日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

延長戦を制して開幕2連勝!松田がハムの守護神から決勝弾!

2010年03月22日 | HAWKS

開幕戦でダルビッシュ有を攻略し、白星スタートを飾った福岡ソフトバンクホークス。北海道日本ハムとの第2戦は、武田勝VS大隣憲司の左腕対決で始まり、勝敗の行方は延長戦までもつれ込みました。


ソフトバンクは1回、川崎がライト前ヒットを放ちますが、オーティズが併殺打に倒れて無得点。その裏の大隣は、2死から稲葉にヒットを許すも、高橋信二を直球で空振り三振に仕留めて無失点。2回まで両チーム無得点で迎えた3回裏、大隣は1死を取った後金子誠にスライダーを狙い撃ちされ、打球はそのままレフトスタンドへ。金子に一発を浴びて先制点を許してしまいます。このあと内野安打・暴投・四球で2死1,3塁と追加点のピンチを背負うが、高橋を捕手フライに打ち取って追加点を阻止しました。
ホークス打線は日ハム先発・武田勝の前に2回以降ヒットが出ず。大隣は4回から復調し、5回と6回の2イニング連続で3者凡退に仕留めて見せました。試合は投手戦となって、早いテンポで進んでいきます。
7回、1点を追うホークスは本多と川崎が倒れて2死。ここで日ハムベンチが動き、好投を続けていた武田勝を降板。2番手に江尻慎太郎を投入します。2死走者無しでオーティズが江尻のスライダーをレフト前に運ぶシングルヒット。チームにとってこれが2本目。2死1塁で小久保が江尻の7球目のストレートをライトへ弾き返す。鋭い打球はライト線を破り、ボールが転々とする間に1塁走者・オーティズが3塁を蹴って一気にホームイン!オーティズの激走&小久保のタイムリー2塁打でソフトバンクが同点に追いつきます!
8回、ボムホが四球を選び、長谷川犠打で1死2塁と勝ち越しのチャンスを迎えたんですが、松田と田上が相次いで空振り三振に倒れて勝ち越しならず。その裏、大隣が二岡に2塁打を打たれたところで降板。2番手で登板した摂津が後続を抑えてピンチ脱出。摂津は9回も続投、1死後に小谷野・中田翔と連続四球を与えた後、代打・坪井智哉に死球を与えて1死満塁とサヨナラの大ピンチ。絶体絶命の場面で金子誠と勝負。カウント2-3からの7球目のストレートを弾き返されるが、2塁手・本多が本塁送球でアウト→田上1塁で金子アウト。ホームゲッツー成功でサヨナラ阻止!試合は1-1で延長戦に突入!
延長10回は両チームとも無得点。迎えた11回表、ホークスは1死後、松田が日ハム6番手・武田久の変化球をジャストミート!打球は左中間へぐんぐん伸びてそのままスタンドイン!松田の値千金の一撃でホークスが逆転!その裏、4番手の馬原が日ハムの反撃を許さず試合終了。ソフトバンクが延長戦を制して開幕2連勝、早くも3連戦勝ち越しが決まりました!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/03/21(日)
日本ハム-ソフトバンク 2回戦
(ソフトバンク2勝、札幌ドーム、13:00、37125人)
H 000 000 100 01  2
F 001 000 000 00  1
(延長十一回)
【投手】
(ソ)大隣、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
(日)武田勝、江尻、建山、宮西、ウルフ、武田久-大野、鶴岡
【責任投手】
(勝)ファルケンボーグ2試合1勝
(S)馬原2試合2S
(敗)武田久1試合1敗
【本塁打】
(ソ)松田1号ソロ(11回、武田久)
(日)金子誠1号ソロ(3回、大隣)


うぉっしゃぁ~っ!パリーグ王者にまた勝ったぞぉーっっ!!福岡ソフトバンクホークスが開幕2連勝を果たしたのは実に2年ぶりとなります。7回2死までハム先発・武田勝の前に1安打に抑えられましたが、江尻に代わった途端オーティズと小久保の連打で同点に追いつきました。9回には摂津が3四死球で満塁の大ピンチとなるも、併殺打でピンチ脱出。正直引き分けも覚悟したけど、松田がハムの守護神から逆転ホームラン!NHK-BSにチャンネルを変えたらホークスが勝っていたのでビックリしましたわ。とにかくアウェーで2連勝、開幕3タテに王手をかけました!
先発の大隣は、8回途中まで打者29人に対して112球、被安打6・5奪三振・1四死球・1失点・1被本塁打という内容。失点は金子誠のホームランのみ、走者を出しながらも更なる失点は許さず。昨年の大隣だったら滅多打ちにされてKOされてたもんなあ。この試合の勝利投手になったのが、3番手で登板したファルケンボーグ投手。2つの三振を奪い、11回に味方が勝ち越し点を挙げて勝ち投手が転がりました。ファルケンは2試合目で今季初勝利です。
打撃陣は全体で4安打。少ないチャンスを大いに活かしました。同点打の小久保は2試合連続で打点を記録、開幕2試合で4安打と好調です。決勝アーチを放った松田は、8回の第3打席でチャンスの場面で三振に倒れ、その次の打席で汚名返上してみせました。前日はヘッドスライディングに3塁打、日曜日は試合を決める一発で連勝に大きく貢献しております。
22日はホークスの右のエース・ホールトンが先発登板。昨シーズンは日ハムに6戦4勝負け無しと「ハムキラー」ぶりを発揮。「大好物」なハムをどう料理するのか楽しみですね。あと、バンクーバー五輪に出場したスピードスケートの高木美帆選手が札幌ドームで始球式を行います。高木さんお願いだから、ホークスの勝利の女神になってください!


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2歳王者・ローズキングダムまさかの敗戦!阪神大賞典はトウカイトリックが制覇。

2010年03月22日 | 競馬

春分の日の21日は、中山競馬場で皐月賞トライアルのスプリングS、阪神競馬場では春の天皇賞の前哨戦・阪神大賞典が行われました。スプリングSには昨年の2歳王者・ローズキングダムが登場、皐月賞に向けて負けられない一戦を制して4連勝の期待がかかりましたが…。


阪神のメイン競走・第58回阪神大賞典(GⅡ)は、3000mの長丁場に14頭が出走。2007年の菊花賞馬で昨年の優勝馬⑭アサクサキングスを始め、日経新春杯の勝ち馬⑪メイショウベルーガ、中長距離で安定した走りを見せ、昇級して即初重賞の⑥ジャミール、阪神大賞典5度目の挑戦となる⑬トウカイトリック、有馬記念以来約3か月ぶりとなる①イコピコ、他にも⑦ベルウッドローツェ、⑩ホクトスルタンといったステイヤーも参戦しました。
スタートと同時にホクトスルタンが飛び出していき、⑫ゴールデンメインが2番手に。アサクサキングスは3番手と早めの競馬。イコピコ、メイショウベルーガ、ベルウッドローツェ、トウカイトリック、ジャミールといった有力馬は中団の位置を取る。1周目3,4コーナーから正面スタンド前の直線に入り、先頭のホクトスルタンは前半1000mを61秒台で通過。アサクサ3番手、ベルウッド5番手、レガーロ6番手、イコピコとトリックが7番手争い、その後ろにジャミール9番手でゴール板通過。
2コーナーから向正面で、マイペースで逃げるスルタンは2番手に2馬身のリード。2番手にアサクサとゴールデンメインが並走。4番手の位置にベルウッドローツェ、メイショウベルーガは単独7番手、トウカイトリックとイコピコが8番手争い、ジャミールは10番手、④テンシノゴールド最後方。
内回り3コーナーを過ぎても縦長、差が縮まったような気がする。2番手争いではゴールデンメインが後退してベルウッドが浮上してきた。③シグナリオも虎視淡々と前をうかがう。ベルーガはまだ7番手のまま。イコピコ、トリック、ジャミールはまだ中団のまま直線に入る。ホクトスルタンが逃げ粘るが、残り200mでアサクサキングス、メイショウベルーガ、さらにジャミールが追い込んできた!アサクサが一旦先頭に立ち、大外のベルーガとジャミールが並びかけるが、残り100m~ゴール前でトウカイトリックが間から突き抜けて先頭でゴールイン!2着争いはメイショウベルーガとジャミールがほとんど同時入線だったが、僅差でジャミールが2着に入りました。1番人気のメイショウベルーガは3着、3番人気のホクトスルタンは5着、前回の勝ち馬・アサクサキングスは4着、2番人気のイコピコは9着でした。
トウカイトリックが5度目の挑戦でようやく阪神大賞典を制しました。過去4年は2着→3着→4着→5着と掲示板を確保、8歳になって遂に勝つ事ができました。陣営もホッとされていたかもしれません。重賞勝ちは2007年のダイヤモンドステークス以来3年ぶり2勝目、春の天皇賞ではベテランステイヤーが花開くかどうか?ジャミールは大健闘の2着、長距離戦線に新星が出てきました。同世代のフォゲッタブル、ロジユニヴァースもうかうかできないかも。


中山のメイン競走は、第59回フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)。3着以内に入れば皐月賞の優先出走権が得られるこのレースは、3連勝中の③ローズキングダムに注目が集まりました。ライバルのヴィクトワールピサが弥生賞で勝利、ローキンにとっては前哨戦で落とすわけにはいかない、勝利以外にも内容が問われる大事な一戦でした。ローキン以外では、共同通信杯で3着に敗れた関東の期待⑤アリゼオ、デビュー2連勝の⑪サンライズプリンス、1800mで2勝を挙げた⑥バシレウス、4か月ぶりの⑫サンディエゴシチーが2歳王者に挑みました。
スタートで15頭が綺麗に揃い、ローズキングダムは好スタートを見せます。先行争いでは⑨カワキタコマンドと⑧バーディバーディが鼻を奪うが、1コーナーでアリゼオが先頭に立ちます。向正面でアリゼオがペースを握り、カワキタコマンド2番手。バシレウスの後ろの7番手にローズキングダムがいる。サンライズプリンス9番手、サンディエゴシチーは13番手と後方待機。④スティルゴールドと⑭サクラエルドールは集団から大きく話された恰好。
残り800mでアリゼオが積極的に逃げ続け、ローズキングダムは中団馬群の中にいて現在8,9番手。400mを切って最後の直線に入り、アリゼオがまだ先頭キープ。ローキンが追い上げて来たが前が詰まっている。2番手には②ゲシュタルト、バシレウスが3番手。ローキンは内側に入って3番手に上がるが、アリゼオには届かない…。先頭のアリゼオは最後まで逃げ続けて1着ゴール!ローズキングダムはゴール手前でゲシュタルトと並ぶも、アタマ差の3着でフィニッシュ。
ローズキングダム4戦目でまさかの初黒星!アリゼオが無敗の2歳王者に初めて土をつける逃走劇でスプリングステークスを制しました。10番人気の伏兵・ゲシュタルトが2着、ローズキングダムは3着に終わりました。以上の3頭が皐月賞の優先出走権を獲得しました。3番人気のサンライズプリンスは4着。
アリゼオは前回の共同通信杯では初めての1800mで距離不足もあって3着に敗れましたが、今回は1800mを悠々と逃げ切って見せました。これで通算4戦3勝、中山コースでは2勝を挙げているから皐月賞も逃げで勝負してくる事でしょう。ローズキングダムはデビュー4連勝に期待しておりましたが、3着という結果に。3か月の休み明けも影響したし、直線で前が開かずに詰まってしまったのが敗因だったかもしれません。


来週は中京競馬場で春のスプリント王決定戦・高松宮記念が行われます!昨年の最優秀短距離馬・ローレルゲレイロがドバイ遠征、王者不在で激戦の予感。重賞3連勝中と絶好調のキンシャサノキセキ、シルクロードステークスを制したアルティマトゥーレ、スプリンターズステークスで2着惜敗のビービーガルダン、阪急杯優勝のエーシンフォワードなどが登録しております。中京競馬場は28日が2010年最後の開催、中京開催のフィナーレを飾る大一番を制するのは一体どの馬か?
その前日の27日は中山競馬場で日経賞、阪神競馬場で毎日杯があります。日経賞には昨年のダービー馬・ロジユニヴァースが約10カ月ぶりに復帰、昨年の春の天皇賞馬・マイネルキッツも出走予定。毎日杯にはルーラーシップ、リルダヴァル、ザタイキ、ダノンシャンティが登録。リルダヴァルは2連勝の後に骨折、春クラシック絶望と言われていましたが、直前になって復帰しました。ルーラーシップも皐月挑戦を目指して負けられません。
そして27日の深夜は、ドバイミーティングがあります!前哨戦で勝利したレッドディザイアがドバイワールドカップで世界一に挑めば、ブエナビスタがシーマクラシックに参戦。他にもローレルゲレイロがゴールデンシャヒーン、グロリアスノアがゴドルフィンマイルに挑戦します。来週末は競馬ファンにとって熱い2日間になりそうだ!


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