今回は久々に福岡ソフトバンクホークスネタです！２月24日に宮崎キャンプを打ち上げ、26日から本拠地・福岡ヤフードームでオープン戦が行われています。前日の埼玉西武ライオンズ戦では、オーティズのホームランが飛び出せば、９回に柴原洋の同点タイムリー、山崎勝己の逆転打（相手のエラー）でサヨナラ勝ちを収めました。４日は東北楽天ゴールデンイーグルスが相手。この日も９回に劇的な場面がありました！
４日のスタメン
１（二）本多雄一
２（遊）川崎宗則
３（指）オーティズ
４（一）小久保裕紀
５（左）松田宣浩
６（右）多村仁志
７（三）イ・ボムホ
８（中）長谷川勇也
９（捕）田上秀則
（投）藤岡好明
この日の先発は開幕ローテ候補の１人である藤岡が登板。松田が外野守備に挑戦、慣れない外野の守備で好プレーが出るか？
先発の藤岡は、初回に楽天の上位打線を３者凡退に仕留めると、２回は４番・フィリップスに２塁打を打たれたものの後続をしっかり抑え、３回にはこの試合２度目の３者凡退の好投を見せます。ソフトバンク打線は楽天先発・永井怜の前に２イニング連続３者凡退でしたが、３回に先頭の長谷川がレフト前ヒットを放つと、続くボムホが２塁打で無死２,３塁と先制のチャンス。しかし、ボムホの走塁死、田上が三振、本多が２塁ゴロに倒れてチャンスを逸してしまいました。
序盤を無失点に抑えた藤岡は４回、先頭打者に四球を与えると、フィリップスにライトへのタイムリー２塁打を浴びて先制点を許してしまいます。ホークスはその裏、先頭の川崎が２塁打を放つと、オーティズのセンター前タイムリーで同点に追いつきます。６回には２死から松田がレフトへの２塁打で逆転のチャンス、続く多村のタイムリー３塁打で逆転に成功。なおも２死１,３塁で長谷川がレフト前タイムリーで１点を追加。３－１と２点リードします。
しかし７回、ホークス３番手・金無英が連続四球を許すと、藤井彰人にタイムリー２塁打を打たれ、２人が生還して同点とされてしまいます。３－３の同点で迎えた９回、中継ぎエースの摂津正が５番手で登板。しかしこの日の摂津はピリッとしません。先頭の塩川にセンター前ヒット、続く高須には死球で無死１,２塁。２死２,３塁となり、途中出場の牧田明久にセンター前ヒットを打たれ逆転…。摂津が抑えられず、後が無くなったソフトバンクは９回裏、ボムホと長谷川が倒れて２死となりますが、田上が楽天４番手・小山からレフトスタンドへの同点ソロ本塁打を放ちました！結局試合は４－４の引き分けに終わりました。
試合結果（オープン戦） 2010/03/04（木）
ソフトバンク－楽 天 （ヤフードーム、１８：００、２７８７６人）
E ０００ １００ ２０１ ４
H ０００ １０２ ００１ ４
（九回規定により引き分け）
【投手】
（楽）永井、ラズナー、辛島、小山－藤井、中谷
（ソ）藤岡、森福、金無英、三瀬、摂津－田上
【本塁打】
（ソ）田上１号ソロ（９回、小山）
スカパー未加入で、個人的に頼みの綱であるYahoo動画がオープン戦の中継をやらないので、状況が掴めない状態。試合の方は４－４の引き分けという結果、９回に摂津がまさかの失点で負け投手になるところを、田上が土壇場で同点アーチを放ってドローに持ち込みました。今年のホークスのオープン戦は９回裏に何かが起こりますね～。27日の広島戦はボムホがサヨナラタイムリー、３日は西武に劇的な逆転サヨナラ劇、この日は２死から同点弾。なんとなく勝負強いような気がする。
この日の先発だった藤岡は、５回を投げて被安打３・４奪三振・１失点の内容で開幕ローテ入りに大きく前進しました。打者19人に対して内野ゴロ９個と打たせて取るピッチングを披露しました。中継ぎ陣では森福充彦投手と三瀬浩司投手が無安打の好リリーフを見せましたが、金無英は２四死球を与えて２失点で１軍に黄信号が灯りました。
打線の方はチーム全体で８安打。長谷川はホークス唯一の２安打で、６回にはレフト前タイムリーで１安打をマーク。松田はこの日もヒットを放って好調をキープ、オーティズは３回に同点タイムリーで２試合連続打点となりました。ボムホもこの日１安打、打率も.357と上昇しています。キャンプでの不振がウソのよう、日本野球に慣れてきたか？その一方で小久保はオープン戦で未だノーヒット。前日の試合後には特打も敢行したけど、一夜明けた楽天戦では４打数無安打２三振。本人も「こんなに安打が出ないのは久しぶりだ」と気にしている様子。キャプテン、しっかりしてください。
ここまでオープン戦６試合終えて３勝２敗１分けと白星先行の福岡ソフトバンク、４日は横浜ベイスターズとのデーゲーム、週末は読売ジャイアンツとの２連戦が控えています。横浜戦では和田毅、土曜日の巨人戦は杉内俊哉が登板予定。両左腕の好投に期待したいと思います。
