Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

練りきり試作。

2006-11-12 00:14:56 | 料理
昨日でちょうど渡米2ヶ月が経ちました。

昨日は英会話定休日ですので、先週から始まった水2本買出しを敢行。
ダンナさんと一緒に朝出かけて水安売り店で1本、そのあと夕食買出しのためRalphsへ。
前回よりは重さ負担が堪えなくなってきました。やはり慣れですね。来年の夏には相当な荷物持ちが出来るようになっているかもしれませんね。

昨日は土曜に訪問するPさん宅への持参品と来週のサンクスギビングパーティへの出品お菓子の試作。
今回は「練りきり」に挑戦です。
やはり見た目の最高峰としての和菓子は上生菓子だと思います。形も自由に表現できるし、見た目も分かりやすい。材料もシンプルでしかもベシタリアン対応可。これまでの経験からすると、これがうまくできれば外国人にはウケはいいと思います。

私は生まれが京都なので、練切りや他の和菓子もよく見て育ってきているですが、あまり和菓子が好きではなく子供の頃は餡が苦手で食べませんでした。練りきりも味的にはあまり好きではなかったのですが、ここに来て和菓子を見直す結果となりました。
外国のお菓子とは根本的に味や見た目が違っており、材料と作り方も独特ですね。アメリカの大きさ重視とは違って、見た目の形や色使いが繊細なので外国人には特に美しく感じるのだろうと思います。
脂は乳製品を使っていないので、ベジ仕様になるのは和菓子の大きな利点であると思いました。
今までベジのことは考えたことなかったのですが、ここに来て、相手がベジタリアンである場合を想定して常にメニューを考えなければならないので、卵を多用する洋菓子は難しくなりますね。

今月からの怒涛のパーティ月間のこともありますので、ここで餡の大量製作をしておくことにしました。
450gの乾燥豆を赤餡、白餡へしておくことに。約1Kgずつ餡ができました。
午前中は買い物と餡作りで終了。
途中、アパートの検査とかで検査員の黒人巨大な女性と管理人がどかどか踏み込んできて部屋を見て周りました。一応二日前に予告張り紙がしてあったのですが、内容が理解できてなかったので一人でちょっと不安でしたが、この際なのでしっかり洗面所の配管漏れを直してもらうように直訴。
来週チェックするとのことでした。まあ、あまり信用できませんが。。。

餡ができたので、求肥の製作。白玉粉を先日買ってありますので、電子レンジを使って作ってみました。
加熱の加減が良く分からないので、求肥から練りきりを作ってみたのですが、ちょっと柔らかい。もう一度加熱してみたものの、加熱しすぎを敬遠したためやはり今回の練りきりは柔らかくて加工がしにくかったです。
まあ、最初で試作でもあるので、これで形を作ってみることに。朝の買出しで着色料を買ってきたので染めてみて成型。まあ、粘土細工のようにコテコテやっていくつか作ってみました。Pさん用にいくつかうまくできたものを持参品にできそうです。

問題は日持ちなのですが、完成品を冷凍できるとのネットの情報から試験してみることにしました。うまく解凍できるようであれば、ギビングパーティ用にこの休日を利用して作っておけるかもしれません。パーティ用は数が必要ですので成型の時間がかかるし、持って行くにも冷凍状態でクラスまで運べると形が崩れにくいので助かります。
実験がうまくいくといいのですが。。。

昨日の献立は、ラムのソテークランベリーソース、シーフードマカロニチャウダー、豆腐のカルパッチョ風でした。
ラムはアメリカ産で初挑戦。日本ではニュージーランド産が基本ですが、こちらでは国産しか見かけませんね。有機卵はなぜかニュージーランド産が多いのですが。。。値段は意外に高く、ラムラックなどは日本より高いのでとても口には入りません。今回は手ごろな値段の腕部分の輪切りを購入。ソースはクランベリー缶を使ってみました。クランベリー缶はサンクスギビングデーの七面鶏料理用のソース材料なので、現在大安売り実施中でした。日本では結構高いのですが、450g缶で1ドル以下で買えます。
ラムはクセと臭みがあるので、こういう果物を使った甘めの濃いソースをかけてみて食べるのがおいしく食べる方法です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。