日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2010年のJリーグ開幕!鹿島が4連覇に好発進、昇格組・仙台がいきなり勝利!

2010年03月07日 | soccer

サッカー・Jリーグの2010年シーズンが6日に開幕!創設18年目となる今季は、鹿島アントラーズの4連覇、中村俊輔&稲本潤一の国内復帰組、田中マルクス闘莉王&金崎夢生の大型補強に成功した名古屋グランパスの戦いぶり、そして日本代表選手のサバイバル&アピール合戦など見どころ満載。全国各地で行われた6日の開幕戦の結果はどうなったでしょうか?


鹿島アントラーズ2-0浦和レッズ@カシマサッカースタジアム
昨季の開幕戦と同じカードとなったこの試合、鹿島は開幕前の2試合を勝利して順調なスタート、対する浦和は復権のためにも開幕戦は落とせません。試合は開始早々、浦和は細貝萌が頭で合わせるもノーゴール。開始5分に鹿島は左サイドにいた小笠原満男のクロスを興梠慎三が右足で合わせて先制ゴール!1点を追うレッズはポンテ、柏木、エスクデロがシュートを放つも同点に追い付けず、鹿島1点リードで折り返し。
後半に入り、立ち上がりから浦和がペースを握り、シュートを立て続けに狙うも、鹿島DFの堅守とGK・曽ヶ端準のセーブの前にゴールネットを揺らす事ができません。迎えた後半40分、鹿島は途中出場の遠藤康のクロスをマルキーニョスがヘッドで決めて2点目。終盤に突き放した鹿島が2-0で勝利し、4連覇へ好スタートを切りました。

川崎フロンターレ2-1アルビレックス新潟@等々力陸上競技場
今年こそ悲願の初タイトルを狙う川崎フロンターレ。しかし、中村憲剛があご骨折、エースのジュニーニョが肉離れと主力が故障者ラッシュ。不安を抱えたまま開幕戦を迎えたんですが…。
キックオフ直後、川崎は鄭大世のパスに黒津勝が抜け出し、シュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をレナチーニョが強烈な右足シュートを決め、開始30秒未満で1点を先制します。その後は川崎ペースで進み、22分に稲本が相手のパスをカットすると、ドリブルで持ち込んで黒津にパス。受けた黒津が左足で流し込んで2点目を奪います。
前半押され気味だった新潟は、後半早々から猛反撃を仕掛け、後半9分にCKから千葉和彦がヘディングで狙うが、川崎GK・川島英嗣が好反応。後半18分、縦のスルーパスからチョ・ヨンチョルが抜け、右足シュートが決まって1点を返しますが、新潟の反撃はこの1点のみ。川崎が苦しみながらも1点差を守りきりました。

FC東京1-0横浜Fマリノス@味の素スタジアム
昨年はナビスコ杯を制覇、リーグ戦5位だったFC東京。城福浩体制3年目の今季は優勝争いの一角に加わりたい。マリノスは「ミスターマリノス」と呼ばれた木村和司が監督に就任、中村俊輔加入で名門復活を目指します。
FC東京は開始直後、中村北斗がヘディングシュートを見せますが、ボールはポストに直撃。対するマリノスは34分に兵頭慎剛がシュートを放つもGKの正面。後半に入るとマリノスがリズムを作り、山瀬功治、渡辺千真、中沢佑二とシュートを狙って見せますが、決定機には至りません。このままスコアレスドローに終わるかと思われた後半ロスタイム、FC東京がカウンターを仕掛け、途中出場の石川直宏がドリブル突破を見せてクロス、最後は平山相太が右足で流し込んでゴール!終了直前に均衡が破れ、平山の決勝ゴールでFC東京が開幕戦を制しました。

ジュビロ磐田0-1ベガルタ仙台@ヤマハスタジアム
2008年の入れ替え戦以来の対決となったこの試合、開始26秒に梁勇基のゴールで仙台が先制点を奪う!磐田は20分にイ・グノのヘッド、21分に成岡翔がシュートするも同点ならず。後半も攻める磐田だが、最後までうまくいかないまま無情のタイムアップ。7年ぶりにJ1に復帰した仙台が梁勇基の1点を守り切り、白星スタートを飾りました。

サンフレッチェ広島1-1清水エスパルス@広島ビッグアーチ
昨季はリーグ4位と大躍進、今年はAFCチャンピオンズリーグに出場するサンフレッチェ広島。今季はまさに勝負の年だ。清水は昨年首位を経験したものの、その後は失速。岡崎慎司とヨンセン、そして新加入の小野伸二がチームを優勝に導く事ができるか?
試合は前半3分に広島は高萩洋次郎がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKを佐藤寿人がしっかり決めて先制します。1点を追う清水は、11分に小野がミドルを狙うもGKにキャッチ。35分に広島はCKのこぼれ球を山岸智が狙うも失敗。後半も一進一退の攻防が続き、両チームともシュートを放つもゴールネットを揺らせず。清水は後半32分にヨンセンがシュートもGKにキャッチされた。後半ロスタイム、清水はFKから途中出場・大前元紀が頭で合わせて同点ゴール。大前はこれがリーグ戦初得点!土壇場で清水が同点に追いつき、1-1のドローに終わりました。

湘南ベルマーレ1-1モンテディオ山形@平塚競技場
「湘南の暴れん坊」が11年ぶりにJ1に帰ってきた!J1復帰戦はホームでモンテディオ山形と対戦。J1デビューの2009年は15位で残留を決めた山形は、田代有三と増田誓志の元鹿島コンビが加わりました。
立ち上がりから湘南がペースを握り、前半19分に坂本紘司のシュートをGKが弾き、そのこぼれ球をジャーンが押し込んで先制します。しかし前半40分、山形の左サイドの古橋達也がクロス、一旦はGKがパンチングするんですが、ボールは湘南の田原豊選手に当たり、そのままゴールイン。湘南のアンラッキーなオウンゴールで1-1の同点に。後半に入り、湘南は田原のシュートがバー直撃、新居辰基も狙うも2点目ならず。後半20分過ぎからは山形が押す展開になるも逆転ゴールを奪えず。試合は1-1のドローに終わりました。

ガンバ大阪1-2名古屋グランパス@万博記念競技場
今年元日の天皇杯の決勝カードが開幕戦で実現!その時はガンバが快勝しましたが、果たして今回は…。
開始序盤はガンバが攻め立てたんですが、前半14分に左サイドにいた金崎のクロスにケネディが頭で落とし、最後は玉田が左足で合わせて名古屋が先制します。1点を取られたガンバはすぐさま反撃し、ルーカスと二川孝弘が立て続けにシュートも名古屋守備陣を破る事ができず。前半20分、CKのこぼれ球を二川がエリア手前からミドルを放ち、そのままゴールネットを突き刺して同点に追いつきます!
後半に入ると名古屋の時間帯が続き、金崎が積極的に狙うも勝ち越し点を奪えず。22分の玉田のミドルはGKの正面。そして23分、名古屋は右サイドでパスを回すと、金崎が遠藤保仁との競り合いから抜け出してシュート。ボールは相手DFに当たった後、詰めて来たケネディが押し込んで勝ち越しに成功。ガンバは37分、二川のミドルがポストに当たると、途中出場の佐々木勇人が拾ってグラウンダーのクロスを入れるも平井将生が空振り。41分には平井が右足シュートを狙うもサイドネット。最後まで猛攻を仕掛けたガンバだったが、あと一歩及ばず。名古屋が2-1で開幕戦を飾り、白星スタートとなりました。


というわけで、6日の開幕戦7試合をまとめましたが、1点差での決着が7試合中4試合、10分以内に先制点が生まれたのが4試合ありました。特に川崎はレナチーニョが開始28秒、仙台は梁勇基が26秒でゴール。梁選手は今季J1最初の得点者にもなっています。26秒でのゴールは開幕戦最速記録じゃないかと思いますが…。
鹿島は今年も浦和に勝利、興梠選手とマルキーニョスのFW2選手がそろってゴールを挙げました。敗れたレッズは開幕戦3連敗。昇格組では仙台が勝って湘南がドローという結果になりました。名古屋は金崎選手が2得点に絡む活躍で勝利に貢献、闘莉王はフル出場を果たしました。逆にガンバはACL、ゼロックス杯、リーグ開幕戦と3試合未勝利です。
7日はNACK5スタジアム大宮にて「大宮アルディージャVSセレッソ大阪」、ホームズスタジアム神戸にて「ヴィッセル神戸VS京都サンガ」の2試合が行われます。セレッソは香川真司と乾貴士の「大黒柱コンビ」で攻めまくること間違い無し。大宮は開幕前に塚本泰史選手が右大腿骨の骨肉腫を告白して離脱するというショッキングなニュースがありました。塚本選手のためにも開幕戦で勝利し、J1残留いや上位進出を狙って欲しいですね。
9か月に渡る2010年のJリーグが始動、鹿島アントラーズのV4に待ったをかけるチームが出てくれば面白いのですが…。12月の第34節で、優勝してJリーグ杯(銀皿)を掲げるチームは一体どこでしょうか?


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