Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ロウクワット・ポーク。

2009-06-12 16:57:33 | 料理
久々のモニター当選。
今回はハウス食品のGabanのハーブ4種類のモニターです。
Gabanは我が家でもよく使うハーブ類で、今持っていないものばかりだったので応募してみました。

ハーブの種類は"タラゴン"、"タイム"、"セージ"、"ピンクペッパー"の4種類。ピンクペッパーは以前から一度使ってみたかったのですが結構高価なので、これが無料で手に入るというのが今回のモニター応募の一番理由。
梱包は何故かGaban特製ナイロン巾着袋に入っていました。巾着の中はごちゃごちゃに入っていましたが。。。丁寧なんだかどうか。。。

当たってみると、レシピを4つ数週間に仕上げなければならにため、結構ハードな宿題になりました。急に4つもハーブが増えたのでスパイスラックが一杯です。そろそろ調味料棚を別製作する必要が出てきましたね。まだ調理機器も増強したものもありますし、コンロの横の狭い空きスペースに棚を1個作らねば。。。

ともあれ先ずは1品目。今回は"タラゴン"を使った"ロウクワット・ポーク"。
名前は自分でつけたにもかかわらず、よく分からない横文字ですが、直訳すると"ビワと豚肉のタラゴン風味煮込み"といったところでしょうか。枇杷は英語で"ロウクワット"というらしい。

当初はプラムで豚肉を煮るオーソドックな手法で攻めようと思っていたのですが、ビワが格安で手に入ったのでこれを使ってみることにしました。
ビワはコンポートやジャムにするレシピが多いので、煮込みには合うはず。ビワ自身は風味も味も弱いのでタラゴンの甘い風味を効かせ、ビワの色を生かした一品にしてみました。

先ずは豚肉の漬け込みから。
前日の夜に豚モモの角切り肉に塩、タラゴンをまぶし、ビニール袋に入れて一晩塩漬けにしておきます。
今回はローフード食の影響で身の回りに果物が豊富。パイナップルが手元にあったので少量の角切りパインを加えて漬け込みました。ちょっとは肉が柔らかくなるかも。

次の日、圧力鍋に漬け込んだ肉を汁ごと鍋に入れ、塩、梅酒を加えて加熱スタート。圧がかかってから5分間加熱し、鍋を火から下ろして自然冷却。圧力が下がるのを待ちます。

その間に、ビワの準備。びわを軽く洗って皮をむき、半割にして種を取り出します。ビワは種が大きいので廃棄率が高いのが難点ですね。バナナと同じくらいの廃棄率らしいのですが、1個が小さく食べるところが少ないのと単価が高いのでなかなか手の出ない果物です。

切ると変色しやすいので、レモン汁を振りかけておきました。

鍋の圧力が下がり、豚肉が柔らかく仕上がっていれば、蓋を取って再度加熱。
準備したビワをレモン汁ごと入れ、再度風味付けにタラゴンを加えて煮汁を煮詰めます。あまりかき混ぜないのがポイント。ビワは柔らかいので形を崩さないようにします。

煮汁が半分以下になり、ソースとして残るくらいの量にし、最後に塩で調味して完成。
圧力鍋を使ったので30分とかからずに煮込みができました。

一晩肉を漬け込んでおいたので、脂肪分の少ないモモ肉でしたが柔らかくしあがっており、ほどよい甘酢っぱさでさっぱりとした味。
酢で煮込むより、味がまろやかでビワのほのかな風味とタラゴンの甘い香りがするちょっと上品な一品になりました。

まだスパイスは3種類。大体各種スパイスで何を作るか決めましたので順番に作って試食してみたいと思います。

この日の献立はタラゴンポーク、マグロのカルパッチョ風サラダ、グリーンピースのポタージュ、トマトの豆腐チーズグラタン風でした。
スープはVita-mixで作りました。超滑らかで、相変わらず出汁いらずで濃厚。素晴らしい。

この料理を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ロウクワット・ポーク。 by PCWP

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コメント (2)
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