に動きます。岩嵜が楽天先頭の牧田にヒットを許すと、2死2塁で1番・松井稼に2球目のストレートを狙われ、ライトスタンドへの2ラン本塁打を浴び、2点を先取されます。
2点を追うホークスはその裏、鶴岡がヒットで出塁すると、金子がバントで繋ぎ、1死2塁で中村が遊撃ゴロ→楽天遊撃手・松井稼の悪送球で1,3塁とチャンス拡大。そして今宮がスクイズを決め、1-2と1点を返します。
しかし4回、岩嵜が1死走者なしで4番・ジョーンズに甘いスライダーを捉えられ、レフトスタンド中段に飛び込むソロ本塁打を浴びてしまい、1-3と再び2点差とされます。岩嵜は5回にも2死から四球とバントヒットの走者を背負うも、岡島を外野フライに打ち取り、追加点を許さず。
2点ビハインドのホークスは6回、1死走者なしで4番・イデホがファウルで粘りを見せた後、楽天先発・塩見のフォークをフルスイング!左中間に上がった打球はグングンのびてスタンドイン!イデホの久々のホームランが飛び出し、2-3と1点差に詰め寄ります。
8回、ホークスは先頭の中村がセンター前ヒットで出塁すると、今宮の犠打、内川の内野ゴロの間に3塁まで進塁。イデホが四球を選んで1,3塁とし、柳田が楽天3番手・金刃憲人の2球目のストレートを叩き、ライト前に運ぶタイムリーヒット。これで3-3の同点!
9回、ホークスは吉村がライト線を破る2塁打を放つと、1死3塁と一打サヨナラのチャンスで、金子と中村が敬遠。満塁の場面で、今宮が遊撃ゴロ→3塁走者・吉村が本塁憤死。なおも2死満塁で内川が楽天4番手・斉藤隆のストレートをセンターへ弾き返したが、フェンス手前でキャッチされ3者残塁。サヨナラのチャンスをモノにできず、延長戦へ。
延長10回、ホークス4番手・サファテが楽天の下位打線を3者凡退に抑える。その裏、1死から柳田がヒットで出塁すると、すかさず2塁への盗塁を成功させる。1死2塁で長谷川が敬遠、途中出場・明石健志の四球で1死満塁となり、バッター鶴岡のところで、松中信彦が代打で登場。その松中は、初球を空振りするも、3球続けてボール球を見て、3ボール1ストライクとする。そして、楽天7番手・菊池保則の5球目のストレートが外れて四球。最後は押し出しでホークスが4-3と逆転サヨナラ勝ち!


◇パ・リーグ ソフトバンク-楽天 17回戦 2014年8月14日 (木)
(ソフトバンク11勝6敗、ヤフオクドーム、試合時間 3時間35分 / 観客数 37,979人)
E 002 100 000 0   3    
H 001 001 010 1x  4 
(延長十回)
勝利投手 [ソ] サファテ (5勝1敗30S)
敗戦投手 [楽] 片山 (0勝1敗)
本塁打 [楽] 松井稼 2号(3回表2ラン)、ジョーンズ 19号(4回表ソロ)
     [ソ] 李大浩 13号(6回裏ソロ)
【バッテリー】
[楽]塩見、福山、金刃、斎藤、上園、片山、菊池-小関、嶋
[ソ]岩嵜、森、五十嵐、サファテ-鶴岡


楽天との3連戦最終日の14日は、岩嵜投手がホームラン2本を浴び、一時は1-3と2点リードされましたが、イデホ選手の反撃の一発、柳田選手のタイムリーヒットで同点に追いつき、延長10回に松中選手の押し出し四球で逆転しました。終盤の粘りで劣勢をひっくり返したホークス、この3連戦を2勝1敗で勝ち越し。これでオールスター後7カード連続の勝ち越しとなりました。何はともあれ、オリックスとの直接対決に弾みがついたと思います。
先発の岩嵜投手は、7回まで104球を投げ、被安打6・5奪三振・1四死球・1失点という内容でした。最初の2イニングは無失点に抑えたけど、3回に松井稼頭央選手に先制2ラン本塁打、4回には主砲・ジョーンズ選手にソロ本塁打を浴びてしまいました。5回を無失点に抑え、6回と7回に続けて3者凡退に退けたけど、2発は痛かったですね。
中継ぎ陣では、8回に2番手で登板した森唯斗投手がわずか10球で楽天上位打線を封じ、9回の五十嵐亮太投手は2つの三振を奪いました。そして、10回に登板したサファテ投手が、この日の勝利投手となり、今季5勝目をマークしました。中継ぎ陣の好投が逆転に繋がったといっても良いでしょう。
9安打で4得点を挙げた打線は、中村選手とイデホ選手、柳田選手、この日1軍に復帰した吉村選手が2安打のマルチヒットを記録。6回に反撃ののろしを上げる13号ホームランを放ったイデホ選手は、7月2日のロッテ戦以来となる一発が生まれました。なかなか一発が出ずに苦しんでいたけど、この一発を機にホームランを量産してほしい。サヨナラ四球を選んだ松中選手、先日は日本ハム・大谷投手から決勝タイムリーを放ち、試合後のインタビューで男泣きを見せましたが、この日は涙は見せませんでした。
9連戦最初のカードを2勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、金曜日から京セラドーム大阪に乗り込んでオリックスバファローズとの首位攻防戦に臨みます。前回の福岡での3連戦は、ホークスが3戦全勝。しかし、ホークスは京セラドームでの試合は5戦全敗。現在、首位・ホークスと2位・オリックスとの差は4ゲーム。オリックスは現在引き分けを挟んで4連勝中です。
15日の初戦は、ソフトバンク・攝津正投手VSオリックス・金子千尋のエース対決。攝津投手は前回のオリックス戦で西勇輝投手に投げ勝っています。3連戦の行方を占うエース対決を制するのはどっちだ?





にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする