Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

野菜見聞録。

2006-07-26 13:43:42 | 料理
今日は久しぶりに天気予報に晴れマークがついていました。
やっとまともに洗濯できるかと喜んでいると、夕立注意とのこと。
今日はシーツを洗うのを断念しました。

今日は御用達自然食品店の野菜特売日なので、参戦してみるとこのところの天候のせいか野菜の種類が少なかったです。
さらにキャベツなどはひどい有様でした。
上皮はめくられていて、汚れている部分や腐っている部分をそぎ落としてありましたが、穴あき状態でだいぶ見た目不良。今まで見た中では最悪の状態でしたね。
「それでも売るか」「無いよりマシか」ってところです。

有機野菜は天候に左右されやすいため、すぐに品薄になったり欠品が多いのですが、今年は春前からほとんど品薄状態が続いています。

ちまたスーパーで当然ピカピカの野菜が豊富に並んでしました。
この格差は見慣れているのですが、自然食品店のひどいキャベツを見るとやはり考えさせられますね。

天候不良でも虫食いもなく、形もよく、つやつや、ピカピカ。。。。
理論的には産地をあちこちに持っているので、天候にかかわらず安定供給できる体制になっているようですが、ほぼ全国的に梅雨末期の大雨にたたられていると思うのでかなり天候の影響を受けているはずです。

価格は上昇していると、昨日の報道では言っていましたが、内容もひどくなっているのはないでしょうか。
つまり農薬使用量がそうとう増えていることでしょう。
青々したキャベツを見るとかえって大丈夫かな?とちょっと疑問に思ったりしてしまいます。

有機野菜を買っていると、そういった本当の野菜の現状を知ることができますね。
旬がわかるのは言うまでもありませんが、天候による本来の野菜の生育状況をニュースではなく、手にとって見るというのは感じ方に雲泥の差があるように思います。

スーパーで買っていると値段以外は何も気にならないと思いますが、野菜的にはかなり質が違っていると思った方がいいでしょう。
ナスなどは普段でも農薬使用量が多い野菜ですので、今時のピカピカナスは恐ろしい品物ですね。実態を知ると食べられなくなるかも。

食べたからと言ってすぐにどうかなる訳ではないのですが、我が家では買うことはありません。有機野菜が安心とも言えるわけではないことも知っていますが、リスク回避の観点から有機野菜を選んでしまいますね。

私達の生活の中では知らない世界がまだまだたくさんあるようです。
知ってしまうとかえって生活しずらくなりることが多いですね。
それでも「知る」ということはとても大事なことで、日々研鑽していかなければならないと思います。

ちまたスーパーで安売りピカピカナスを多くの主婦が買っているのを見ると、
「知らない方が幸せ」ということを感じる今日のお買い物でした。


昨日の献立は、まぐろのカツレツ、ラタトィユスープ、ジャガイモときのこのチーズ焼、豆腐サラダでした。
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