Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

トンプソン・コーヒーケーキ。

2011-04-14 08:17:36 | 料理
本日の朝食実習は、コーヒーケーキ。
"Bite"のレシピから全粒粉を使ったチェリーのコーヒーケーキをアレンジして、トンプソン種のブドウを使って作ってみました。

トンプソン種はシードレスの白ブドウで、皮付きのまま食べられるぶどう。
アメリカではこの種のブドウが年中売られていて、よく食べていました。
種もなく皮のまま食べられるので、水洗いするだけ口に掘り込めるおやつ感覚のくだものです。
日本では、年中手に入るというものではないですが、これからブドウの季節になるためシードレスのブドウが手に入りやすくなってきます。

そのまま食べられるところを利用して、チェリー代わりに使えないかと画策。
今回のコーヒーケーキを作ってみることになりました。

<材料>(15cm角1台分)
バター    30g
砂糖     大さじ4
全粒薄力粉  140g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩      ひとつまみ
ヨーグルト  50cc
牛乳     50cc
卵      1個 
シードレスぶどう (中)20粒
シナモン(粉)   小さじ1/2


ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加えて、泡だて器で白っぽくふんわりするまでよく泡立てます。
砂糖は"Bite"のレシピの半量、バターも規定より減らしたライト仕様にしています。

クリーム状にしたバターに小麦粉の半量を加えてそぼろ状になるまで混ぜ合わせます。

そぼろ状の小麦粉混合物の半量を器に取りおき、シナモンを加えて混ぜ合わせておきます。
こちらは最後に振り掛けるストロイゼル用。
このレシピでは、ストロイゼルと生地を同時に作れるので、便利です。

残りのそぼろ状の小麦粉にベーキングパウダー、塩を加えて混ぜ合わせます。

さらに、ヨーグルト、牛乳、卵を加えて混ぜ合わせます。
"Bite"では、水分としては、牛乳と卵だけですが、膨張剤の起爆剤として牛乳の半量をヨーグルトに置換しました。

残りの小麦粉を加えてゴムベラで全体をサックリと混ぜます。

ブドウは水洗いし、房から一粒ずつにばらしておきます。

生地に加えて大きく混ぜ合わせて生地完成。
コーヒーケーキにしては、今回は少し生地が緩めです。

セルクルの角型にオーブンペーパーを敷きこみ、生地を流し込みます。
ゴムベラで生地を型全体に広げておきます。

取り置いたそぼろ状の小麦粉混合物を生地の上から均等に振り掛けます。

170度に予熱したオーブンにいれて20分間焼きました。

焼き上がりを竹串でチェックして、型のまま10分ほど荒熱をとり、型をはずして網の上で完全冷ましてから四角に切って完成。

この種のケーキ類は焼きたてより冷めてからの方が味がよく、本来の味がわかるのも冷めてからということがよく分かってきました。

焼きたてももちろん柔らかくふんわりしていておいしいのですが、味はやや寝ぼけ気味。生地の味が悪いのではなく、風味や甘みが引き立つのは冷めてからです。
食感も焼きたてより冷めてからの方がややしっかりしてくるので、食べ応えがでてきます。

朝食用となると、焼きたてを食べることが多くなるのですが、仕事から帰ってきてからリフトオーバーのケーキを食べると意外においしいことがほとんどです。
ベーキングパウダーで焼きこんでも、ヨーグルトなどの影響で冷めても固くならないので、本来は前夜に焼いておくのがベストなのかも。

本題に戻って。。。
今回のケーキの味は、少し柔らかめの仕上がりですが、少し酸味のある味。
チェリーを使うより甘みが少ないですが、色がにじまないので、見た目は良好。
ストロイゼルのカリカリ感がよく、別作りになると省きがちなのですが、同時製作なので、きっちり作りやすい。やはりストロイゼルがしっかり載っていると見た目だけでなく、味や食感にアクセントが出て必須ですね。
レーズンとはまた違う生のぶどうの食感と酸味とジューシーさがリッチなコーヒーケーキでした。

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