Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

チェリー・コーンミール・アップサイドダウンケーキ。

2011-06-24 08:21:42 | 料理
本日の朝食実習は、Up-sidedownケーキ。
このケーキはアメリカの家庭で最もよく作られるケーキの1つ。
旬の果物を型底に並べ、バターケーキ生地を載せてオーブンで焼き、ひっくり返して盛り付けるシンプルなケーキ。
よく使われる果物は、チェリーやベリー、桃、りんごなど。日本のレシピで一度バナナを見かけたことがありますが、アメリカのレシピではバナナはみたことがないですね。
果物の色がはっきりしているものの方が、見栄えもよいのか、チェリーやブルーベリーのレシピが特に多いように思います。
今回は、アメリカンチェリーを使って作ってみました。

これもあまり日本では紹介されないケーキなのですが、簡単に作れてバリエーションも利くので意外と便利なケーキ。
ただ見栄えは少々悪くなってしまうので、持参菓子には向かないかもしれませんね。
おやつやティーケーキ、ホットケーキ感覚で朝食にはいいかも。

定番のケーキだけあって、レシピもいろいろあるのですが、今回は、"Bon Apetit"のレシピを参考に作ってみることに。

<材料>(15cm径1台分)
アメリカンチェリー 15~20粒
強力粉       35g
薄力粉       35g
コーンミール(グリッツ) 大さじ2
ベーキングパウダー 小さじ2/3
塩         小さじ1/6
バター       25g
砂糖        大さじ3
卵         1個
ヨーグルト     大さじ2
牛乳        大さじ2


器に強力粉、薄力粉、コーンミール、ベーキングパウダー、塩を加えて混ぜ合わせておきます。
今回は、コーンミールが入るのが特徴。

ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖大さじ2を加え、クリーム状に白っぽくふんわりとするまでよく泡立てます。

そこへ卵黄を加え、よく混ぜ合わせます。

卵白は、別ボウルに入れて、砂糖大さじ1を加えて、ツノがたつまで泡立てます。

先に混ぜ合わせた粉類を半量加えて軽く混ぜ合わせます。

さらにヨーグルトを加えて粉気がほぼなくなるまで混ぜ合わせます。

残りの粉混合物と牛乳を加え、全体に粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。

泡立てた卵白をひとすくい加え、全体になじませてから、残りの卵白を数回に分けて加えて大きく混ぜ合わせ生地完成。

アメリカンチェリーは種を抜き、半分に切っておきます。

耐オーブン用フライパンに油を塗って、加熱し、チェリーを加えてチェリーがしんなりとするまで数分加熱し、火から下ろしておきます。

チェリーの入ったフライパンに生地を流し込み、170度に予熱したオーブンに入れて、15分間焼きました。

焼きがったら、フライパンと生地の間にスプーンの柄や包丁を差しこんで、生地と型を切り離します。

フライパンの上に大皿をかぶせて、フライパンごとひっくりかえして完成。

大型ホットケーキのような生地に赤黒いチェリーが散らばり、ちょっとグロテスクな形相ながら、コーンの甘い風味が食欲をそそる一品。

味の方は、コーンミールのおかげでふんわりと軽く、チェリーの甘酸っぱさが程よくおいしい。
まさに初夏の味が堪能できるケーキですね。

ベリー類もおいしいですが、アップサイドダウンケーキの中では、チェリーで作るものが一番おいしいと思います。コーンミールを入れるのはよいアイデアですね。

もう少しするとブドウやプラムも出てくるので、このケーキが最も華やぐ季節になりそうです。

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