Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ポットラック仕込み。

2008-03-07 16:11:48 | 料理
日曜から渡米のため、荷物のパッキングを始めました。
行き先は去年住んでいた場所なので、何がどこに売っているのかほとんど把握しているので、荷物は着替えだけ。でもいつもと違うのは行きの荷物からお土産が入っていることです。

いつもは帰りの荷物の半分がお土産になっていましたが、今回は行きからその状態。自分の荷物だけなら実家に帰るのと同じくらいの肩掛けバックひとつでいけるくらいですが、お土産の輸送を考えて機内に預けられるハード系のカバンで行くことになりました。

さらにお土産だけでなく、今回は滞在中にポットラックがあることがL先生からのメールで判明。以前通っていたクッキングクラスの催しのひとつで来週の水曜日にあるらしい。参加するとなると、お決まりの一品持参となります。
滞在はもちろんホテルなのですが、電子レンジや冷蔵庫もないため調理はほとんど不可能。前日にクッキングクラスがあるためそのときに調理場を貸してもらうか、ポットラックが始まる前に借りるか。。。

イチゴ大福や巻き寿司程度なら材料を日本から一部持参して電子レンジだけで出来ないわけではないですが、時間的に余裕があるかやや心配。材料で荷物も増やしたくないし、あまりあちらでばたばたしたくないのであちらで作るのは最終手段したいところ。

購入するという手もあるのですが、ポットラックの場合、購入品はやや反則で会話が弾まないし、ウケが悪いので避けたいところです。

いろいろ考えた結果、日本で日持ちするもの作って持参ということに。本当は和菓子がよかったのですが、日持ちがせず、形がくずれやすいものが多いので、今回はビスコッティにしました。これなら形もしっかりしているし、ジップロック袋に入れて常温で2週間保存可能です。

以前作ったオレンジビスコッティのレシピを使いました。今回はマーマレードの代わりにレーズンとナッツを入れたものを製作。

ボウルに卵と砂糖を加え、混ぜ合わせます。オレンジマーマレードを加える代わりに八朔の皮を摩り下ろして加えて混ぜ合わせます。

そこへふるった小麦粉、塩、ベーキングソーダ、ベーキングパウダーを加えへらでさっくり混ぜます。

レーズンとナッツは粗く刻み、生地に混ぜ込みます。

天板の上に生地を乗せ、なまこ型にナイフで成型をして170度に予熱したオーブンで10分間焼きます。外側がこんがり焼ければO.k.で中はまだ半生で大丈夫です。

荒熱を取ってから1.2cm幅に切り、切り口を上に向けて再度天板に並べて、160度のオーブンで10分間焼きます。途中で表裏をひっくり返して表面を乾かすような感じにします。少し柔らかいめでオーブンから取り出し、網の上で冷却。

冷めるとさらに硬くなってくるので、好みの硬さになったら袋に入れて完成です。そのまま出しておくとどんどん硬くなって歯が折れるくらいになりますのでご注意を。

当日は何人くらい来るのかまったくわからないため、別バージョンでもう一度つくりました。盛り付けも二色合った方が華やかですし。。。。

もうひとつはベースはココア生地にしてレーズンとココナツを加えました。
作り方は同じで、粉の一部をココアにしてココナツを卵液に加えました。

焼きあがったものをジップ付きの袋に入れて完成。機内預け用のかばんに入れました。当日はヨーグルトかアイスを沿えて出せば見栄えもウケも悪くはないでしょう。

まさか日本からポットラックの準備をするとは。。。。お土産の大半が和菓子なのでかばんの中身がさらにお菓子だらけになりました。さて当日はどうなることやら。
コメント
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