Jリーグに大変ショッキングなニュースが流れました。浦和レッズは16日、ホルガー・オジェック監督の解任を発表しました。
オジェック監督は昨シーズンに浦和レッズの監督に就任し、Jリーグ初のAFCチャンピオンズリーグ制覇に導きました。Jリーグでは優勝寸前まで行きましたが終盤に大きく失速、最終節の敗北で2位に終わりました。
2008年はJ1王座奪還を目指していましたが、開幕戦の横浜Fマリノス戦に敗れると、15日の名古屋グランパス戦で0-2とまさかの連敗スタート。埼玉スタジアムに駆けつけたサポーターはブーイング、「オジェック辞めろ」の声もあったらしいです。
浦和レッズの藤口光紀社長は「きのう監督と選手の信頼関係が崩れていると感じた。現状を打開するには指導者を代えるのが一番いいと判断した」と説明。開幕2試合目での監督解任はJ1最短記録となります。後任には元横浜フリューゲルス監督で現在レッズのヘッドコーチを務めているゲルト・エンゲルス氏が就任します。
オジェックさん解任ですか…。選手の一部がオジェック監督の采配について、「こんなサッカーじゃ勝てない。攻撃の形ができていない」と批判的な考えを持つ人がいたそうです。昨シーズンはワシントンと起用法を巡っての対立があり、その結果ワシントンが退団してしまいました。あと、疲れのピークがMAXに達しているのに主力メンバーを使い続けることで控え組が不満を述べていたとか。開幕戦のコメントで「チームが機能するのに6週間かかる」と発言していましたが、サポーターやフロントは6週間も待てませんでした。
エンゲルス氏に変わることで、浦和レッズは強さを取り戻すことが出来るのか?選手やサポーターは、このままじゃ終わるわけにはいかないでしょう。かつて天皇杯を制した手腕ぶりで上昇気流に乗れたらいいですね。