日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

杉内俊哉VS佐藤由規は杉内の勝ち 

2008年03月14日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは13日、神宮球場で東京ヤクルトスワローズと対戦。今回の先発は、開幕投手を務めることになった杉内俊哉投手。オープン戦最後の登板を好投で締めくくりたいところ。対するヤクルトの先発は、ルーキーの佐藤由規投手。結果次第では2軍降格が決まる運命の登板です。果たして2人の投げ合いの行方は?

初回、杉内と由規はともに相手打線を3者凡退に抑え、どちらも上々の立ち上がりを見せます。由規は2回、2死から四球とヒットでピンチを迎えましたが、井手正太郎を空振り三振に仕留め、ピンチを凌ぎました。その裏、杉内はヤクルトの4番・リグスに四球を与えますが、ガイエルを3塁ゴロ、宮本慎也を3塁ゴロ併殺打に打ち取りました。
どちらも無失点と互角の投げ合いは3回に動きます。3回表、由規は味方のエラーとヒットでピンチを迎えると、多村仁の遊撃ゴロの間に先制されます。続く松中信彦にレフト前タイムリーを浴びて更に1失点。この回2失点を喫してしまいます。対する杉内は、ヤクルト打線を3者凡退に打ち取りました。
4回、由規は松田宣浩に2塁打を浴びると、3連続四球&押し出しで1点を失います。なおも満塁のピンチで多村と松中の連続タイムリーを浴びてしまい、この回4失点。結局由規は4回6失点で降板となりました。一方の杉内は、田中浩康の内野安打で久々に出塁を許すと、リグスには2打席連続四球で2死1,2塁のピンチを迎えましたが、ガイエルを三振に仕留めてピンチ脱出。5回は3者凡退に抑えた杉内、無失点で開幕に弾みをつけました。
さて試合のほうは5回、ソフトバンクは松田と途中出場の江川智晃の連続ヒットでチャンスを作ると、この日スタメンマスクを被った山崎勝己がライトへのタイムリー2塁打で2点追加。5回終了時点で8-0とヤクルトを大きく突き放します。杉内の後を任された2番手の森福允彦は、2イニング連続で三者凡退に抑える見事な好投ぶりを見せました。
そして8回、ソフトバンクは2死から松中がヤクルト4番手・丸山貴史のスライダーを捉え、右中間スタンドへ飛び込むソロ本塁打で1点追加しました。松中はこれでオープン戦4本目!9回、4番手の三瀬幸司がヤクルトに3連打を浴びて無死満塁のピンチを迎えます。しかし、後続を1塁ファウルフライ、レフトフライ、3塁ライナーに打ち取って試合終了。最後は危ない場面がありましたが、終わってみれば9-0の完封勝利でした。

オープン戦 2008/03/13(木)
ヤクルト-ソフトバンク (神宮、13:00、3895人)
YS 002 420 010  9
SH 000 000 000  0
【投手】
(ソ)杉内、森福、柳瀬、三瀬-山崎、的山
(ヤ)由規、萩原、吉川、丸山、押本-米野
【責任投手】
(勝)杉内3試合2勝
(敗)由規2試合2敗
【本塁打】
(ソ)松中4号ソロ(8回、丸山)

今回の試合は打線が爆発、14安打で9得点を叩き出してヤクルトに完勝しました!松中、松田、江川がそれぞれ3安打猛打賞!松田と江川は3打席連続ヒットでしたが、松中は3打点の活躍&2試合連続ホームランを放ちました。
先発の杉内は5回まで打者17人に対し74球、被安打1・奪三振3・2四死球の好投でした。3人で攻撃終了したイニングが4度もありました。この勢いなら開幕戦も期待できそうです!投手陣はヤクルト打線を8回までヒット1本の散発に抑える見事な投手リレー!森福は3奪三振のパーフェクトピッチング、柳瀬は味方の2エラーがありましたが無安打ピッチング、三瀬は3連打を浴びましたが無失点に抑えました。ちなみに今回登板した投手陣の防御率は全員0.00点!すっげ。
一方、1軍残留をかけた登板で結果を残すことが出来なかったヤクルトの佐藤由規は、5つの三振を奪いましたが、被安打6・4四死球・6失点、防御率13.50の成績に終わり、試合後2軍落ちが決定してしまいました。2試合で11失点を喫したのは非常に痛いですね。2軍で充分な結果を残して、1軍に戻ってきて欲しいと思います。由規さん、今後も頑張ってくださいね。いつかまたソフトバンク戦で会いましょう。
これで連勝を飾ったソフトバンクは14日、千葉マリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズと対戦。雨の予報が出ていますが、降るのは夕方以降なので試合中は降らないと思います。どうなるのかねぇ?


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コメント (2)
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